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【決算】3月
【設立】1976.7 【上場】1990.10 【特色】近畿地盤に塾『第一ゼミナール』展開。サポート校の第一高等学院や通信制ウィザス高校も併営 【連結事業】学習塾56(18)、高認・サポート校・通信制高校37(17)、他7(0) 【強含み】連結増。新設は塾6、高卒認定・サポート校1。生徒数増だが先行投資で減益。特損減。減配。13年3月期は個別10~15新設。塾生徒数強含み。新設負担やコンテンツ開発費等減少、営業益若干増。 【戦 略】通信制高校、高卒認定・サポート校や専門学校は『第一学院』に今春ブランド統一、認知度向上図る。資格取得では行政、商業分野のビジネスコース拡充。 (会社四季報2012年3月発売号より) ------------------------------------------------------------ 【上記の感想】 上記は、ウィザス(9696)について書かれたもの。 保有銘柄ではないが、竹田和平氏が大株主であることや高利回りであることなどで、興味のある銘柄である。 今日は、この銘柄を見てみましょう。 まず、過去日記。 この銘柄については、2011年8月に書いていた。 次に、売上高の推移を見てみる。 単位は百万円。 2007年3月期 13056 2008年3月期 13132 2009年3月期 13769 2010年3月期 13340 2011年3月期 14947 2012年3月期 15582 2013年3月期 16221(会社予想) 2010年3月期は減収だったが、直近は2期連続増収。 今期も増収予想である。 次に、2012年3月期の業績を見てみる。 売上 15582(4.2%増) 営益 793(35.6%減) 経益 797(33.3%減) 純益 135(43.2%減) 営益段階で大きな前年割れ計上である。 その理由は、決算発表直前に下方修正を発表しているので、それを引用する。 ---引用開始--- 新たに当社連結グループに加わりました連結子会社において、新規商品の開発、販売チャネルの拡充のための要員増等を主要因とした先行投資費用の発生により、営業利益につきましては、前回発表予想と比べまして286百万円減少し793百万円、経常利益につきましては、260百万円減少し796百万円、当期純利益につきましては265百万円減少し135百万円の見込みであります。 ---引用終了--- 次に、2013年3月期の業績予想を見てみる。 売上 16221(4.1%増) 営益 1077(35.8%増) 経益 1041(30.6%増) 純益 326(141.5%増) 前期に先行投資費用がかかったことの反動と思うが、大幅な増益予想である。 次に、配当性向・純資産配当率・1株配を見てみる。 22年3月期 --・3.2%・13.5円 23年3月期 65.3%・3.7%・15.5円 24年3月期 100.1%・3.1%・13.5円 25年3月期 47.8%・--・15.5円 25年3月期は、短信を基にした予想である。 なお、今期15.5円配のうち2円は記念配。 また、同社の利益配分に関する考えは、 「当社は株主の皆様に対する利益還元を最重要課題の一つと考えており、これまでも安定配当を主眼に置いた配当政策を実施してまいりました。 利益配分の基本方針としましては企業体質の強化及び内部留保に留意しながらも、安定配当に主眼をおいた考え方を取っております。」 最後に、株価と指標を見てみる。 現在値は、257円 予想PERは、7.93倍 実績PBRは、0.66倍 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012/05/13 06:10:38 AM
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