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カテゴリ:復興関連
自信がある銘柄の内、購入してからなかなか上がらない株式の会社、それはエスアールジータカミヤです。 EBITA:3468百万円、時価総額44億円。すごいですよね~。配当は5%。税金を払った分の配当をしている感じですかね。 建設用の仮設資材をレンタルしており、拡大意欲が大きいし、また現実にどんどん拡大していってます。斜陽産業(砂漠)の中で中心企業(一輪の花)になってほしいです。 http://www.srg.jp/ir/total/data.php 今年の稼働率は滑り出しがいいようです。倉庫の使用率でもそうですが、震災後はいわゆるトヨタのカンバン方式というのでしょうか、ジャストインタイムが難しくなってきているので、レンタルの稼働率が上がる傾向にあると思います。工事自体は決して増えているわけではないと思いますが、今後2年程度はじわじわと増えてくるのではと考えてます。 HPに詳しく掲載されてますが、仮設材の税務上の法定耐用年数は8年です。一方実際は15年程度は使用できるようです。この特徴はオリックス(リース)がここまで大きくなった理由の一つや、堤家の西部グループ(建物)が大きくなった大きな理由と同じで売り上げをどんどん拡大しながらも(本当の使用年数より短い減価償却期間を前提とした)減価償却によって利益を圧縮して節税の上、借入を増やして資産を増やしていったと。 似規模拡大で雪達磨式に資産を増やしていっているなと。 じゃあ、なぜ株価があがらないのだろうか? 1.そもそも不人気。ジャスダックだし、建設だし、借入は多い。 2.PERが7~8倍は今は普通。もともと課税される利益は出したくない構造の会社であるため、EBITAが大きくてもPERにすると減価償却が強烈で普通になる。もちろんPBRにも償却済資産はでてこない。(まあこういう割安株はどこでもありますが。。。) 3.ストックオプションの付与が6月29日(それまでは押さえつける必要がある。なにか最近の板は買いが入ると同時に100株の売りで抑えている印象がある。ただし、ストックオプション分の株式はすでに自己株式として保有しており、まあ給与をはずんだ意味で希薄化、特に需給の崩れはないだろう) 結論:7月から上昇?そんなうまくはいかないか。。。金利の大幅な上昇がリスクとして考えられるが、そのときはインフレになっているかもしれないし今の状況を所与としてのみ考えてます。増資はしないんじゃないかなあ、株主構成からして。。。
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最終更新日
2012.04.22 22:07:50
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