カテゴリ:読書
『冷血』を読んでから、カポーティは良いかも~と思い、ずーーーっと前に買ってあった『夜の樹』を読みました。短編集です。
(『冷血』の感想はこちらから~) 「ミリアム」「夜の樹」「夢を売る少女」「最後の扉を閉めて」「無頭の鷹」「誕生日の子どもたち」「銀の壜」「ぼくにだって言いぶんがある」「感謝祭のお客」 読んですぐ書きたかったのですが、だいぶ時間が経ってしまいました。相変わらずネタはあるが時間がにゃい~~~状態。 読んですぐの気持ちからは少し離れてしまって実に残念なのですが、何かそういう心を揺さぶるようなものが、この短編集にはあるんです。 「ミリアム」~「無頭の鷹」あたりまでは、どれも共通点がある気がします。 解説によると「ドッペルゲンゲル」と言うらしいですが、自分と同じもうひとりの自分がいる、という事です。 これらの小説には、強烈な孤独、さびしさを感じます。 自分に強引に深くかかわり、迷惑をかける、もう1人の自分。そんな所がとてもおもしろかったです。 「夢を売る少女」より、オライリーのセリフを一部引用。 たいていの夢は、われわれの心のなかにすべての心の扉を押し開く怨霊のようなものがいるから生まれるんだ。私は、イエス・キリストは信じないが、人間の魂は信じる。だから、ベイビー、こう考えるんだ。夢というのは魂のひとつの状態で、われわれの隠された真実の姿だって、ね。 「無頭の鷹」より、うんうん、あるよなあ、と思った箇所を引用。 作品よりもそれを描いた画家のほうに興味をかきたてられるという芸術作品があるものだ。それは、ふつう、見る側の人間が、その種の作品のなかに、それまでは自分にしかない、他人には説明出来ないものと思われていた特別な何かが描かれていることに気づくからである。そして、自分のことを知っているこの画家は誰だろう、どうして知っているのだろうと不思議に思うからだ。 これ、作家にも当てはまると思うんですよ。私はヘッセを読んだ時にこう感じました。 長くなったので、次回につづきます~ *今日はどーにか5時過ぎには起き、イングランド×スウェーデンの後半戦観ようとテレビつけたら、BS-1で中継だったのねん。よく確かめずに、NHK総合でやってくれてるもんだと・・・。 部屋のテレビでBSかけるの一苦労なんです。ビデオにBS映るようにしてあって、DVDの入力切り替えして、そんでテレビっつー感じなので、それも最近やってないから慣れてなく・・・あーだこーだとやってるうちにやっと映っただすよ。 せっかく早く起きたのに、ラストちょびっとしか観られんかった (号泣) 私に愛と慰めの1クリックを~~~ 明日、明後日もがんばりまっす。早寝の習慣がつけば良いなあ。 連勝連勝~~ ! ! 楽天強いぞーーー。 ~ 祝!楽天イーグルス 勝利 ~---34時間限定--- 6月21日は全ショップポイント2倍!【楽天市場】 <期間:2006年6月21日(水)AM0:00~6月22日(木)AM9:59まで> ◇ NEWデザインが勢揃い、カサ特集 はコチラッ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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