Consim のトップ記事が更新されました。記事は以下の3本です。
(Vae Victis 73号発売)
Vae Victis 最新号(73号)ですが、附録ゲームはMagenta 1858、Reichshoffen 1870 とSt. Nazaire 1942(ソリテア・ミニゲーム)の3本です。Magenta 1858 はイタリア統一戦争のうちの戦いのひとつで、サルディニアのヴィットリオ・エマニュエレが北イタリアを支配していたオーストリア軍をマジェンタという街の郊外で打ち破った戦いです。この後、サルディニア軍はミラノ入城を果たすという、イタリア統一戦争のなかではとても重要な戦いです。ちなみにフランス軍はこの戦いでサルディニア軍を支援しています。きっとこの縁で附録になったのでしょうね。
Reichshoffen 1870 は普仏戦争の緒戦で、この戦いではフランス軍はプロシア軍に完膚なきまでに叩かれています。
St. Nazaire はTAHGC のやはりソリテアゲームがありますが、こちらはミニサイズということで手軽にプレイできるゲームのようです。
収録記事にはブロックゲームの市場分析という大変興味深いものがありますが、私は残念ながらフランス語が読めません。残念です。
(Riachuelo Games のMonte Castelo and Gothic Line)
以前、このブログでブラジル海軍とパラグアイ海軍の戦いを扱ったゲームを紹介しましたが、そのゲーム会社から今度はメジャーテーマの予定が発表されています。Monte Castelo and Gothic Line というゲームで、内容はタイトルどおりWWII でのイタリア戦線を扱います。スケールは大きな作戦級というところで、マップは北イタリア一円を切り取っています。ホームページの紹介ページには「BRAZIL」と書かれたエンブレムが貼ってありますが、ブラジル軍って北イタリアで戦っていたのですかねぇ?
(TimeCapsuleGames のValor and Victory)
新たに活動を開始したDTPゲームメーカーがWWII の分隊レベルの戦術級ゲームを発表しました。ホームページに掲載されていたテストプレイ用のコンポーネント写真を転載しておきます。これを見る限りではごくまっとうな戦術級ゲームのようです。しかし、ASL、ATS、Lock’n Load と戦術級ゲームは百花繚乱という趣ですが、このゲームのニーズはあるのでしょうかねぇ。