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テーマ:アニメあれこれ(26114)
カテゴリ:魔人探偵脳噛ネウロ&げんしけん2
げんしけん2の第2話を見ました。
第2話 会議はモメル 『7月24日、コミックフェスティバル当選から湧いたあの日から一ヶ月が経過した。さて、印刷所への入稿締め切りを3日後に控え、同人誌作りがどうなっているかというと…』 「えー、『第一回緊急コミフェス対策原稿ほとんどできてねけよ会議』を始めま~す」 「朽木君は?」 「さっき、トイレって言って…」 「逃げたな」 原稿は荻上の書いた2ページ以外は全く出来ていないという有様であったので、そこで現視研の部室で「緊急コミフェス対策原稿ほとんどできてねぇよ会議」が始まった。 「締め切り後も割増料金出せば対応してくれるみたいです、限度はあるでしょうが」 「3日ずつで5%upか」 「追加料金ぐらいいくら払ってもいいんですけど、締め切り延ばしてもやる気ないなら意味ないですよね」 「と、いうことですが…どうですか?久我山さん」 「っていうか、そもそも言いだしっぺが絵が描けないって当たりに矛盾あるんじゃない?」 「いやいやいや、だから、それは置いといてね」 「か、形としてはひ、人に押し付けてるわけだしね」 「いや、でも描く量は少ないでしょう?ほとんどスケブの流用で描き下ろしの漫画が数ページってだけの話、久我山さんの書きたい話描いて下さいって言ったでしょ!!」 就活で打ち合わせになかなか来れない久我山は7月15日の時点で何でもいいと言われると余計に描けなくなっていた。 「うーん、どうしましょう…」 「さ、笹原が何か描けば?」 「え!?」 「もう時間ないしさ、お、俺もいつプロットできるか、わ、分かんないし。げ、原案つうか、そういうの」 「無理ですよ、無理無理」 「や、やりもしないのに、無理っつうのは違うだろ」 「でも…」 「頼むよ」 「分かりました。けど、お題がないですか?」 「す、好きに描けばいいよ」 「でも、久我山さんが描くのに…」 「お、俺は笹原が描いてきてくれたものか、描くから…。寧ろ、そっちの方がいいもんできんじゃねえの…?」 「分かりました。ちょっと頑張ってみますけど…。ちょっと難航していますけど、よろしくお願いします。久我山さん頼みなんで」 笹原が考えたストーリーはベタなもので、久我山にはピンと来なかったらしい。 「じゃあ、没ってことですか?」 「没ってか、俺はこれ描けないなって」 「だから、それ全没ってことじゃないっすか」 「う、うん…何ていうか、俺としては山田は出したいよね」 「じゃあ、最初から自分で描けって話ですよ!!そうでしょ!?」 「ありがちだねぇ」 「高坂さん…」 「そ、それは確かに俺が悪かった。で、でもね、俺が言いたいのはも、もっと根本的なことで…2人の温度差みたいなことなんだけど」 「何すか?それ。本当はあんまりやりたくなかったとかいうつもりですか?」 「いや、だんだんやる気が失せていった」 「それは俺のせいなんですか?」 しまいには久我山に電話しても出なくなってしまたっため、笹原は家を訪れるが呼び鈴を鳴らしても居留守して誰も出てこない。 「全部、俺のせいなんですか?」 「っていうか…」 「俺は…」 「いや、結局やるのは俺一人みたいな…」 「しょうがないじゃないですか。絵描けて、スキャナやフォトショ持ってるのは久我山さんしかいないんだから」 「俺だって忙しいんだよ、マジに。卒論とか就職とか。田中は服飾の専門学校行くし、斑目は何だか適当だけど。俺はちゃんと卒業したいんだよ!!」 「いや、だから雑用とかスケブの取り込みとかは俺がやるっつったじゃないですか!!久我山さんは漫画だけ描けばいいようにって。それでもダメなんですか!?」 「…っ」 「温度差があるなら、俺が高いんじゃなくて久我山さんが低いんじゃないですか?」 