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三環・四環系抗うつ薬

★★★    三 環 系 ・ 四 環 系 抗 う つ 薬    ★★★

三環系抗うつ薬と四環系抗うつ薬は早くから治療に用いられてきたため、使用方法が確立されていて、安定した治療効果が得られるため、現在もっとも一般的に使われています。
三環系と四環系のほとんどには、セロトニンノルアドレナリンの再取込みを阻害して、情報伝達を正常な状態に戻す働きがあります。
ただ、ほかの
神経伝達物質にも作用するため、さまざまな副作用が生じてきます。
1950年代から開発されていた薬を「第1世代抗うつ薬」、1970年代以降に開発された薬を「第2世代抗うつ薬」と呼んでいます。
第2世代抗うつ薬は、第1世代抗うつ薬に比べて副作用が少なく、簡便性にすぐれています。


■ 三環系・四環系抗うつ薬 ■

「三環系」という名称は、ベンゼン環と呼ばれる亀甲型の環が3つ連なった化学構造をしているところからつけられました。
同様に「四環系」は、ベンゼン環が4つ連なった化学構造をもっています。
三環系抗うつ薬は、抗コリン作用による副作用が出ます。口の渇き、便秘、排尿困難などです。抗うつ効果が出る前に副作用が出るとも指摘されています。
四環系抗うつ薬にも、便秘、口の渇き、排尿困難の副作用が出ますが、三環系に比べはるかに少ないです。しかし、薬の効果は弱いとの指摘もあり、軽症うつ病に用いられます。



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