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カテゴリ:有川浩
5/4(水)
おはようございます。 昨日飲みに行った割に、すっきりな目覚めの水曜日です。 さて、今日は何をして過ごそう? DVDは2日間で5本ほど観たので、やっぱ読書? 皆さまも残り少なくなってきたGW、良い日々をお過ごし下さいね。 有川浩『県庁おもてなし課』角川書店。 高知県の観光事業の一環として発足した「おもてなし課」。 全てにおいてお役所感覚が抜けずに、見切り発車で県出身の著名人に観光特使をお願いし、県をアピールする名刺を配ってもらおうと試みるが、案の定難航してしまう。 そんな折、おもてなし課の掛水は、特使を引き受けた作家・吉門喬介から辛辣な言葉を浴びせられるが、その的確な指摘に言葉を返すことが出来ないのだった。 行き詰った掛水は、吉門にアドバイザーを依頼し、吉門は「民間感覚」をもつ女性スタッフの採用と20数年前に企画されたもののお蔵入りとなった大胆な観光プラン「パンダ誘致論」の調査をアドバイスする。 そして、掛水は「パンダ誘致論」を調べに総務部県政情報課に訪れたところ、手際良く短時間で調べてくれた女性・多紀ちゃんを「おもてなし課」に引き抜き、「パンダ誘致論」を企画したものの県庁を去った清遠に会いに行く。 当初、清遠の娘・佐和に水を掛けられ、ぞんざいな扱いを受けた挙句追い返されたものの、何とか清遠と会えた掛水は、「おもてなし課」の改革への熱い想いを訴え、清遠から指導を受けることに成功する。 その一方で、掛水は、多紀ちゃんの気持ちに気付かず、佐和に対する態度で誤解させてしまったりする。 また、吉門も血の繋がりがない義理の妹・佐和への気持ちを伝えられずにウジウジしていたりする。 果たして、「おもてなし課」は一人立ち出来るのか? 掛水は、吉門に認めてもらうことが出来るのか? そして、かれらの恋の行方は? 「フリーター家を買う」の公務員版って感じしょうか。 ま、こんな感じの作品が多いというのもあるのかな? 相変わらずテンポよく読み終えることが出来ました。読後感は爽やか。 実際に高知県には「おもてなし課」があって、高知県のHPに宣伝が載っていました。 この本の印税は全て被災地への寄付となるそうです。 そういえば、作家の方々の寄付行為はあまり聞きませんね、気のせいかな?
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