葵優太の「輝く日々」

4/2、3と栃木や東京方面に旅行に行っていました。

東北自動車道を走る車の中で、3/11の地震の日から、福島県を離れるのは初めてだな、と気がつき、

色々な思いを感じていました。

福島県を離れようとするときには、ものすごく重たい、封印のようなエネルギーをずっと体に

感じていたのですが、県外に出ると、あっという間にそのエネルギーから解放され、体が楽に

なってゆくのがはっきりとわかりました。

同時に、どれ程の厳しいエネルギー環境のなかで、福島県の人たちが懸命に今を生き抜いている

のか、その努力が途方も無く尊い行為であることもまた、身にしみて実感できました。


栃木県では、アウトレットで買い物を楽しんだのですが、折からの好天に恵まれ、本当に

天国のような暖かいエネルギーの中で一日を楽しむことが出来ました。

同じ日本の中、それも隣県なのに、これほど状況が違うこと、平和を安心して楽しめるほどに

環境が違うことに、しみじみとしておりました。


東京に一泊してから、３日の夜に福島県に帰ってきたのですが、高速道路を走っている車の中で、

ラジオから流れてくる福島第一原子力発電所のニュースと共に、福島のエネルギーが一気に

押し寄せてきて、正直なところ「修羅場に戻ってきた」と感じずに入られませんでした。


しかし、この震災の日々の中で、僕の中で一貫して変わらないのは、福島に対する信頼と誇りの

思いです。


アセンションを間近に控えたこの大切な時代、時期に、このような大変革のひとつである

大震災、原子力発電所災害を、自ら引き受けた福島県という土地とその土地で生き抜こうと

決意している人々、その勇気と責任感、誇り高い決断に、僕は一貫して誇りを感じています。


３次元意識の中では、様々な人が様々な思いを抱き、感じて、表現していることでしょう。

しかし、高次元の意識の中では、関わる全ての人が全てのことを認識し、理解し、納得したうえで

この大きな試練を自らの責任と信頼の中で引き受け、克服しようとしていると、信頼しています。


その気高い思いのエネルギーに触れるとき、いつも、深い感動の涙を感じてしまいます。


この大きな出来事をきっかけに、東北は新しく生まれ変わると感じています。

今までの姿を取り戻すだけにとどまらずに、新しい時代への変化、成長を、体現することが

出来る場所であり、だからこそこの試練を自ら引き受けたのだと思っています。


いまだ、様々な環境、条件は厳しい限りですが、大切なものを決して見失わず、むしろその光と

思いを強めながら、前を向いて、力強く進んでゆこうと思います。


葵　優太

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