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カテゴリ:├コーチング・優位感覚
先日は、タイプ分けについて取り上げたので、今日は優位感覚についてです。 優位感覚についてはコチラ 優位感覚とは、その人がもっとも、物事を取り入れやすい感覚のこと。 私はこれを、その人が持つ「宝物」だと思っています。 優位感覚は4つに分かれます。 目から取り入れる人 耳から取り入れる人 思考や言葉を通じて取り入れる人 体で取り入れる人 人は誰でも自然に五感を使っているので、目だけ、耳だけ……ということはありませんが、 その中でも、その人が最も使いやすく、優れている感覚を、優位感覚と言います。 これを知っていると、人と接していても面白いんですよ~ 目が強い人は、テレビのチャンネルをころころ変えます。 耳が強い人は、話を聞くとき人の目を見ないことが多く、「この人、ちゃんと話聞いてるの?」と思いますが、耳の人は、ほかのことをしていたり、ほかのものを見ていても、ちゃんと耳だけ「向いている」ことが多いです。 思考や言葉で取り入れる人は、何かを考えていることが多いので、ときどきフリーズしてます。 体で取り入れる人は、何かを考えるとき、部屋をぐるぐる回ったり、体の一部をとんとん動かしたりします。 ピアノのレッスンでももちろん取り入れていますが、注目すべきは、優位感覚を知っておくと、家族間(仕事でも)のトラブルが減ることです。 たとえば、体の人は、考えるときウロウロしますが、これを目を使う人の前でやると、「気が散るからやめて!」ということになります。お互いが知識としてこれを知っておけば、目を使う人は、「この子が体で覚えるタイプだから、いま何か考えてるんだな」とわかるし、体を使う人は、「この人の前でウロウロすると嫌がられるからほかの部屋でやろう」と思うでしょう。 目を使う人は、テレビのチャンネルをころころまわしますが、思考や言葉を使う人は、一つのことに集中したいので、チャンネルを変えられるとイライラします。お互いのタイプを知っていれば、イライラも減りますね。 優位感覚は、簡単なテストでわかるので、教室の生徒さんで希望される方には、タイプ分け同様、無料でテスト、分析、接し方のアドバイスシートを作成しています。 先日も、ご入会された方にアドバイスシートを差し上げたのですが、 「自分が気に障る子どもの行動の理由がわかって、なんだかすっきりしました!」と喜びの言葉をいただきました 今後ブログでも、タイプ分けと優位感覚について、さらに詳しく連載していきたいと思います。(今も記事はありますが、数年前のものなので、今はもっと研究が進んでいますし、ネタも増えたので!) 今日の1曲(第七回) 「ピアノを習っているお子さんに聞かせたい★クラシック曲のリスト」より リムスキーコルサコフ・シェヘラザード第二楽章(前半) 千夜一夜物語で有名な「シェヘラザード」をモチーフにした交響曲です。 ロマンチックです! 今回ご紹介するのは、全部で4楽章あるうちの、第2楽章です。第2楽章は、バイオリンとファゴットが奏でる始まり方が好きです。静かで心が落ち着きます(だんだん激しくなっていきますが)。 激しい部分はコチラ(第2楽章後半) ファゴットで思い出しました。 今月は毎週のように、受験生の次男にくっついて、高校の文化祭へ行ってます。 そのたびに吹奏楽部の演奏を聴いてます。 ある学校では先生も生徒に混ざってファゴットを楽しそうに吹いていました。 全員でかわいい三角帽をかぶってノリノリで演奏していたのですが、先生が乗りすぎて、途中で三角帽が取れて、ファゴットのちょろんとでてる棒(クルークというらしい)に引っかかって、最後までそこに引っかかったまま…… 先生も吹きづらそうだったし、こちらもはらはらしちゃいました。 シェヘラザードといえば、 第3楽章「若い王子と王女」が一番有名ですよね。 (平原綾香のアルバム「マイクラシックス」の中にも、シェヘラザードをモチーフにした曲があります。ほかにも亡き王女のためのパヴァーヌ(ラヴェル)、仮面舞踏会(ハチャトゥリアン)、新世界(ドヴォルザーク)などの名曲がたくさん。是非聞いてみてね) 余談ですが、昔「若い王子と王女」が好きで、携帯にDLして、目覚まし音に使ったことがありました。好きな曲で目覚めるのもいいかなと思って。 でも、一時、この曲が嫌いになってしまったんです。 眠くて眠くてたまらない時に、延々と流れるから…… 以降、好きな曲は目覚ましに使わないことにしました。 皆さんもお気をつけて! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.10.07 11:52:42
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