カテゴリ:完結マンガ簡易レビュー
お嬢様と妖怪執事 著者:藤原ここあ
短編集 【お嬢様と妖怪執事】 両親に安心してもらうために自立したい虚弱体質のお嬢様と、執事の格好をした過保護の座敷童。 座敷童のお嬢様ラヴっぷりと、ソレを突っぱねるコント。座敷童のややMっぽい変態っぷりがどうしようもないw 【山田】 凡庸BL漫画にでも出てきそうなナルシストの山田が、同僚に告白できない教師を焚きつける話。 山田は変態だが、教師の話は真面目な話なんで、ギャップが良い感じだなぁと思っていたが。 オチが最低w 【ストレイドール】 人形の力を具現化できる人形使いと、人形使いへの独占欲が強いパートナー(元は人形)の話。 マイナスの感情で具現化した人形を倒して保護したりする仕事らしい。 話は普通だけども、人形使いを変態に仕立て上げるパートナーが面白い。 【私は】 打ち込む趣味(写真)が周りに理解されず、孤独を感じる少女。 努力はしたが大事なことは話せず薄っぺらい関係しか築けなかったことに悩んだり、こんなんじゃいい写真は撮れないと悩んだり。 そんな考えのままで卒業を迎えたのですが、常連のカメラ店でおじさんと話をしたとき― 空しさは解釈しだい。 私はこの子と重なる部分があるので、その分余計に感動してしまった。 私からすると、最後の【私は】だけで、十分に買う価値がある漫画と言える。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年05月06日 00時34分40秒
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