カテゴリ:読書
3/4の日記のつづきです。
アダムとイーヴ登場の前に、天使達と悪魔達との戦争があったのを忘れてました。 ギリシャ神話もそうだけど、全知全能の神がいるのだから天使がとーぜん勝つ訳ですよ。本人達の力は関係なくなっちゃうんですよね~。それでも勇敢に立ち向かう反逆者サタン達はかっちょいいです。断然悪魔の味方になっちゃうもんね。 んで、サタンが大砲を考案したとゆー伝説があるらしいですが、この叙事詩でサタンが大砲を使います。それに対抗した天使達は、山をつかんで投げるっつー、すごい事やってて笑えます。 それから、最初は自分のものであった天国を取り戻すべく、また神や天使への復讐を果たすべく対策を練るサタンは、最初の人間であるアダムとイーヴを陥れる事でそれをかなえようと策略する訳ですね。 その頭の良さには敬服しちゃいますぜ。 次のサタンの言葉は、塚本晋也の『鉄男』的思想ですね。 ----たとえそのためにいっそう悲惨な目に逢うとしても。破壊の中にのみ、わたしの残酷無残な心は、安らぎを見出すことができる。 アダムとイーヴ誕生の辺りから、ひどい男尊女卑的思想にムカムカしてくるですよ。イーヴに同情します。 神は最初から不平等に男と女を造ったのは、よく知られている話ですが。 「凡ての男の頭はキリストなり、女の頭は男なり、キリストの頭は神なり」 (「コリント前書」一一・三 ) 。 「男は女より出でずして、女は男より出で、男は女のために造られずして、女は男のために造られたればなり」(「コリント前書」一一・八~九 ) 。 有名な、蛇に扮するサタンの、イーヴの誘惑は、今か今かとワクワクする場面でありますが。 まあ、説明する必要もないと思いますが、味わえば善と悪との知識をその味わった者に生ぜしめる樹、禁断の果実「林檎」をサタンは食べさせようと企むのです。 つまりキリスト教の神の教えとは、無知で馬鹿でいなさいって事なんですよね。 訳注によれば、モンテーニュは次のように書いているそうです。 「キリスト教徒は、好奇心がいかに人間本来の悪であるかを、ことさらよく知っている。知識と学問を増そうとする心遣いこそ、人類の破滅のはじまりで、そこから人類は永遠の呪いの淵へと落ちていったのである」(『エセー』二・一二、岩波文庫、原二郎氏訳 ) 。 禁断の果実を食べたイーヴの独白です。 それにしても どんな風にしてアダムの前に出たものであろうか? 身の上に起った 変化を彼に知らせ、この大きな幸福を共に味わって貰おうか? それとも、そんなことはやめて、せっかくのこの知識を誰にも 教えないで、自分の武器として独り占めにしておこうか? そうすれば、女として自分に欠けているものを補い、いっそう 彼の愛情を惹きつけることができる。今以上に彼と同等な人間に 自分を高めることができる。そして恐らく、----これこそ望ましい ことだが----いつの日にか彼の上に立つ人間になれるかもしれない。 隷属している者に自由はない。 ・・・・・・また長いっすね。ちょっと予想はしてましたが2回では終らなかった。 って訳で、楽天ブログは1日3コまで日記が書けるようになりましたが、1日1コで充分なので…(書く方もそうだけど、読む方だって大変ですよね) 月曜の日記につづきます。 人気blogランキングに御協力もよろしく~! 失楽園(上) ( 著者: ジョン・ミルトン / 平井正穂 | 出版社: 岩波書店 ) 失楽園(下) ( 著者: ジョン・ミルトン / 平井正穂 | 出版社: 岩波書店 ) ↓↓↓6日で終りです~ Wチャンスで現金10万円が当る! 先取り共同購入 ♪♪3個で1個素敵なプレゼントがもれなくもらえる♪♪ 春待ちオークション 2005年3月12日23:55 まで ダイヤモンドがかなーーーり安くなってます♪ Diamond SALE Diamond Club イイもの下着ヘヴンズブルーさんのオーバドゥフェア お尻もう見てみました? 私はBかDかなー。 赤い下着って運をUPさせるそうですね。 素敵な赤いインナーをプレゼントしてはいかがでしょうか? ♥ ホワイトデー特集♥ 是非クリックをよろ ! 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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