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草莽の記    杉田謙一

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seimei杉田

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2009.04.24
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パッテンライ 南の島の水物語 文部科学省選定作品試写会に参加して

八田與一技師がいかに台湾に貢献したか、実に詳細な事実に基づき作り上げている。優れた作品である。公開は7月4日から17日まで 名演小劇場で限定ロードショー。ぜひごらんいただきたい作品です。アニメーション映画であり子供たちにも親しみやすいもの。パッテンライとは「八田来」の台湾読み。
 NHK台湾報道の冷徹さと比べて雲泥の差である。皆さんもご存知とは思いますがあえて八田先生のご業績を振り返っておきたいものです。(以下三ヶ根通信資料より修正引用)

 台湾では「○○さんはリップンチェンシンの人だ」といえば、「○○さんは正直で堅物で信用できる人だ」という意味だそうです。リップンチェンシンは、日本語に訳すと日本精神のことです。現在の日本人が忘れてしまった?なくしてしまったとも思える心ではないでしょうか。かっての日本人なら誰しも持っていた日本精神―勇気、勤勉、誠実、正直、公正、清潔、信頼、規律、遵法(じゅんぽう)、使命感、責任感、滅私奉公(めっしほうこう)
等・・・―を、日本人から学んだ心の在り方として、台湾人の生活の中に生き続けているのです。
 この精神を台湾の地で、実践躬行(じっせんきゅうこう)されていた数多くのわが日本の先人がおられました。芝山巖(しざんがん)教育にて一視同仁(いっしどうじん)の心をもたれた六氏先生、嘉南大州(かなんたいしゅう)八田ダムを作られた八田與一先生など。誠の日本人と世界に胸を張って言えることのできる人たちです。
 日本精神が何たるかを教えてくださっています。
日本の敗戦後、日本人の墓や同像は、残らず引き倒され、破棄され、代わって蒋介石総統の銅像が建てられていました。そんな中にあって、八田與一技師像は昭和六年七月、ダム竣工し通水を顕彰して建てられました。作業服にゲートルを巻き、作業靴という労働者と寝食を共にされたありのまま姿で、珊瑚潭(さんごたん)を見下ろせるダム工事起点の小高い土手に腰を下ろす姿で。像建立の費用は工事に従事した人たちの個人寄附だったそうです。
 日本人ゆかりの銅像が撤去されてしまった今日も、八田與一技師の銅像のみは、地元の人々によって大切に守られ、しかも毎年五月八日の命日には、嘉南の農民が父とも、神とも崇め慕って追悼式が行われているのです。
台湾をこよなく愛し、台湾に命を捧げた八田與一技師と外代樹令夫人(とよき)(のご高徳を偲ぶとともに、台湾の方々から寄せられている篤い思いに私たちはどう答えるべきでしょうか。
先生は石川県金沢市のご出身です。明治十九年二月に誕生され、明治四十三年七月東京帝国大学土木工学科を優秀な成績で卒業されました。平素から、自分は官位や地位のために仕事をするのではない。私は人間のためになり、後生の人たちに多くの恩恵をもたらす仕事がしたい。それができれば、一介の技術屋で終わっても十分だと考えておられました。
 明晰な頭脳と旺盛な研究で数多くの原書を読破され、最新の知識と技術を引っさげて、外地でその土地の人たちのためになる仕事をしようと、大学卒業の翌八月には、当時は未開の地とも言われていた、日本から二千キロメートル以上離れる麗しの蓬莱、台湾総督府土木技師として赴任されました。嘉南地方は嘉義と台南に広がる地域です。
この地は雨が少なく、水がない。また塩害に悩まされる不毛の土地。人々から見捨てられてもいました。そのうえ、悪質な伝染病(マラリア、アメーバ赤痢、コレラ、ペスト)も流行するというところだったのです。

