カテゴリ:読書
好色一代男
*引き続き18禁で。 ちょっと前にNHK教育の『美の壷』で、箪笥の隠し扉を紹介されており、大変おもしろく興味深く拝見しました。 谷けいは隠し扉にへそくりを隠してましたが、こちらの色っぽいしかけも凄いです!以下引用。 「まず『四条の切貫雪隠』と申しますのは、身分のある後家などで中居や腰元などお付きの者が多くて、勝手なまねのできないお方が、この雪隠におはいりになると、中に抜け道があってまことに気ぜわしい逢引きをいたすのです。『忍び戸棚』というのは、これも内側に通路をしかけ、男を忍ばせておいて逢わせるのでございます。『揚畳』と申しますのは、畳をあげると、簀の子の下に道がつけてあって、都合が悪いと見れば、そこから男を抜けさせるようにいたしたものです。『空寝入りの恋衣』というのは、次の間の押入れに後家向きの地味な着物や、防寒用の大きな綿帽子、房つきの数珠などを手まわしよく入れておいて、女より先に部屋に入れた男に、その衣裳を着せて寝かせておき、さる大家の御隠居のかみ様といいつくろい、女の供の者に油断をさせておいて逢わせるという仕組でございます。『後世の引入れ』といいますのは、墨染めの衣を着せた美しい尼を仕立て、物になりそうな奥様たちにつけておいて、『わたくしの住まいはこちらでございます。ちとお立ち寄りくださいまし』と引きずりこんで男に逢わせるやりかたです。『印の立眩み』というのは、逢引き茶屋の暖簾に目印の赤手拭いを結びつけておいて、女が通りかかるとかならずその前で仮病をつかい、『休ましてもらいたい』とはいりこむんです。気をつけてごらんになると、そんな茶屋はそれとすぐおわかりになりましょう。 また、『契り隔て板』ということがございます。これは小座敷の片隅に漆塗りの板が敷いてあって、女がゆったり横になると、男の一物が通うほどの落し穴があり、男は板の下にあおむけに寝られるように、一尺あまりの透き間をこしらえておくのです。『湯殿のたたみ梯子』というのは、外からは手桶一つ入れるほどの透き間もないように厳重に見せかけ、女が裸になってはいり、内から戸を閉めると、とたんに天井から縄梯子をおろして上に運びあげ、事をすましておろすという仕掛けになっております。 だいたい、こんな秘密の仕掛けが、かれこれ四十八手もございます。――後略――」。 どこで切っていいかわからず、長い引用になっちゃいました。(^^;) *日曜まで留守にします~コテージですぜ。ってな私に愛の1クリックを~~~。 風邪はアルコールで治すのだ! 4月14日もエントリーで全ショップ2倍!楽天イーグルス勝利! 春アイテム激安共同購入ポイント10倍しかも送料無料!4/17 23:59まで ~ゆかた屋 母の日特集2007~ リトルムーン 母の日特設会場 手ぬぐい・風呂敷・扇子の「和ごころ庵」大特価コーナー 「いせ辰」の風呂敷 【母の日オリジナルセット】彩時季 【母の日オリジナルセット】和布華 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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