変化。
明日、7月22日。
病院に行く事になりました。
メンタルクリニックです。
続いているカショオを治すため。
逃げてばかりの自分を、
追い詰める為。
でも、自分では動けなくて。
背中を押してくれたのが、彼。
『過食と嘔吐を繰り返している』
そう告げた私に、「そうか」とだけ言って。
「大丈夫か?体、辛くないか?」と心配してくれて。
軽蔑も、叱咤も、罵倒もなく。
「嫌かもしれないけど…」
「ごめんな。教えてもらってもいいか…?」
「どう言われたら辛いのか、分からないけど…」
「こういう時は、どうして欲しい?」
1つ1つ、静かに。
向き合って、話をした。
醜い自分の姿を知られる事に、抵抗はあったけど。
不思議と『嫌だ』とは、感じなかった。
全てを話し終わった時。
彼が、一言。
「ごめんな。嫌かもしれないけど…病院、行ってみないか?」
怖いから、病院へ行った事がないと告げた私。
その時は、ただ静かに頷いただけだった彼。
「実は…、今、病院を調べてもらってるんだ」
私が彼に『摂食障害』という事を伝えたのは半日前。
その直後には、すでに姉に連絡を取ったのだ、という。
彼の姉は、看護師。
「彼女が摂食障害だから、力になりたい」と。
そう、告げたらしい。
身内に告げるリスク。
ましてや、看護師である姉に告げるというハイリスク。
「何を気にする必要がある?」
「自分が守りたい女の事、何も隠す必要はない」
当たり前だろ?と言い切った彼。
その笑顔の優しさに、涙が出そうになった。
病院を見つけ、予約をして。
(全て彼が手配してくれた)
「俺も、絶対一緒に行くからな!」と笑った。
彼の優しさを、絶対に無駄にはしない。
摂食障害を抱えて、約5年。
やっと、1歩だけ。
前に進めるような気がします。
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