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テーマ:中学生ママの日記(17632)
カテゴリ:一太郎
朝一度登校する一太郎を待って家を出たのがもう九時近く。
しかも、大雪のため電車が遅れており、やっと乗ったもののノロノロ運転。 一面の雪でボーっと白くなった外の景色を見ながら、結果はどっちでもいいんだよね、なんて考えていた。 受かったらそりゃあ私だって嬉しいし、高校生男子の生活がどんなものか楽しみでもあるし、落ちたらやっぱりがっかりするだろうし、一太郎だってショックだろう。 ・・・どっちがいいかな。 「もし受かったら、まだ毎日コイツを見ながらイラッとしなくちゃなんないのかしら・・・だったらいっそのこと遠くへ行ってほしいわねえ・・・」というのが半分、「まだ15歳なのに、親元を離れてしかも海外だなんて、かわいそうすぎるんじゃじゃないかな。」というのが半分。 でも実は、かなり以前から一太郎をどこか遠くへ行かせたかった。 まあ、見てるとイラッとするというのもあるけれど、それ以上に「何か病名がつくかもしれない」と思ったほどの彼の自由な行動は、私や他の大人たちがそばで色々文句を言って型にはめるよりも、どこかでノビノビさせた方が才能が開花するんじゃないかと思ったし、そうすれば私も「一太郎の良いところをつぶしてるのは私かも」という思いから少しは解放されるかもしれないと思ったから。 もし落ちたら、その夢が叶うんじゃん。 とうちゃんと私は必死で働かなくてはならないだろうけど、家族中が一太郎にイラッとして争いが起きたり怒鳴りあいになったりすることに比べれば、そんなこと、な~んてことないね ということで、ま、落ちたら落ちたで、一太郎は私に新しい世界を見せてくれることになるわけだよね。 ・・・落ちてる方がいいかも~(´∀`*) 駅から学校までは徒歩10分かからないぐらいなのに、雪に足を取られて進まない。 すでに合格発表を確認した親子がいろんな表情ですれ違っていく。 あの子は受かったみたい。あの子は・・・ダメだったみたい・・・ 正門からまっすぐ伸びた昇降口までは、イチョウの並木も真っ白でキレイ どっちでもいいと思いながらもやっぱりドキドキするぅ~ 吐きそう 一太郎もちょっと顔がこわばってる? そして一太郎の番号は・・・ ・・・・・ありませんでした(-_-;) 「いや~、ダメだったか。」と一太郎は苦笑い。 私も特に感想はなし。 「でも悔いはないや。やれるだけやったもんね。」 ・・・ウソこけボケっ!! 毎日キーボード弾いてたし、入試三日前にベッドから出てきたのはDSだったし、やれるだけはやってない。もっとやれた。 それも一太郎が選んだことだし。 でも、落ちてショックを受けていないはずはない・・・と思うんで何にも言わないけどね。 「あ~、ホッとしたら腹減った。」 やっぱり緊張してたんだよね。 「マックでも食べる?」 「食う食う!」 さて、次の事を考えなくちゃ(-_-;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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