「そ、それは同じことだろ」 「いえ、責任の所在が違います」 すると、荻上が自分がマンガも描く、かなり勇気を出して発言したのだが、そんな様子に笹原は気付けず断ってしまう。 「スケブの取り込みだけやらせてください。もう漫画は描かなくていいです」 「ふ~ん、漫画家にやる気をなくさせるのは編集者として最悪なんじゃないの?別に俺ら漫画家でも編集者でもないけどさ。でも…何か笹原、原口みたいだよな」 「それは言い過ぎでしょう」 「そ、そうでもないんじゃない?」 「あ、俺も分かっちゃいました。だから久我山さん、漫画家になれないんですね」 「だから就職活動してるんだろ!!」 「それも言い訳でしょ!!漫画家になろうとしたこともないじゃないですか!!やすいプライド守りたいだ…」 涙を流した荻上にハンカチを差し出す春日部。 「笹原、締め切り表っての見せて。じゃあ、笹原と久我山と、それに荻上、あんたら3人で漫画を10ページ、7月30日までに描きなさい」 「それだったら、割増料金5%で済むしね」 「でも、それ一週間しかないじゃん。今まで一ヶ月でもできなかったのに絶対無理!!」 「それは何もやらなかったからでしょ?この一週間はこれだけやるの、絵も話も3人で。何でもいいから10ページでっち上げなさい。責任取れって言ってんだよ」 笹原、久我山、荻上の3人は集まって原稿のことを話し合っていた。 荻上が仕切っていくことで、形になっていきます。 その間に斑目がスケブを取り込んでいた。 あまり寝ずに原稿を進めるため、寝てしまった荻上にドキドキしている笹原だったが、荻上が目を覚まします。 「何かかけるもの…」 「いいです、起きます」 「あとちょっとで終わるし、家帰っても…」 「大丈夫です。顔洗わせてもらってもいいですか?」 7月30日に何とか原稿を印刷所に出せた笹原達だった。 「ギリギリだ。ね、ホントダメなサークルでしょ?あまり多くを期待しない方がいいと思うよ」 「最初から期待なんかしてないです」 「あ~ら、そう」 8月4日 「本、いつできんの?」 「え、本は印刷所がコミフェス会場に直接搬入してくれっから見れんのは当日っすよ。だから8月15日」 「え、そういうもんなの?じゃあ行かなきゃ見れないの?」 「いや、何冊かは保存用に持って帰ると思いますけど…。笹原さん達何度も言ってたじゃねえですか」 「いや、興味ないから聞いてねえし。あ、それよりさ、経験なくてもエロって描けるの?」 「はぁ!?」 「だって見たことないでしょ?」 「何てこと言い出すんですか」 「や~ん、『見たことないって何をですか!?』って聞いてくんなきゃ」 「同人誌見ていれば大体分かります」 「それ、すごく間違ってると思うぞ。色んな意味で」 8月7日 「どうですか?」 「やっぱ式典バージョンだよね」 「売り子するからあまりごてごてしたのは向いてないですしね。でも剣がないのは寂しいです」 「布地、そっちにして良かったな」 「その衣装、私のじゃないですよね?」 「あぁ、頼まれて。断れないしね」 大野は田中が自分以外の人にコスを作るので嫉妬していた。 8月9日 ディスプレイを考える笹原と斑目。 8月10日 STARBOOKS COFFEEで今年は海に行かないのか高坂に尋ねる春日部だったが、皆それどころじゃないみたいだと言われてしまう。 8月12日 サークル入場する2人を考えますが、朽木に会場前行列をする勇者に選ばれる。 8月15日 コミックフェスティバル3日目 天候:快晴 最高気温予想:35℃ 次回、「アツい夏の一日」 げんしけん2 DVDvol.1 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 17, 2007 02:40:57 PM
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