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学校で教えて欲しかった、こんな英文法!

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2011年05月09日
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カテゴリ:準動詞
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東日本大震災で被災された皆様へ


このたびの東日本大震災により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

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こんにちは、iaxs vancouver のオグリです。


本日の問題


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空所に入るのは to buy それとも buying ?


I considered ( ) a new car, but then decided to keep my old one.
(新車を購入することを考えたが、やっぱり今の車を維持することに決めた)













答:buying


詳しい解説についてはメルマガ “学校で教えて欲しかった、こんな英文法!” で
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メルマガでは現在「準動詞」を取り上げています。
*当ブログでは動名詞という表現を使わず「-ing形」と表現しています


今回のメルマガ問題 consider に to不定詞が続くと思った人もいるのではないでしょうか。どうして consider には「-ing形」が続くのか?


今回は動詞の後に続く「to不定詞」と「-ing形」の判別基準の原則を紹介します。


原則1:「to不定詞」は時間的に未来の行為・事柄を表わす。つまり「これからすること」を表わす。「-ing形」は時間的に中立か過去の行為・事柄を表わす。つまり「すでにしたこと」または「すでにしていること」を表わす。

*ここで言う時間的未来・過去というのは文の述語動詞が示す「時」より時間的に先のこと、時間的に前のことを指しています。


She promised to come to the party. (パーティーに来ると約束した) 

* to come は promised よりも後で起きる行為 [時間的に未来


She enjoys shopping. (ショッピングが好きです)

* shopping はすでに経験済みで「現在もしていること」 [時間的に中立


She admitted breaking the glass. (グラスを割ったことを白状した)

* breaking は「すでにしたこと」 [時間的に過去


原則1では述語動詞が示す「時」より時間的に先(未来)に起こる行為、または時間的に前(中立・過去)で起こる行為、つまり時間的側面から「to不定詞」「-ing形」を判別しましたが、


次の原則2では「to不定詞」「-ing形」を行為に到達するのか、しないのか、という側面から判別します。


その前に to不定詞の1つ重要なポイントを押さえておきましょう。そのポイントとは to不定詞の to は起源的には前置詞の to から発生したということ!


ところで、前置詞 to の本質的な意味をご存知ですか?


I go to school.

I went to Tokyo.


「学校に行く」「東京に行った」前置詞 to は方向だけでなく「到達」の意味を含くむことができるのです。つまり、上記の意味は「学校に到着する」「東京に到着した」という意味まで含んでいます。


この「到達」が to のキーワードなのです。


1) Did you get to the station on time? [前置詞 to]

2) Did you get to see the President? [to不定詞]


1)は「駅に向かい、そこに時間通りに到達しましたか?」という意味で、前置詞 to は「人がある場所に向かい、そこに到達する」というイメージ。


2)は「大統領に会えましたか?」という意味。前置詞 to の流れを持つ「to不定詞」も英語の世界では「人がある場所に向かい、そこに到達する」というイメージを持っています。


つまり行為を実際に行うまでの過程を「人がある行為に向かい、その行為に到達する」というイメージで表わすのです。


したがって、2)は「大統領に会うという行為に向かい、会うという行為に到達しましたか?」という意味になり、「駅に向かい、駅に到達しましたか?」と全く同じ発想なのです!


そして、この発想から to不定詞は「人が行為に到達する」という本質的な意味を持つようになったのです。


to不定詞が「人が行為に到達する」という発想なら、その対局にある -ing形 は「人が行為に到達しない」という発想になります。


この「人が行為に到達しない」というのを少しフレキシブルに解釈を広げると、「人が行為に到達するかどうかわからない」という意味にもなります。


原則2:to不定詞は「人が行為に到達する」という本質的な意味から「ある行為に向かう」つまり、行為の実現に積極的な含みを持つ動詞と結びつく。


その対局にある -ing形 は「人が行為に到達しない」という発想から「ある行為に向かわない」とか「人が行為に到達するかどうかわからない」つまり、行為の実現に消極的な含みを持つ動詞と結びつきます。


She decided to join the club. (そのクラブに加入することに決めた)

「決めた」⇒「加入する」


実際に何かをすることを決めたら、その行為に向かって到達しようとしますよね。だから、decided という動詞は「加入する」という行為の実現に積極的な含みを持っているのです。ここに未来指向の行為への到達という to不定詞のニュアンスがあるのです。


She always avoids using the elevator.  (いつもエレベータを使わないようにしている)

「避ける」⇒ ×「使う」


避けるわけだから「使う」という行為には向かいませんね。だから、avoid という動詞は「使う」という行為の実現に消極的な含みを持っているのです。「使う」という行為に到達しないので -ing形なのです。


She considered buying a new car. (新車を購入することを考えた)


「考えた」という行為は実際に「購入する」という行為に到達する(結びつく)でしょうか?


購入するかどうかを考える。つまり、ここではまだ「購入する」という行為に到達するかどうかはわかりませんね。考えるだけなら「購入する」か「購入しない」か を検討している行為です。このことから、consider は行為の実現に消極的な含みを持つ動詞と考えられます。


したがって、発話時において「購入する」という行為に到達するかどうか わからないので consider の後には「-ing形」が続くのです。


この2つの原則をもとに動詞の後に続く「to不定詞」と「-ing形」の判別基準を考えれば比較的容易に判別ができませんか? 


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最終更新日  2018年07月18日 02時12分02秒
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