 大正七年(一九一八年)、先生は精細な調査をもとに、この嘉南平原への灌漑工事を計画したのでした。十万ヘクタール(現在十五万ヘクタール)にも及ぶ巨大な工事計画を実現するため、精力的な熱意で日本政府を動かし、積極的に推進されました。
 学び得た最新の知識と技術を用いて。日本にない大型土木機械―ショベル七台、エアーダンプカー百輌、ジャイアントポンプ五台、その他ドイツ製機関車十二輌、コンクリートミキサー四台、大型さく岩機等々、当時の日本のひとつの工事で、このような大量の大型機械が使われたのは初めてのことだったのです。大型土木機械はアメリカからものでした。これらを駆使して、先生の独創的ともいえるセミ・ハイドロリックフイル工法による土堰堤を作ったのでした。緻密な地質調査から、第三紀新層まで切り取り、平らにして、中心に銅板を入れた中心コンクリート・コアを堰堤の長さに造るというもの。高さ五十六メートル、長さ一・三キロメートルの土堰堤は土台1万立方メートル、土石は直径二、三十センチメートルの大きな玉石や栗石、小は砂利、小砂、粘土。これらを二十キロメートル離れた曾交渓の近くで大量に発見して使ったのでした。
 堰堤の外側は大きな石、内側には砂利、小砂そして、中心には微細な粘土を配して造られました。特に先生は粘土の土質実験には神経を払われたといわれています。粘土の質そのものが堰の生命を左右することだったのです
 十年一日がごとく、堰堤を造る工法が、先生の採用されたセミ・ハイドロリックフイル工法でした。日本の主なフイルダムは御母衣ダム、九頭龍ダムなど、台湾の曾分水庫、白河水庫などは、いずれも土や石を突き固めて造る乾式のフイルダムであるのに対し、先生の設計された烏山頭ダムは、射水して築造する独特な湿式工法のフイルダムという画期的なダムで、東洋では唯一の例になっているのです。この工法をアメリカ合衆国の土木学会誌は、「八田ダム」と命名し、先生の名前が土木界に残されています。
(以上、山口周行先生のご文章一部改変 三ヶ根資料より)

 さて、この映画は私どもの三ヶ根通信をお読みいただいています古川勝三様の「台湾を愛した日本人」を参考文献として作られているとパンフにありました。

 この烏山頭(うざんとう)ダムに私どもは桜を毎年送り続けています。北回帰線の通る亜熱帯ですので普通の桜は植わりません。品種改良をした桜です。それでも土壌が悪く枯れる木が多い。何とか残したいと、この6月にも仲間数人で土壌改良に行ってきます。

 三ヶ根友愛桜の会という名で行っております。私もその副代表として会報を出し、今450名ほどになりました。年間450名のかたがたに通信をお送りいたしております。会費は年間2500円。もしよろしかったらご入会いただければ幸いです。お申し込みください。このブログへメールくだされば通信をお送りいたします。

 さてNHKはどれほど卑劣な報道をしたのか。会員はほんとに情けなく思っています。八田先生すら語らないで台湾統治を語っているのですから。残念で夜も眠られないほどです。

 パッテンライ。ぜひご覧ください。またDVDとしてだす予定もあるそうです。上映活動もなしていきたいものです。

【三ヶ根殉国七士墓前祭ご案内】
 今月二十八日は独立記念日。日本の占領が解除された日。翌、二十九日は昭和の日。二時より三ヶ根山にて殉国七士墓前祭。多くの方のご参列をお待ちいたします
 なお午前中には各慰霊碑ごとの慰霊祭が開催されています。

【愛知憲法フォーラム】
  五月三日 午後二時より四時まで
  名古屋都市センター
  講師 西部 邁 氏
   主催 日本会議愛知県支部
【憲法タウンミーティング】
   五月三日 午後二時半より四時半
   場所   ウイル愛知 三階
   講師   馬渡龍治代議士 (自民) 
        大塚耕平代議士 (民主)
        佐々木憲昭代議士(共産)   ほか
   主催  日本青年会議所愛知ブロック協議会

【田母神元空幕長刈谷講演会開催のお知らせ】

日時:平成二十一年五月六日(水・振替休日) 開場 一時より
講演及び質疑応答 午後一時半開会~四時十五分閉会
講師 田母神俊雄元空幕長
   若狭和朋氏(歴史家)
会場:刈谷市民会館
アイリスプラザ 三階 まつの間
刈谷市大手町二丁目二十五番地
電話:0566‐21‐2071
入場料:1〇〇〇円(中・高生 5〇〇円)
交通: JR東海・名鉄三河線の
刈谷駅南口から徒歩7分
駐車場 無料 多数あり

主催:西三河の教育を考える会 代表 村松孝幸
<問合せ先> メール:tamo_g@mail.goo.ne.jp
電話:090‐4260‐4173
FAX:0566‐22‐2628
申込:受付中です。メールまたはFAXでお知らせ下さい

なおこのブログにお申し込みいただいても可能です。メールにてまたはFAXにてお寄せください。
seimeijuku@proof.ocn.ne.jp
0564-53-8607(FAX)


 








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Last updated  2009.04.24 23:00:53
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