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カテゴリ:塩漬け株
DMPは相性が悪いのかうまくいかないことが多いのですが今のところ相性がよいテラプローブがストップ高となり、そこで4割程度売ったのですが、張り付いてしまって、月曜の方がよかったかなと思ってます。まあ仕手株化するんだったら私の範囲ではないので仕方ない。(久しぶりのストップ高にちょっと自慢の日記となります。)
掲示板を見てると、日本マイクロなんとかのIRで出来高を伴って上がっているみたいですね。10時ちょうどに買いあがってるみたいなのでこれは適時開示アルゴということでプロの仕業でしょう。 ファンドが結構持っている銘柄なので、ここで出来高を伴って上がるということはもう少し上まで上げて最後に売るつもりなのでしょうか。思惑が思惑を呼ぶ展開で、デイトレーダーとか仕手株好きの個人が多数乱入してきたようです。2000円いや5000円までいってもおかしくない論調ですね。まあPBR1まで行く確率は結構あると思います。
ここでストップ高で買えた!やった!と掲示板に書いてあるような個人投資家は総体としては損をして退場していくことが多いと思います。(テラプローブは資産背景があるのでそうでもないかもしれませんが)
それで思い出したのですが、 「あなたのお金と投資脳の秘密」ジェイソン・ツヴァイク著237ページに動物の例がのってました。
食糧や水や温もりが欠乏している動物は、生き延びるために必要最小限な餌によって生き続ける可能性は低く一発逆転を狙う傾向がある。 ちまちました餌ではどうせ死んでしまうのでリスクを背負って大物をしとめに行くというもので、それはそれで合理的だと思う。 動物としては合理的な選択なのだがお金でこれをやってしまうとやられる個人が続出する。 ・バージニア州で年収1万5千ドル未満の人たちは宝くじの購入に収入の2.7%をあてる。5万ドルを超える人は0.11%しかあてない ・上半期のリターンが平均に届かなかった投資信託は下半期のパフォーマンスのぶれが平均以上だった投資信託に比べて「11%以上」大きくなる。
このように、お金に関しては「もっともリスクを取れない人たちが最悪のリスクをとる」ことが非常に多いのである。
結論:テラプローブ固有の資産背景は別として、自分で考えた戦略(個人を欺く目的、デイトレ的思考等)無しにお金をつっこんでいく人は長期的にほとんどの人が損をして退場していく。 小さなお金だから数倍にしたい、と考えるのではなく、確実に少しずつ増やす方法が最後は大きなものになる。非常にIQの高い人でも驚くほど合理的に考えることができる人が少なく、つい、流行の銘柄に突入していってしまい、業績はいいけど値動きのほとんどない退屈な銘柄を売って大きく利益を取り損ねる。
って、当たり前か。。。
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最終更新日
2014.06.21 13:39:15
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