BLASSREITER ―ブラスレイター―の第9話を見ました。
第9話 力の価値、力の意味
マレクの一件で、姉の
アマンダはXATの業務から外され、データの整理をさせられてしまう。
『私は落ち着いている。マレクがあんなことになったというのに…』
「マレクが!?」
「はい」
「何でだよ!?」
「さぁ?マレクくんがどこかで融合体と接触したとしか…」
「接触…?」
『まさか、あの時…!?』
ゲルトと
マレクが握手した時のことを思い出す
ヘルマン。
「兎も角、アマンダがチームから外されて手が足りないんです。ボスがあなたにもブルーと…」
このままじゃ、
アマンダに会わせる顔がねえと
ヘルマンはXATから飛び出してしまう。
マレクは
ジョセフと一緒に廃墟と化した教会に身を隠していた。
自分を庇ってくれた
ジョセフの看病をする
マレク。
「まったく、とんだ疫病神だわ。ジョセフもジョセフだけど」
「ジョセフ死なないでしょ?」
「それより、XATに見つかる可能性の方が高いわ。とはいえ、ジョセフはしばらく動けそうにないし…。仕方ない、私、しばらく離れるわ」
「え?」
「ジョセフは諦めるとしても、このガルムまでXATに発見されるわけにはいかないもの。あなたのせいなんだから、後は自分で何とかしなさい」
ブルーの映ったライブ映像を送ってもらう
メイフォン。
ウォリクは具合がまだ悪く、
ベアトリスからもらった薬を飲んでいた。
マレクを探しに出た
ヘルマンが向かった先は町中を盗 撮してる男の元だった。
「相変わらずの覗き趣味か?」
「こ、これは…」
「捜してる奴がいるんだが、ちぃと協力してくれねえか?」
「発見されるのも時間の問題」
「ジョセフ、君はまだ分からないのか?世界は変わらなければならないと。君はあの日から何一つ変わっていない」
両親を交通事故で亡くしたという自分の境遇と似た
マレクと叔母の施設で出会った
アマンダは何度も施設を訪れて叔母を説得して引き取ることにする。
新しい服を買い、学校に通わせ、守ってやってる気になっていたと自己満足だけしていた自分を責める
アマンダ。
マレクのことが心配だった
アマンダは絶対に死なせないと、落ち込む間もなく姿を消した
マレクを捜し始める。
ジョセフを看病する
マレクの元に
ザーキンが現れる。
「こんな惨めな姿は見たくなかった、ジョセフ。君がここまで愚かだったとは思わなかったよ。ある意味、君には期待していたんだが、仕方がない。君には更なる刺激が必要だ。僕が自ら与えてあげよう!!」
ジョセフに刺青のようなものが入った掌を見せ、何かしようとする
ザーギンを止めようとする
マレクだったが、
ザーギンには攻撃が届かず、融合体になっても触れることすらできずにいた。
「つまらない出来だ。ベアトリスももう少し考えて血を渡さないと。ま、ジョセフが肩入れするだけのものはあるかもしらないが」
生身の状態で
マレク、
ジョセフを圧倒する
ザーギン。
「ジョセフ、私が求めているのはこんな小さなものではない、こんなものではないんだ。もし君がここから復活を果たし、もう一度私の前に立つことができたなら君は選ばれし者になれるかもしれない。その僅かな可能性にかけてみよう。君の姉サーシャのためにも」。
そこに駆けつけた
ヘルマンと
アマンダは
ザーギンにボッコボコにされた
マレクに駆け寄る。
「離れて、アマンダ…僕の血は…」
「そんなの関係ない!!あなたを絶対に死なせないわ」
「アマンダ、僕…殺したの…嫌だった…。ヨハンをいじめた奴らだったのに…。最初は…気持ちよかった…。でも、すぐ嫌になった。僕の手、血まみれで…ジョセフも助けられなくて…。やっぱり、僕、弱虫なのかな…」
「そんなことない、そんなことはないよ。ごめんね、マレク…ぅ…私、あなたを全然助けられなかった。こんなに苦しんでいたのに…ごめんね…」
目を閉じる
マレク。
次回、「陰謀の中で」
ブラスレイター DVDvol.1