ミムラ夫人(Mymble’s mom)
ミムラ夫人(Mymble’s mom)RARE LEVEL:☆2012-2012年に発売されたばかり。ミムラ夫人の子どもはなんと36人!『ムーミンパパの思い出』(講談社)のラストシーンにチラリと登場、スナフキンとミイがきょうだいだという衝撃の事実を明らかにしたミムラ夫人。日本語では「ミムラ夫人」ですが、正確には「ミムラの婦人」、英語では「ミムラ母」です。マグにも描かれているとおり、少なくとも36人の子だくさん!ですが、ミムラ夫は存在せず、スナフキンとミムラ&ミイが異父きょうだいであることからもわかるとおり、お相手は複数いたようです。(あまりに次々と生まれるので、ひとりでに子どもができる単為生殖なのではないか!?という俗説も囁かれているほどです)。マグに使われている絵は、コミックス『恋するムーミン』(筑摩書房)収録の『家をたてよう』で、ムーミン屋敷に17人の子どもを連れて押しかけたエピソードからの引用。コミックスでは、このときがムーミン一家とミイの初顔合わせです。ミムラ夫人の子育てはダイナミック。叱るのが嫌いで、子どもたちがケンカしてもちょろっと水を掛けてお終い。ムーミンママは台所を荒らされ、ムーミンは部屋を占拠されて、大弱り。困り果てたムーミン一家は策を巡らせ、なんとかお引き取りいただくものの、こっそり隠れていたちびのミイが居すわってしまいます。ムーミンパパが電話をかけますが、「子どもに不自由はしてないから」とミムラ夫人は引き取りを拒否。ミイはムーミン屋敷で暮らし始めるのでした。さて、ターコイズブルーが爽やかなミムラ夫人のマグにはシリアルとフルーツ、ヨーグルトを入れてみました。子どもが何十人いても手間なく食べさせられるシリアルは忙しい朝にぴったり。ヨーグルトではなく牛乳でさらさらと食べてももちろんOK。マグでは物足りない方は同じ絵柄のボウルで召し上がれ。text:萩原まみ(too)ムーミンマグ ミムラ夫人http://www.scope.ne.jp/arabia/moomin/mug/