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テーマ:仮面ライダー電王(403)
カテゴリ:仮面ライダー電王
仮面ライダー電王の第36話を見ました。
徒然雑草(仮)さんのアイコンを使用させて頂いています 第36話 憑かず、離れず、電車斬り! デネブから侑斗が人々から忘れ去られながらもゼロノスに変身して戦うワケを聞かされた良太郎。 全ては突然、良太郎や愛理の目の前から消えた桜井が望んだ事だった。 「桜井さんがゼロノスのカードを…!?存在が消えるかも知れないって知ってて?」 「知ってる」 「それを過去の自分に…侑斗にやらせたんだ…」 「桜井が以前、俺と契約して、俺が侑斗にカードを渡した」 「桜井さんが…!?」 「良太郎、遅いな」 「ヘッ、そんなもんお前の気のせいだろ」 「いや、そうやない」 「いいや、気のせいだ」 「何?どうしたの?」 「キンちゃんが戦ってる時に何か妙だったって」 「何や良太郎とうまいこと合わへんかったんや。兎に角、本調子やったらイマジンの1体や2体は倒せとったはずやのに全然あかんかったんや」 「テメーの腕が鈍っただけだろ。言い訳すんじゃねえよ。あぁ…効く~」 「お前と一緒にすな」 「俺がいつ言い訳したよ!?」 「お前の脳みそはカードを使わんでも記憶が消えるらしいな」 「おい、今のは馬鹿って聞こえたんだがな」 「耳も悪なったんか?アホって言うたんや」 「何だと!?」 「やるか!?」 「ダメ!!やめなさい!!」 コハナにお腹に一発ずつ入れられるモモタロスとキンタロス。 オーナーによると、それも新しい路線による影響の一つらしい。 「全部、桜井さんが決めた事だったんだ…。突然いなくなったのも、桜井さんの記憶が消えていくのも…。そんな…」 「しょうがないだろ」 「しょうがない…?」 「あぁ、やらなきゃ未来は消える」 「僕はそんな簡単に納得できない。侑斗は本当にそれでいいの!?言われるままに変身して、戦って…」 「言われるままじゃない。自分で決めて受け取ったんだ。これからも俺は変身して戦う」 「自分の存在を犠牲にして!?」 「今更だろ。もう覚えてる奴はほとんどいないしな。そのうち、お前だって忘れる」 「使う必要ないよ、こんなの!!」 侑斗からカードを奪ってゼロライナーから出て行く良太郎。 良太郎を追いかけようとする侑斗の邪魔をするデネブ。 「食欲の秋ってか?おい、何やってんだ?お前ら」 「何だっていいじゃないですか。たまにはパーってやりたいなって」 「おいおい、俺のビックリ誕生日パーティとかなら止めろよ?」 「馬鹿じゃないの」 「お前、もっと他に言い方ってもんがあんだろ…」 モモタロスはウラタロスとキンタロスに呼ばれる。 「キンちゃんが言ってた良太郎に憑いた時の違和感ってもしかしたらって思ってさ」 「もしかしたらって何だよ?」 「忘れたような顔してるけど、僕達はイマジンなわけでさ」 「当たり前じゃねえか」 「新しい路線とか、この先の未来が見えてきたとしてやな」 「僕達と良太郎の未来は一緒じゃないってこと」 「そんなのは最初から分かってることじゃねえか。俺は暴れられれば文句ねえよ。戦えれるだけ戦うぜ」 「そこや問題は」 「良太郎が強くなりたいって言い出したのも案外いいタイミングだったかもね」 望遠鏡を欲しがってる人にあげると言い出した愛理に良太郎は望遠鏡のこと、懐中時計のことを思い出すように詰め寄る。 カードを返せと良太郎に迫る侑斗だが、良太郎は頑として返そうとしない。 「未来を消していいのか?」 「何かを犠牲にするのが正しい方法とは思えない」 そんな押し問答をしている際にも、過去に飛んだ2体のモールイマジンが暴れていた。 「行かなきゃ」 「待てよ!!お前、前に言ったよな?『弱かったり運が悪かったり、何も知らないとしても、それは何もやらないことの言い訳にはならない』、未来の俺が言ってたって」 「そうだよ、だから僕は…」 「知らないでもやれって言う奴が知ってるのに黙って見てられると思うか!?犠牲になるつもりはない。俺は強くて運もあるしな」 「侑斗…。これ、君の事なのかも…。『過去が希望をくれる』。侑斗、僕も犠牲にするつもりはないよ。君が何枚カードを使ったって僕は絶対忘れない、姉さんの記憶も取り戻す」 侑斗は良太郎を説得し、カードを手にするとソードフォームに変身する良太郎とともに、ゼロノスに変身する。 「おい、良太郎、過去に飛んだらやばいことになるかもしれないが、慌てんなよ」 過去に飛び、2体のモールイマジンと相対したソードフォームとゼロノス。 しかし、予想通りモモタロスは良太郎と合わせられず、体から抜け出てしまう。 プラットフォームになった良太郎はモールイマジンの攻撃に圧倒されるだけだった。 そんなプラットフォームを庇うゼロノスもベガフォームとなるものの、力を出し切れずモールイマジンの猛攻にボロボロにされてしまう。 それでも立ち上がるプラットフォームに2体のイマジンが止めを刺そうとしたその時、モモタロス、ウラタロス、キンタロス、リュウタロスが砂状態で現れた。 「よく持ち堪えたな、上出来だぜ」 「やっぱり強いで、良太郎は」 「皆…」 「良太郎に憑けなくても、僕達の力使えるようにするから」 「皆、ちゃんと僕の描いた通りにするんだからね」 4体のイマジンはプラットフォームの周囲で渦巻くと、デンカメンソードになる。 言われるままにデンカメンソードにカードを入れたプラットフォームは電王ライナーフォームへと変身する。 「必殺技決めんだよ、必殺技!!格好良くいくんだぞ」 モモタロスの言葉に促され、デンカメンソードを振るう良太郎。 「必殺技…?う、うん、やってみる…必殺技…んと、電車斬り!!」 センスのないネーミングながら電車斬りは見事に2体のイマジンを切り裂く。 モモタロスらが憑依できなくなった過去の世界でも戦える新たな力をつけた良太郎。 「でも、どうして過去で皆僕に憑けなかったんだろ…?」 「へへっ、ま、そういうこともあんだろ」 「僕達デリケートだから…」 喜びの中にも不安を感じる良太郎は何も言わずに座っているオーナーに視線を送る。 そのオーナーの視線の先には新しい路線、その奥には不気味な光と音があった…。 次回、「俺、そういう顔してるだろ?」 仮面ライダー電王 DVDvol.5 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 12, 2007 02:44:06 PM
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