533944 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

T-サウルスの この道 寄り道 回り道

T-サウルスの この道 寄り道 回り道

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
October 1, 2006
XML
カテゴリ:博物館・美術館
先週の奥出雲へのドライブで、「奥出雲多根自然博物館」「JR出雲坂根駅」「道の駅奥出雲おろちループ」を訪問し、UPしたのだが、実はもう1ヶ所立ち寄ったところがある。

決してレポートを渋ったわけではないのだが、なんとも上手く文章にならない。
自分が伝えたいことが、自分でしっかり表現できず、書いては消しを繰り返した挙句にここまで引きずってしまった。

とはいえ、自分のやりやすいところだけを選択し、苦手なところを「パス」というのではそれもある意味悔しい。
そういうわけで、このレポートはかなり不細工な内容ですが、よかったら付き合ってください。

テーマは「たたら」です。

この奥出雲をはじめ中国地方に行くと「たたら」という言葉をよく聞く。
たたらとは日本古来の製鉄の技法で、鋤、鍬などの農耕具や日本刀の原材料となる和鉄(玉鋼)を生産していた。
現在の製鉄と違い原料は砂鉄と木炭なので、逆に海の近くではなく山間部のほうが好都合だった。
とりわけ中国山地では,赤目(あこめ)と呼ばれる、日本刀に一番適した良質の砂鉄が多く取れたことと、木炭の材料となるブナなどの広葉樹がこれまた豊富にあり、そしてそれらを輸送する河川の存在で、奥出雲や石見ではたたら製鉄で栄えたのである。

粘土質を幾重にも重ねて築いた「炉」はかなり巨大で、砂鉄と木炭を入れ、ふいごで風を送り高温で木炭を燃焼し砂鉄を溶解する。
これによって、純度の高い鋼へと仕上がっていくのである。
(一般に鉄は単体ではボロボロで、およそ製品にはならない。この鉄原子を安定的に結合させるのに必要なのが炭素で、これによって製品となりうるのだ。)
江戸時代まではふいごは足踏み式で人力だったが、明治に入ると水車が導入された。

ここ「奥出雲たたらと刀剣館」ではたたらの解説、原寸大の炉、ふいご、日本刀の貴重な資料が展示されている。
残念だが館内は撮影禁止、おいらもレポートするのに頭を痛めたのだ・・。

おもてには面白いものが・・。

モニュメント「ヤマタノオロチ」
造形作家 伊藤隆道さん製作 モニュメント「ヤマタノオロチ」

1985年つくば科学万博の会場に展示されていたそうである。

おいら自身、まだまだ「たたら」を理解しきれていないと思う。
もう1回「たたら」について勉強しに行く必要があるなぁ・・・。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  October 1, 2006 09:25:14 PM
コメント(6) | コメントを書く
[博物館・美術館] カテゴリの最新記事


PR

フリーページ

カレンダー

お気に入りブログ

かんかい New! でぶじゅぺ理さん

ウチナームークの沖… Jack-Barloweさん
I love 愛媛 I love… ★shiro-pさん
*とーたんはじまる… よふぁんママさん
子供と共に育つ "共… モアイ2463さん

コメント新着

 T-サウルス@ Re:「病は気から」とか・・・(03/20) でぶじゅぺ理さん、こんばんは。 ご心配…
 でぶじゅぺ理@ 「病は気から」とか・・・ 身近なストレスから解消することが第一か…
 T-サウルス@ Re:今年も宜しくお願いたします!(01/01) でぶじゅぺ理さん、こんばんは。 今年も…
 でぶじゅぺ理@ 今年も宜しくお願いたします! 続けることが大事ですね。 誰が・・・・と…
 T-サウルス@ Re[1]:超久々、競馬予想だぁっ!!(12/26) 馬並さん、こんにちは。 う~ん、アルバ…

日記/記事の投稿

カテゴリ

プロフィール

T−サウルス

T−サウルス

サイド自由欄

100名城訪問歴

丸亀城天守閣

(関東・甲信越)
松本城

(北陸・東海)
岩村城 犬山城

(近畿)
和歌山城 但馬竹田城 姫路城  篠山城 二条城 彦根城

(中国)
広島城 備中松山城 松江城 広瀬富田城 鬼ノ城 津山城 津和野城 岩国城

(四国)
丸亀城 高松城 宇和島城 大洲城 今治城

(九州)
熊本城 大分府内城 岡城 人吉城 名護屋城 平戸城 飫肥城

2018年1月1日現在 29城攻略

© Rakuten Group, Inc.