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悪魔と魔女の辞典

「悪魔と魔女の辞典」という本があるらしい。愛相手から無料で利益を引き出すのに、相手が対価以上のものをこちらから獲得したと錯覚し、トクしたと思わせるための呪文の一種。ただし、呪文を唱える当人のほうが錯覚し、自分のほうが損をしていると思い込む場合も多い。「無償の愛」などとわざわざ定語をつけたりすることがあるように、本来は有償なものと考えられている。希望絶望を味わうための必需品思いやり弱者に対しては示さず、強者に対して示す恭順の印謙遜自慢したいことを他人に言わせるための一種の方法魔女の１ダースは１３「魔女の１ダース」米原万里　著すべてネガティブな見方で説明してある。国語辞典では味わえない面白さである。「悪魔と魔女の辞典」ロシア語らしいのだが、日本語訳で出版してもらいたいものだ。

2010.04.23

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観音の扉

この本の魅力は観音信仰とはどういうものであるかを丁寧に説明しているところにある。観音経の意味を丹念に噛み砕いて説き明かすことにはじまり、お坊さんが観音経を唱えている音質の良いＣＤまで付いているのだ。そして観音さまの慈悲に願いを託してきた人々の思いを観音の聖地や歴史的背景あるいはインタビューを交えて示すことに成功している。たくさんの観音さまのきれいな写真と心温まる絵を見ていると癒される思いである。観音信仰の姿は十句観音経に集約されていることもわかった。すばらしい気づきがあった本でした。感謝。。。ブログランキング←あなたにツキが雪崩のように降ってきますように

2008.01.24

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時空のサーファー

この本を書いたホゼ・アグエイアスはマヤ暦研究の第一人者である。自己のハイヤーセルフとの会話で物語が進んでいく。気づきが多く、勉強になった。目次第一章栄光のマヤ工科技術協力隊の華麗なる銀河大冒険第二章スユアのサーフボードに乗って、かっこいいマヤ人になるには第三章まずは一日少しづつ、ゆっくりやれば毎日がマヤン・ウェイ第四章本当にあったアトランティスのホントの話第五章母なる星地球のためのキャンペーン活動を始めよう第六章なぜ人々にとって水晶が問題なのか？第七章きれいな波形の禅第八章スユアの戦士、あるいはブリンギング・イット・オール・バック・ホームエピローグこの本に影響を受けたアーティストもいる。昨年あたりから水晶と縁があるな～と思っていたら興味深い文章を目にした。要約してみると・・・水晶収集が流行るのには理由がある。水晶は地球の薬みたいなもの。水晶は持つ人を良くする効用があるから自然に水晶を引き寄せる。水晶はものすごく速いスピードで振動している。持つ人の波形に向かって振動することで、落ち着きや安らぎを与えてくれる。メッセージをもたらし、集め、つなぎとめる。メッセージは水晶を持つ人が調和のとれた状態に引き戻す働きをする。それは自分自身とのハーモニー、地球とのハーモニー水晶の生みの親は地球だからだ。「たかがちっぽけな石ころじゃないか」とたかをくくっている人間は、地球が生きていることを忘れているようなもの。水晶は生きている。水晶に意識を集中する、自分の決意を念じてみる、その内なる深遠を見つめ、声なき声に耳を傾ける。そうすると水晶は敏感に反応する。水晶はダメな人間たちを立ち直らせるために地球が作り出した小道具だ。だから、水晶に選ばれた人間は、黙って身を委ねればいい。水晶は持つ人をうまい具合に地球と同調させてくれる。どれひとつとっても水晶はみんなの心のお手伝いさんであり、地球の味方なのだ。ブログランキング←あなたにツキが雪崩のように降ってきますように

2008.01.22

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空海の風景を読んで

この本は過去３回ほど読んでいるが今年になってまた読み返してみた。読むたびに新しい発見があって飽きない本である。はじめて読んだときに空海は宇宙人だと思ったがその印象は今も変わらない。空海は先憂後楽の人だ。生まれ故郷の讃岐を出て唐から帰国するまでの活動は苦労人であるという印象を受ける。帰国して嵯峨天皇という理解者に恵まれ空海の活動は活発になり、日本で思想的に体系化させた真言密教をおおいに盛んにした。真言密教は完成しているので、医療施薬や土木灌漑建築で活躍することができた。逆に最澄は先楽後憂の人であった。これは空海の宗教活動と比べての話だ。唐から帰国するまでの最澄の活躍はすごいものだ。桓武天皇という後ろ盾があり空海からみれば雲の上の人であった。ところが唐から帰国した最澄は天台の体系を思想的に完成させる作業が進まず、そのままついに没するのだ。最澄は当然、自分で完成させるつもりであったと思う。それが叶わなかったのは最澄にとっての不幸であったろう。まさに憂いを後になって経験するのである。その作業は最澄の弟子たちに引き継がれる。今回の読書では以上のことが印象に残った。人生はバランスシートでできているとはよくいったものだ。先楽後楽などありえない。人間は悩みがあったらすぐに落ち込む。でも、人間には悩みの袋が五十としあわせの袋が五十あって、死ぬ時にはちゃんとしあわせの袋が五十一あって一つ勝つから心配せんでよか　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　がばいばあちゃん　　　　　　　　　　　　　部屋からの風景ブログランキング←あなたにツキが雪崩のように降ってきますように

2008.01.17

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賢者たちのメッセージ

対談集です。経営者・俳優・作家・指揮者・工学博士等がスピリチュアルな話をしています。スピの世界を知るようになったキッカケ、経験がわかるのでおもしろいです。ブログランキング←あなたにツキが雪崩のように降ってきますように

2007.10.04

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ニセモノはなぜ、人を騙すのか？

「開運！なんでも鑑定団」でおなじみの中島誠之助さんが書かれた本です。骨董業界の人は「目利き」のプロです。そういった方たちも「ニセモノ」にひっかかります。ニセモノを見抜く目を養うにはどうすればよいか？そういった内容です。奥が深くて面白い本でした（＾＾）骨董以外でも応用が効きそうです。。。ブログランキング←あなたにツキが雪崩のように降ってきますように

2007.10.03

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