テーマ:夏目漱石(54)
カテゴリ:夏目漱石
矢野龍渓の「郵便報知新聞」が小説掲載を決断した1886(明治19)年以来、長きにわたって新聞連載小説は、新聞社にとっては読者獲得の有効な手段であり、作家にとっては重要な作品発表の場であった。「朝日新聞」を例にとれば、連載小説の黄金時代は、二葉亭四迷や夏目漱石が社員作家として筆を執った時代から、三浦綾子『氷点』、有吉佐和子『複合汚染』などが連載された、1960年代、70年代まで続く。
( みんなの知恵蔵より) 【上記の感想】 漱石の『虞美人草』を読んでいる。 この本の最後に載っている漱石の年譜を見ると、漱石は40歳の時に朝日新聞社に入社したとのこと。 そう言えば、高校生時代の現代国語の授業で、そんなことを聞いたような気が。 『虞美人草』が朝日新聞に連載された時期は、1907年6月23日から10月29日。 これは、漱石が朝日新聞社に入社した年である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/12/21 06:42:07 AM
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