ヤンゴン空港情報
4月22日の記事で、ヤンゴン空港の建設中のターミナルの写真を掲げ、「いつ終わるとも知れない工事中です。」と紹介しました。いつもお世話になっている、英語版Myanmar Times(10月9日発行)のウェブ版に関連記事が掲載されました。Airport expantion to be complete in early '07(英語の記事です。)これによると、来年のはじめごろには拡張工事が完成されるようですね。記事の中には、4つのボーディングブリッジやコンピューター化されたチェックインカウンターが新設されるということです。現在のヤンゴン空港は、1957年に立てられた建物が出発ターミナルとして現役で使われ、ボーディングブリッジは1台もありません。全て、バス搭乗です。しかも日本の中古バスで、車内には、日本で活躍していたときの車内広告やワンマンカーの押しボタンがばっちりついていて、妙に懐かしく思われる代物です。またチェックインカウンターは、シンガポール行きのシルクエアーのカウンターを除いて、コンピューターは導入されていなくて、搭乗券も預け入れ荷物につけられる札も、全て手書きです。ターミナルの新築工事と同時に、滑走路の延長も行われていて、2,455mから3,394mに延長されるということです。現在定期便で一番大きい飛行機は、バンコクから飛んでくるタイ国際航空TGのA300です。滑走路延長されると、もっと滑走距離の必要な、さらに大きな飛行機が飛んでくるのかもしれませんね。空港のインフラを整備することはとても大切ですが、ミャンマーと他の国の交流を深めるには、ミャンマーが、政治的・経済的な孤立をさけるよう、国の舵を取ることが求められると思います。