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2021年03月11日
カテゴリ：福島近辺のこと
 あれから10年目の3月11日となりました。  その年の8月16日、私の父の故郷である南相馬市へ墓参に行ったのです。その父も今はもう、この世にはいません。月日が過ぎるのは早いものです。  大津波から5か月経っていましたが、私が子供の頃に海水浴をした右田浜には黄色のスニーカーが、まだ脱いだばかりのように転がっていました。この時、どうしてもカラーでは撮る気がしなくてモノクロで撮りました。黄色は私の脳裏に焼き付いていた色なのです。しかし、間違いなく黄色でした。  ヒマワリは原発事故で舞い降りた放射性物質を吸い取ってくれるという情報が伝わっており、浜通りも福島市も、至るところにヒマワリ畑が広がっていました。私の中で黄色は、東日本大震災の辛い思い出の色となったのです。 福島市ランキング  応援クリックして頂けますと嬉しいです！ 
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