トレジャー・ファクトリー---株価的には魅力が増したが、経常利益に減速感あり
【特色】衣料、家電、家具、雑貨などのリサイクル店を関東中心に1都4県で展開。幅広い品ぞろえに特徴 【単独事業】生活雑貨13、衣料・服飾雑貨41、電化製品27、家具11、ホビー用品7、他直営0、FC1 【着実増】既存店は衣料品等伸びるが天候不順もあり横ばい。出店は順調で直営10(前期8)寄与。低採算の貴金属取り扱い減り、一般買い取り比率増で粗利率改善だが、人件費、出店費増で営業増益は小幅止まり。 【サービス】買い取りに続き5月に販売でもポイント付与開始。顧客情報増やし、サービス、マーケティング強化も。引っ越し専業など他社との提携テコに買い取り強化へ。 (会社四季報2010年9月号より)------------------------------------------------------------【上記の感想】上記は、トレジャー・ファクトリー(3093)について書かれた箇所を引用。同社株は保有していないが、買付候補である。さて、すっかり忘れていたが、先ほど同社のことを拙ブログで書いたことを発見した。こちらである。5カ月前の日記になる。タイトルには、「悪くはないが、もう少し株価が下げれば魅力的」などと書いていた。では、株価はどうなったか?5カ月前の株価は768円、そして、今の株価は556円。ということで、株価的には魅力的である。今日は何を見ようかと少々迷いながら、とりあえず、店舗数の確認をしてみる。【店舗】福島3,東京15,埼玉15,千葉5,神奈川5 計43 【店舗】福島3,東京15,埼玉15,千葉6,神奈川6 計45これは何かというと、四季報の6月号と9月号から引用したものだ。上が6月号で下が9月号。この間に、千葉と神奈川に1店舗ずつ出店したことになる。東京や埼玉の比べて、千葉と神奈川は店舗数が少ないので、今後も出店が続くか?次に、業績を見てみる。大雑把だが、経常利益のみを見る。1Qが、118百万円。(前年が102百万円)2Qが、142百万円。(前年が141百万円)ということは、前年比では微増というところ。ペース的には、通期会社予想には届かないように見える。それでは、株価と指標を見ておく。現在値は、556円。予想PERは、8.9倍。実績PBRは、1.15倍。予想利回りは、1.8%。優待は、トレジャーチケット(1,000円相当の自社オリジナル・クオカード、プレゼント抽選券、買取金額アップクーポン券)優待のクオカードを含めた利回りは、3.6%。