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カテゴリ:海外文学・古典 etc
評価:★★★★☆
短編集全21話。 恥ずかしながら、サキって今まで知らなかったんだけど、なんでも、短編の妙手だったらしく、O・ヘンリと並ぶという評価もあるそうで。 海外作品って、その国のその時代を知らないと、風刺の効いた箇所なんか楽しめなくて、好きじゃないんだけど、これはおもしろかった。ブラック・ユーモアあり、残酷なオチあり。阿刀田高さんとも似た味付けがされてて、私好みだった。 ただ、翻訳されたのが今から半世紀ほど前なので、旧漢字が多く使われてたり、カタカナ表記も現代と違ったり(例:スポーツ→スポウツ)で、ちょっと読みにくかったかなぁ。 でも、内容は抜群によかった。またいつか読み返して楽しみたいな。
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最終更新日
2006年12月13日 06時32分59秒
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