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カテゴリ:サックス その他
このオーバートーンの練習をすることにより、息の使い方や喉の使い方、そして楽器が良く振動する練習方法ですので楽器が鳴るように(ヌケが良く)なります。それに高音域でもしっかりとした音が出せ、特にフラジオを出したい人は必ず習得しておかないと、か細い無理やり出しているフラジオしか出せなくなります。
当たり前の練習方法ではありますが、意外と知らない、やっていないと言う人は多いのではないかと思います。 勿論この練習は基本が出来ている人に向けての練習です。 良い音を出す上で大事なのはアンブシャなどがありますが、それに加え大事なのが喉の使い方。この辺はなかなか口で説明してもわかりにくい感覚の世界です。 オーバートーンもそんな感覚の世界の練習に近いと思います。 練習方法は簡単です。 まず最低音(シ♭)を出します。 この最低音の指使いのままオクターブ上のシ♭を出します。これが倍音 そして指使いを変えないで今度はファを出しましょう。これが3倍音 とどんどん音が高くなっていき 4倍音がシ♭(最低音の2オクターブ上) 5倍音がレ 6倍音がファ 7倍音がラ♭(フラジオ音域) となっていきます。 3倍音からはオクターブキーを押して出していくことも可能ですが、個人的にはオクターブキーを押さないほうがポイントをつかみ易かったです。 3倍音までは簡単に出ると思いますが4倍音からがかなりてこずると思います。 大事なのはアンブシャは崩さないことです。喉を使う練習なので無理に噛んだりして出してもそれは意味がありません。 むしろこの練習によりアンブシャが崩れる!と感じた方は、辞めたほうがいいかもしれません。 4倍音が出ないと言う人は、いろいろと試してみてください。例えば一旦通常運指のシ♭を出して、そのまま最低音の指にし4倍音をキープする。などそうやって少しずつコツを体で覚えていくのがいいと思います。 最初から出来るものではありませんので、1週間2週間1ヶ月と長い期間で練習してみてください。3ヶ月やってできなくても3ヶ月と1日目でいきなりできたりするのがオーバートーンです。 倍音が出るようになったら意図的に何倍音を出す練習や倍音の音質、ピッチにも気をつけてみてください。 そのころにはあなたの音は太くやわらかい良い音が出ていると思いますよ。 【ポイント8倍】送料無料!!ベスト・アンド・モア本田雅人 本田雅人さんの高音やテクニックは神がかっています 4倍音出た人はクリック! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年06月24日 10時51分29秒
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