銀魂の第127話を見ました。
第127話 会わないとわからないこともある
「おいおい、やったじゃねえか。オメーのことが知りたいってよ、もうメロメロじゃね?どうするよ、教えちゃう?あんなことから、こんなことまで教えちゃう?」
「いや、でも銀さん…彼女に送った写真…彼女が知りたがってるのって僕じゃなくて沖田さんじゃね!?」
顔写真で嘘をついているためにお互い相手を誤解しながらの文通が始まり、返事が来てみるとその返事にまた悩んでしまう
新八。
銀時が相談にのっていましたが、その相談に乗ろうと未来の兄を名乗る
近藤が現れる。
「『僕は江戸で
万事屋のバイトとして
働いています。
万年金欠で、
趣味は、アイドルの追っかけです』
ってこんなんでモテるか!!何だよ、万事屋って。何だよ、アイドルの追っかけって気持ち悪っ」
疑似恋愛のエキスパートの
近藤は嘘を書かずに印象を良くする文章を作ってくれる。
「『僕は、
銀さんという侍の元で
侍道を学ぶべく
日夜修行に励んでいます。
趣味は音楽鑑賞。
こればっかりには
財布の紐もゆるみます。
お陰で万年金欠です』」
「おぉ!?」
「さっきと内容は同じなのに印象が全く違う!!」
ここまでは良かったのだが、
近藤の考えた続きは
お妙をベタ褒めする様な内容ばかりでシスコンの気持ち悪さが目立ってしまうものだった。
新八は最初のいいところだけを使って返事を書くことにするのだが、姉に関する事も少し書くのだった。
姉の話題に食いついて来た文通相手は、弱くて引っ込み思案の自分を姉に見立ててどう思うかを手紙に書かれてくる。
それに対してまた返事に悩む
新八達はフォローの達人の
土方も巻きこんで、返信を書くことにする。
「おい眼鏡、こんな女のどこがいいんだ?こいつはどう見てもビー型の女だぞ。型の女は自分勝手でまず人の話を聞かねえ。自分の話だけ捲し立てるように話し、それで会話が成立していると思う性質の女だ。この手合いは下手にフォローに回ると永遠と一人で喋り続けるぞ。かといって強引にこっちの話を振ってもまず聞かねえ。相当に上手くやる必要がある」
お姉さんの事をフォローしながらさりげなく話題替えをする手紙を書くことにし、
銀時と
近藤ではダメだと
土方の素晴らしい文才が披露される。
土方は突き放す様に見せておいて、超ド級のフォローを入れ、さりげなく会う約束を取り付けるような文章を考えてくれる。
「君に会いたいだけだから」という文章を書いておいてワザと白で訂正し、ウブな男の子はその一文を照れて書けないという演出までしたのだが、最後の最後の所に、
近藤の「お姉さんを思うとムラムラします」という文書が残っていた。
ムラムラという内容が入っていたのに姉は手紙を読んで会いたいという返事を返してきて、会う事になる。
だが、写真の
沖田を
新八だと思っている文通相手のために
銀時は悪役を演じる
沖田を待ち合わせ場所に行かせる。
植え込みの中で見守っていた
新八の名前を
銀時が呼んだのを本当の文通相手の姉が聞いてしまうのだった。
「今、新八って言いました?」
次回、「会ってもわからないこともある」
銀魂 シーズン其ノ参 04
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