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カテゴリ:有川浩
8/18(土)
おはようございます。 個人的にが昨日が今夏一番暑かった。 さすがに上着は着ていないけれど、Yシャツ・ネクタイで外出し、行き倒れになるかと思う位、昨日は暑かった(笑)。 ところで、ブログ友達のひねくれくうみんさんがオフ会を企画されています。 六本木のゲイバーツアーです(笑)。 そのゲイバーは、以前僕のオフ会にも出席して頂いたshougyokuさんの息子さんが店長をされているお店で、極めてリーズナブルでショーなどを楽しめます。 詳しくは、下記HPをご参照下さいね。 仲良しなのはいいことだ。 http://plaza.rakuten.co.jp/gantomohashiru/diary/201208170000/ 有川浩『空飛ぶ広報室』幻冬舎。 空井大祐二尉は、航空自衛隊の戦闘機パイロットになるのが子供のころから夢で、その夢はまさに実現しようとしていた。 しかし、不慮の事故でその夢を絶たれてしまい、P免となった空井の転勤先は航空自衛隊航空幕僚監部広報室だった。 広報部には個性的なキャラが粒揃いで、室長の鷺坂はミーハーで詐欺師の異名を持ち、比嘉一曹はその名を知らない者はいない程、広報に精通しているエキスパート、片山一尉は仕事が粗いのがタマに瑕の広報中堅で、柚木三佐は紅一点ながら大雑把な性格から残念な美人、同格の槇三佐はそんな柚木に呆れながらも、自身は室長に鷺坂に心酔しているといった具合である。 空井が担当することになったのは帝都テレビで、ディレクターの稲葉リカは自衛隊嫌いをあからさまに発し、敵愾心むき出しで取材をしてくるのだった。 リカはもともとサツ廻りの記者として頭角を現していたが、記事のためなら強引なことも辞さない行動が目立つことがしばしばでだった。 リカは異動させられた理由が理解出来ないまま、いがいがした気持ちで取材にあたっていたのだった。 そんなリカが発した「戦闘機は人殺しの道具」という言葉に、空井は激してしまった。 空井は事故以来人が変ったようになってしまっていた。 笑顔は見せるものの、あくまでも表面上のことで、決して感情を表さない人間となってしまっていた。 その空井はリカの言葉に反応してしまった自分に驚いていた。 リカも自分の不用意な一言が人を傷つけてしまったことを後悔していた。 それは、記者時代には決してなかったことだった。 そんな二人は、広報部新米として、かたやディレクター新米として、ぶつかりあいながらも協力しながら成長を遂げていく・・・。 面白かった。 物語はこの二人だけがメインではないんのですが、ちょっと端折って紹介しました、 この著者の作品は読み易くていいですね。 取材も丹念にしてあって、興味深く読めました。 空自の信条が、「勇猛果敢・支離滅裂」って知ってました? ちなみに他、陸自が「用意周到・動脈硬化」、海自が「伝統墨守・唯我独尊」など統幕や内局にまで愉快な信条があるそうです。
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