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カテゴリ:家庭学習
凌介が唯一残っていた宿題「伝記」の読書感想文が完了。
「宿題だから伝記の本がいる」とやいのやいのと言われて買ったのが7月の終わり。 本を選ぶのにも同行して、 「織田信長 戦国の風雲児/鈴木俊平 講談社火の鳥伝記文庫」を買う。 最近は、本屋に伝記があまり置いていないのにもびっくりしたが、凌介が「織田信長」を選んだのにさらにびっくり。 オヤジが歴史好きで、不人気な「平清盛」を毎週欠かさず見ている姿や、歴史うんちくを語るのにちょっとは影響されているのかもしれない。 オヤジとしてみれば、「野口英人」「二宮尊徳」「ヘレンケラー」「ガンジー」などの克服系や、「エジソン」「ニュートン」「ファーブル」などの発見・発明系、「シュリーマン」「植村直己」「コロンブス」などの冒険・探検系など一般的なところから伝記を読んで欲しいかった。 武将の話を子ども向けの伝記に描くのは難しい。この本も、近代人として世界の中の日本を新しい時代へ導く武将・信長がテーマのようだが、ちゃんと表現できているかといえば、甚だ難しい。 そういえばオヤジがガキの頃に、我が家には貧しいながらも『世界名作全集』『伝記全集』があったな。ほかに楽しみがない時代だったのか、全集が届くたびに読みあさってた記憶がある。 さてさて、凌介の感想文であるが・・・・・・ 「戦国時代にはいきたくないです。生まれたくないです。」 「49歳で殺されたのは、お寺(比叡山のことと思われる)を燃やしたバチが当たったのです。」 となる。 信長の人物評価は、 「強いし、頭がいいし、やさしいところがいいとこです。」 「意味のない人を殺すところが悪いとこです。」 ということで、作者(出版社)の意図した時代の魁としての信長は、凌介には見えなかったようだ。 久しぶりに本を1冊読み。本に親しんでくれただけでよしとするか。 まあ!80点をあげよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.08.27 15:54:33
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