WHITE ALBUMの第16話を見ました。
夢幻/水樹奈々
赤い糸/Suara
第十六頁 小さい頃を想って、恥ずかしさに身悶えすることがある。それに比べれば
泣きながら草むらの中から何かを探していた幼い頃の夢を見ていた
冬弥は自室ではないホテルの部屋で目覚め、
弥生の書置きを見つける。
「…篠塚さんには感謝してるんです。手紙を破ってくれなきゃ…イヴの由綺には会えなかった」
「おっしゃる意味がわかりません」
「女神だった、ってこと」
「これはお礼だとも?」
「別に、どうとってくれても…」
「コンサートをご覧になったでしょ?あれが由綺さんの…」
「現実、なんでしょ?」
「未来です」
「そして俺は邪魔虫。分からない、さっぱり分かんない。だからさ、その都度こうやって教えてよ」
「駄々っ子みたい」
「そう?」
「それならお教えしましょう」
出場できれば、世間の注目を一気に集めることができる“明星音楽祭”の参加候補に
由綺が選ばれていることを
弥生から聞いた
冬弥は喜ぶ。
「理奈ちゃんなら当確だな。もし一緒に出られたら由綺、きっと…」
「無理です。出場者はプロダクション一つに一アーティストと決まり。慣例とはいえ破ってはならない決まりです」
「敵は…。由綺は知ってるの?」
「思ってもいらっしゃらないでしょう」
「だろうね。言ってなかったし…」
「お分かりになりましたか?」
「音楽祭の件は――」
「まだ分かっていない。そろそろ御納得頂けませんか?恋は終わったもの、と」
冬弥が
弥生とホテルで過ごしている間、自宅へと一時帰宅していた父親が倒れてしまい、病院へと運ばれる。
弥生とホテルで別れてぶらぶら街を歩いていた
冬弥は
理奈のシングルを手に取るが、
由綺のシングルを手に取るとライブのことを思い出し、
由綺本人から受け取っていてもレジで購入する。
――何枚あったって…
部屋に戻った
冬弥は留守電を聞いて病院へと向かい、検査があるので手術は延びることを知らされるも落ち着いていた。
「彰は?」
「帰ってもらった。とっても落ち込んでて…」
――美咲さんはどうして帰らないの
「あ、イヴに此処で由綺のマネージャーさん?一度エコーズに見えられて、藤井くんがいない時」
「たまに来るんだ、落ち着くみたいで。他に客いないし…」
――何を知ってる」
「由綺、知ってるの?」
「あ、何を?」
「よく送ってもらってるってマスターが…」
「たまにだよ。由綺は、さぁ…どうかな。話題になったことはないから」
「いい人なのね。もっと怖い人かと思ったけど、由綺だけじゃなくて藤井くんまで気にかけてくれてるんだね」
「うん…。あ、親父とりあえず心配ないみたいだから一度帰るけど…美咲さん?」
「もう少し」
――どうして
美咲は
冬弥が落ち着いて検査次第で取るかどうか決めると電話でおじさんに伝えているのを聞いてしまう。
「冷静?だから、お見舞いは急にみんな来ちゃうと親父勘づいちゃうと…」
一月五日(月)
冬弥の留守電に
由綺はメッセージを残した後、会議室で
英二から明星音楽祭のことを聞かされる。
「了解、決定に従います。ううん、逆かな。今日をもって緒方理奈は緒方プロダクションから独立します」
「おっと、今度は何を節約してくれるのかな?」
「レコードのプレス代。最後のお仕事お願い、マンションまで送って」
由綺は2人の仲を必死に取り持とうと必死だが、
理奈の決意は固い様子で憎んだりせず半泣き半笑いの顔を浮かべる。
「ごめんね…」
パパラッチ的なものに追いかけられているのに気付いた
英二は
由綺に害が及んだら許さないよと
弥生に念を押していた。
「はい、理奈さんも一役買ってくださるはずです」
雨が降る中、部屋に戻ってきた
冬弥は部屋に明かりをつけることなく
由綺の留守電の声を聞くも、元気がなかった。
――笑顔の声が待ってた」
「由綺、由綺…!!」
次回、「バレてほしい嘘がある。信じてほしくないホントウがある。一つずつ、ある」
冬弥と弥生さん、車中じゃなくてホテル泊まるようになったんですね…。
冬弥パパ、余命短そうですよね。
冬弥、死に目に会えなさそうですね。
WHITE ALBUM 5【Blu-rayDisc Video】
WHITE ALBUM 5
前野智昭 1st マキシシングル 「for You…」【予約 10/30 発売予定】←冬弥役の前野智昭さんの1st. MAXI SINGLEです。買う気満々です(笑)
http://blog.ajin.jp/2009/10/24/white-album-episode16-review