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カテゴリ:├コーチング・承認
「コーチングスキル・承認」の2回目は「タイプ別承認法」です。
間があいてしまったので、前回の復習から! ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪ 承認することの大切さ 人はだれでも、「認めてほしい」と思っています。それは本能のようなもので、承認されることによって、居場所を与えられ、安心感を得られるからです。 特に、お子さんにとって、認められたい、という欲求は大きいです。 「この人は、自分を認めてくれているか」 「自分のことを思ってくれているか」 「自分のほうを向いていてくれるか」 ということを、敏感に察知します。 コーチングによって、そのことをさらに実感した私は、 レッスンでも、生徒さんひとりひとりの「いいところ」を見つけて、それを承認して、伸ばしてあげる言葉掛けを心がけるようにしました。 いままで、私たち世代が受けてきたレッスンは、「できていないところを見つけて指摘する」 レッスンが多かったように思います。 もちろん、適切なフィードバックは成長にはかかせませんし、そのことによって、強くなり、高い所に行けることも、確かです。 でも、私が教えているのは、ピアノを楽しみたい、普通の子たちです。 多くの先生方の生徒さんも、そうだと思います。 できていないところに目くじらを立てるより、心を通わせて、楽しみながら成長させてあげたいと思いませんか? 承認は、生徒さんとの信頼関係を作ります。 信頼関係のできた生徒さんなら、そのあと、厳しいフィードバックでも、受けてくれると思うのです。 ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪ さて、今日の本題は「タイプ別承認法」です。 コミュニケーションのタイプ分けについては、以前に書きました。 コチラをごらんください。 コントローラーに対する承認のコツ コントローラーは「自分で判断して物事を進めていきたい」という欲求があります。また「できて当たり前」という気持ちを持っていることも。 ですので、手当たりしだい褒めるのは逆効果。 本当に頑張って成果を出したとき、シンプルに結果を褒めましょう。 また、その人が周りに与えた影響を褒めるのも効果的です。 ×大げさに褒める ×なんでもかんでも褒める ○本当に成果を出したとき、シンプルにほめる「すごいね」「さすがだね」 ○周りに与えた影響を褒める「○○ちゃんが教室に来てから、みんなのやる気がアップしたみたい」「誰それのお母さんが、○○ちゃんってすごいねって言ってたよ」 プロモーターに対する承認のコツ プロモーターは目立ちたがり屋で、褒められるのは何でも大歓迎。逆に否定的なことを言われたり、褒め言葉が足りないとしおれます。 ×ああ、そうなの~(無関心) ×でもそれって、本当にできるのかなぁ?(否定) ○「すごい! さすが!」 ○「これをやらせたら、もう○○ちゃんしかしないね!」 サポーターに対する承認のコツ サポーターは周りから認められたいタイプ 自分が貢献したことに対しての承認がないと、やる気がダウン↓ 経過をフォローし、なおかつ結果も認めることが大事です。 ×「あとは自分でやって」丸投げ ×貢献に関するねぎらいの言葉がない ×他の人の言葉はほめて、自分だけ認められない ○「いつも助かるわ」 ○「そのやり方でいいよ思うよ」 ○「○○ちゃんの話、とても役に立ったよ。ありがとう」 アナライザーに対する承認のコツ 情報分析が好きで、計画を立ててコツコツやっていく、マイペースなアナライザー。 ざっくりとした褒め方をされても、ピンときません。 また、褒められてうれしくても顔に出ないことが多いのも特徴。 あとでじわじわ喜びをかみしめているのかも… ×がんばったね ×すごいね ○「何ページめのどこそこが、先週より50%もよくなってるよ」 ○「最初に立てた○○という目標を、全部達成できたね。次も期待してるよ」 ご自分のことを、振り返ってみてください。 どんな承認をされるとうれしいですか? 逆に、それでタイプが見えてくるかもしれません。 では、ここで質問です。 今までもらって一番うれしかった承認の言葉はなんですか? 今月、誰にどんな承認の言葉をかけてあげますか? その人にあった承認の言葉は、最高のプレゼントになると思いませんか? 次回は、「やる気に火をつける承認言葉集」です。 お楽しみに! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.12.10 11:40:20
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