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カテゴリ:労働トラブル ランダム・シリーズ
≪労働トラブル ランダム・シリーズ≫ 第62話
労働基準監督署を巧みに利用?! 新手の詐欺 社長の奥さん:すいません。 聞きたいことがあるんですけど… おせっかい親父:こんにちは。 どうしましたかな? 社長の奥さん:こんな、請求書をもらったんですけど… おせっかい親父:どれどれ… 見ると、解雇予告手当と早出残業代の請求書… 社長の奥さん:払わなければならないんですか? おせっかい親父:まず、解雇予告手当じゃが。 会社は、解雇したのかな? 社長の奥さん:マナブくんが、突然『辞めたい。』って言って来て、『早く失業手当をもらいたいから、離職票に「解雇」と書いて欲しい。』って言うんです。 それなら、と思って、離職票に「解雇」って書いて渡したんです。 おせっかい親父:……?? それじゃ、解雇じゃないんじゃないの? 社長の奥さん:びっくりして、隣の工場の社長に相談したら、『はめられたね。 うちの顧問の先生に聞いてみれば?』って言われたので、来ました。 それと、退職証明書を請求されたので、これにも「解雇」と書いて渡しました。 おせっかい親父:なんで、そういうことになったの? 社長の奥さん:マナブくんが、労働基準監督署に行って、『それなら退職証明書に「解雇」って書いてもらって、証拠にしたほうがいいね。』って言われたらしいんです。 携帯電話にそのときのやりとりを録音して、私に聞かせるんです。 おせっかい親父:労働基準監督署を、巧みに利用したって訳じゃな。 新手の詐欺って奴かも知れんな… 次に早出残業代じゃが。 以下、次回に続く! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.06.20 23:58:07
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