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テーマ:『BLEACH』(613)
カテゴリ:絶園のテンペスト
BLEACHの第152話を見ました。
第152話 一護反撃!こいつが俺の卍解だ 一護とネルの行く手を阻むドルドーニは、“十刃落ち”という元十刃の破面だった。 その実力を侮った一護は、早々に斬魄刀を開放したドルドーニの猛攻の前に窮地に追い込まれる。 《この霊圧は一護か。クソ、そこら中ヤベー気配がしてやがるぜ。な、何だ、この霊圧は…!?》 恋次を追いかけてくるドンドチャッカはネルじゃなくて恋次の所に到着し、その妙な霊圧と迫力のある泣き顔で、恋次を恐怖のどん底に叩き落していた。 「おっかしいと思ったんだ!!お前が俺をチョイスする理由ねえもんなあ!!」 「ネルは…ネルは…一護を追っかけていった…ヤンス…ぅ。早くしないと大変ヤンス…ぅ!!」 「うるせえ!!一護んとこなら他より安全だ。泣くな、コエーから」 「違うでヤンス。早く、早くネルを見つけねえと…ぅ…ネルを見つけて止めねえと…ネルは…ネルは…」 一方、一護の本当の実力が見たいと豪語するドルドーニは、一護に卍解するように迫る。 しかし一護はそれを拒否し、あくまでもそのままの状態でドルドーニと戦おうとする。 郷を煮やしたドルドーニは、一護に向けて虚閃を放った。 だが、その時、二人の間にネルが割って入る。 一護を庇い、その虚閃を口で飲み込んでしまったネルは、ゲロ吐くように「ぶあっ」と吐き出し、それを受けたドルドーニにダメージを与える。 「い、いつごにひ、酷いことするなっす…っ…」 ドルドーニの攻撃を受けて飛ばされてしまうネル。 「ネル!!」 ネルを左手で抱きながら卍解する一護。 「そんなに見たけりゃ見せてやる。待たせたな、おっさん。コイツが俺の卍解だぜ」 「成程、待ちわびたよ、ニーニョ」 「い、いつご…ゴホゴホ…」 「悪い、ネル。俺がつまんねえ意地張ったせいで痛い思いさせちまった…。十刃の連中と対等にやり合う為にはそれ以外の奴に卍解するようじゃダメだとそう自分で決めてここに来たんだ。くだらねえ」 「そうかね?戦いの為に自らを律する、強さを求める者には必要なことだ。素晴らしいことだと思うがね」 「仲間に怪我させてまで貫くほどのことじゃねえよ」 「強さが目的ではないということか。仲間を守ることが目的であり、強さは手段に過ぎぬと。優しいな、ニーニョ。…だが、まだ上があるだろ。知っているぞ、虚化というものを。ニーニョ達の現世での戦闘記録は全てこちらに届いている。ニーニョには虚に近づいて爆発的に戦力を上げる術があるはずだ。それを出したまえ!!」 一護の全力を見たいがために、手段は選ばないドルドーニ。 「怒っているのかね、ニーニョ。何を怒ることがある。ニーニョの目的が仲間を守ることならば、我輩の目的は全力のニーニョを倒すこと。その為に我輩が狙うのはニーニョではなく、そのべべ一人、それだけのことだ」 「恥はねえのかよ、あんたには!?」 「あるとも!!我輩の恥は本気のニーニョと戦えぬことだ!!それに比すれば全ての恥など、無きに等しいものだよ、ニーニョ」 「分かった。ネル、ちょっとだけ下がってろ。大丈夫だ、俺の後ろには欠片ほどの霊圧も通さねえ」 「いつご…」 「悪いが、見せてやれるのは一瞬だ」 「十分だよ」 「そうか、そりゃ良かった」 虚化した一護を見たドルドーニは高笑いしてる間にやられてしまう。 「一瞬だって言ったはずだぜ」 《無念…。分かっていたことだ。崩玉が手に入れば、それ以前の十刃が用済みになることは最初から心得て、藍染殿の下にいたはずだ。だが…》 ネルにたくさん唾をつけられているドルドーニ。 「ギャァァァア!!何をしている、貴様!?」 「涎をかけてっす」 「見れば分かる、そんなことは!!何故、我輩に涎をかけているのかと聞いているのだ」 「うるせえな、何騒いでんだ、ドンパニーニ。コイツのヨダレには弱いけど治癒能力があるんだってよ。なぁ、ネル」 「あいっす。だから、こうして…うぉお…おぇ…。喉チンコ捏ねると一杯涎が出るっす」 「だから、ゲロだ。っていうか、レディがチンコ捏ねるとか言うな!!」 ゲロまで吐いてしまったネルのお陰でドルドーニは回復する。 「乾杯だよ、清々しいほどにな。我輩の身体には力が満ち、心には勝利の意思が満ちていた。いつ何時打ち込まれようと、受けきり打ち返すという確信があった。油断はなかった。ただ…見えなかった。強いな、ニーニョは」 「そんなことねえよ」 「我輩は十刃に戻りたかった…。十刃は藍染殿の忠実な下僕だ。そして、藍染殿はその十刃を戦いの道具ほどにも思ってはいないだろう。それは分かっている。だが、一度高みに立った者はその眺めを忘れられぬものだ。あの場所は堪らなく心地良かった。我輩は全力のニーニョを倒せば、藍染殿に再び認められ、十刃に返り咲くことが出来るやもしれぬと考え、その為にニーニョに虚化を促した。そして、その心は今も変わらぬ!!」 「テメー!!」 「何を驚く?事情も知れぬ敵の傷を癒すということは反撃も覚悟の上でのことだ!!違うか?」 「止めろ!!まだ動けるほどには回復してねえだろ」 「傷とは気構えに負うものだよ、ニーニョ。戦う意思さえ回復すれば体の傷など取るに足らん!!そこがチョコラテのようだと言うのだ、ニーニョ!!」 次回、「悪魔の研究!ザエルアポロの企み」 BLEACH 破面・虚圏潜入篇 1 〈完全生産限定版〉 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 12, 2007 09:05:51 PM
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