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テーマ:宇宙(895)
カテゴリ:宇宙と星空
Return to Flight.
を合言葉に、コロンビアの事故を乗り越えて再び宇宙を目指したSTS-114ミッション。 しかしそこでも問題が噴出、飛行はまた1年近く凍結されていた。 そして今年7月、今度こそはの思いで打ち上げられたSTS-121ミッションは無事成功。 晴れて本格的なシャトル運用再開となったのは記憶に新しいところ。 で、通常の運用体制復帰となった今回のSTS-115ミッション、アトランティスだったけれど、リアルタイム見てきた打ち上げの中で一番ヒヤヒヤさせられたような・・・。 本来は8月の終わりに打ち上げのはずが、天候不良で延期に。 そもそも去年の今頃は打ち上げ基地のある一帯は記録的なハリケーンの被害を被ったはず。 そんな日本で言えば台風シーズン真っ盛りといった時期にやろうとしたのはある意味ギャンブルだっただろうね~。 それでも天候という人間にはどうする事も出来ない原因には何も言うまいと思ったけれど続く2度の延期は明らかに人間側のミス。 しかも2度目の理由の燃料枯渇センサーのトラブルは野口さんの打ち上げの時にもやらかしていたような・・・。 そんな少し呆れた気分だったけれど、打ち上げ1時間前からパソの前で中継を見ていた時には、ただただ成功してくれる事を祈るばかり。 残り5分で搭乗システムがオービターから離れ、残り3分で燃料タンク頂上がクリアに。 そしておなじみの10からのカウントダウン・・・。 0を迎えた瞬間に、アトランティスは轟音とともに青い空へ・・・! ブースターの切り離し、燃料タンクの切り離しを実行するときはもう画面を食い入るように見てしまう。 小さな映像からは何かが確認できる訳ではなくても、宇宙船に何かぶつかっていないか、耐熱タイルが剥がれていないかと気になってしまう。 きっと世界中で同じ映像を見ていた人達が似たようなコトをしていたのだろうね~。 やがて皆の願いと、(最終的には)万全の体制を敷いたNASAの技術の勝利の結果、アトランティスは国際宇宙ステーションへの軌道に向かう事に成功。 計12日間のミッションが無事に進む事を期待せずにはいられない。 余談だけれど、写真の模型のシャトル、アトランティスでは無く、シャトル姉妹の末娘エンデバーだったりして・・・。 手持ちの機体はディスカバリーとコレしか無いのであります。 去年の野口さんのミッション前後、楽天市場でも人気商品になったらしく、最早売り切ればっかでありましたな・・・。 追記 シャトル打ち上げ成功の記事を見ていたら、どうも今日は日本でもロケットの打ち上げが予定されていたようだ。 けれど、残念ながら秋雨前線の影響による視界不良で明日へと延期になったらしい。 う~ん、残念、日米の同日発射を楽しめたかもしれないのに・・・。 無人ロケットとは言っても、ドジるのはやっぱり良くない。 だから明日の打ち上げ、日本も是非成功させてほしい。 頑張れJAXA!! 最後にお知らせ。 本日本館サイトの読書感想文、チャペック『ロボット(R.U.R.)』をアップしました。 そして、サイト2周年記念企画コンテンツ第1弾を作りましたので、そちらも是非ご覧ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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