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カテゴリ:一太郎
今日は面談日。
あの日以来、 「絶対面談行かない!話すことはない!先生にそう言っといて!その時間は私はPTAだから!」 と一太郎に言い続けてきた。 んなこと言ったって、ほんとに行かなかったら先生に迷惑がかかるわけで、行かないわけにはいかないじゃん。 面談日程もどうしようか悩んだけれど、誰かにかわってもらうのはやめた・・・ 一太郎のために誰かに何かをお願いしたり謝ったりするのは本当にもういやだ。 今までどんだけ恥をさらしてきたことか。 が、いくら息子がバカでも、うちの息子っていうのは世間に知れているから、せめて親は普通です、っていう姿勢を見せるために、それに地元で商売してるから、変な評判が立たないように、一生懸命学校にかかわってきたりしたんだけどね・・・ 結局すべての後始末をするのは私。 なんかバカバカしくなってきた。 ・・・面談は三時半から15分程度の予定。 運営委員会の前にある役員会(校長副校長と三役の会議)も三時半から。 こちらを、もう一人の書記さんに託して、面談が終わり次第役員会に向かうことにした。 私は今まで役員会も運営委員会も、一度も遅刻も欠席もしたことがないんだし・・・いいよね・・・ 自分の中では全然よくないけど・・・今回だけごめんなさい・・・で・・・ でも、一太郎にはぎりぎりまで「行かない。先生とじっくり話していらっしゃい。」と言い続けた。 ・・・がっ 一太郎は家に帰ってくると 「お母さん、面談の日、変えてもらったよ!」 なにをっ いったいなにを・・・ 「お母さんPTAがあって来れないからって言ったら、火曜日の5時だって♪」 ノォォ━━━━━(゚д゚;)━━━━━ッ!!!! おーまいがっ! あんた本気でばかなんじゃないのっ!! 希望調査を出さない息子に、欠席の予定を面談当日子どもに口頭で伝える母・・・ あああああ~(゚Д゚)~ 先生に伝えようにも、もう面談中の時間・・・ どうしようどうしようどうしようどうしよう・・・Σ(゜Д゜;≡;゜д゜) 言われた通り火曜日にするのがいいのだろうか・・・ ・・・しばらく考えたが、やはり今日行くことにした。 幸いなことに、面談は今日の最後の時間だったので、行ってみて先生のご都合が悪ければ火曜日に出直そう。 どっちにしろ学校には行くんだし。 一太郎にそう伝えると、「え?」と驚いた顔をした。 え?じゃねえよっ!! もし本当に変えるんだったら、まずプリントに書いてあるように他のお宅に相談するし、それでもだめなら先生に直接お電話するなりお手紙書くなりするから。 私があんたに口頭で伝えてなんて頼むわけないだろっつーの!! プルプル震えるコブシを抑え、表向き落ち着いて説教をして、「息子の出来が悪いのは私のせいではありません」ファッションに着替え、学校へ出かけた。 先生は、教室の前で待っている一太郎と私を見て驚いたけれど、事情を知って笑った。 「いや、僕もね、一太郎君がいつまでも出さないから、『面談やらなくていいかあ』って言ったんですよ。そしたら『いつでもいい』って言うのでね。こちらで決めさせていただいたんですよ。」 ・・・てめえ、いつでもいいなんて言ったのかよ・・・(´Д`) 一事が万事。 各教科の先生方からのコメントは、提出物が出ないということと授業中のおしゃべり(集中しない)ばかりだった。 そして、先生からは現在の内申点について具体的に話が。 さすがベテランの先生らしく、各高校の偏差値、テスト点数、内申点数の表を一太郎の現在と照らし合わせながら細かく説明してくださった。 今の調子だと、希望の高校に行くには入試テストでかなりのいい点を取らなくてはならない。 でも、それはたぶんムリ。 この現実がわかるかな。 どうして、努力のいらないことをやらないでわざわざ損をしてるのかな? 君は実力よりもはるかに低いレベルで満足していいのか? 自分が変わらないと、だれも助けられないんだよ。 先生はじっと一太郎を見つめて真剣に話してくれた。 やつはわかったんだかわからないんだか・・・ 面談が終わると、「ふう~(*´σー`)」とため息をつく一太郎に 「ため息をつきたいのは先生とお母さんだよっ」と言ってくださった。 役員会には遅刻したけれど、事情を知ってるメンバーは「うふふ♪どうだった♪」なんて笑って言ってくれた。 はい、働きます・・・(^_^;) 一太郎、みんなが気にしてくれるうちに変わるんだよ・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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