CO2削減と雇用対策を同時に実現するエコ事業の創出
今日の日記は、団塊オヤジの集いの家に書きました。 http://www.dankai-age.jp/index.php?c=4 このところ、新しい事業の創出のために多忙を極めております。標題にあるように、「CO2削減と雇用対策を同時に実現するエコ事業の創出」という、日本版グリーン・ニュー・ディール政策と経済対策・雇用創出に向けて、事業創出を計画中です。世界的な金融危機による深刻な不況を克服し、同時に地球温暖化をも抑制する手段として、「グリーン・ニュー・ディール」が世界各国で提唱され、日本でも環境省を中心にこうした取り組みが行われています。平成20年9月の所信表明演説において、麻生首相は、「我が国が強みを持つ環境・エネルギー技術には需要と雇用を生む力がある。」と発言したように、日本には、高い潜在的な能力があります。しかし、こうした潜在的な能力を発揮するには、”仕組み”が必要です。我々は、我が国の製造業のもつ潜在的能力を活用し、環境対策及び経済対策・雇用対策を同時に実現する仕組みを提案します。世界的な金融危機により、深刻な不況下にある日本において、今必要な環境対策は、1.短期間で即効性のある経済対策2.日本中の中小企業・零細企業に行き渡る政策3.CO2削減、エネルギー削減に実効性のある対策 であることが必要です。そこで我々は、1.電力削減技術を持つ企業を支援するとともに、2.全国の零細の”電気屋さん”など家電販売・電気工事業者に対して、新たな仕事を生みだし、3.金融危機下、金融業務が縮小していますが、リース、貸出しなど新たな業務を創出する、仕組みを提案します。我々が提唱する新しい仕組みを、我々はCREENと名付けました。CREENは、CO2 REDUCTION and ENERGY SAVING、すなわちCO2削減と省エネルギーを同時に実現する仕組みであり、それはまた、新しい雇用も創出する仕組みでもあります。CREENは、簡単に言うと、近年進歩が著しい空調、光熱、温浴施設に対する節電、省エネ技術を用いて削減された電力料、光熱料などの将来に渡る費用削減額を原資として、最新の空調、温浴技術を購入し、CO2削減、電力削減、新たな環境対策機器の購買促進を図るものです。CREENの特徴は、将来のエネルギー支出の削減を原資とするものなので、ビジネス促進のスキームが整っていれば、C02削減など環境対策が市場原理に基づき自動的に進んでいく点にあります。CREENを推進していくために、CREEN協議会を設置し、いつでもだれでもがどこでもCREENを始められるように、CREEN診断士養成講座を開設し、多くのCREEN診断士を養成し、組織的に行動を起こすことによって全国規模でのCREENの実現が短い期間で可能になる、仕組みを提案します。CREENの仕組みは、CREEN対策をすることにより、水道光熱費を削減し、その削減分からCREEN対策に要した設備投資のリース代を支払い、余剰金の一部をCREEN成功報酬として協議会に支払う。CREEN導入事業体は、設備入れ替えの費用はリースで行うため初期費用は必要ありません。CREEN診断士は、CREEN導入見込事業体を見つけ、そこにCREEN提案することでその事業体がCREENを導入すれば、リース期間の7年間毎月CREEN成功報酬をもらえます。さらに、CO2削減ができ地球温暖化防止に貢献する仕組みです。