龍虎図屏風 橋本雅邦筆
漆絵 橋本雅邦の名作「龍虎図」価格:462000円(税込、送料無料) (2020/5/31時点)楽天で購入投資とは無関係の記事になりますが、毎週月曜日に、重要文化財を見ています。今回は、「龍虎図屏風 橋本雅邦筆」。橋本雅邦(1835~1908年)による「龍虎図屏風」の所有者は、静嘉堂文庫美術館。「龍虎図屏風」は、1895年開催の第四回内国勧業博覧会に、出品された作品である。そして、1955年に、明治期の日本画革新の記念碑的作例として、近代絵画で初めての重要文化財に指定された、とのこと。内国勧業博覧会は、・1877年 第一回・1881年 第二回・1890年 第三回・1895年 第四回・1903年 第五回で、全5回、開催されたようである。5回で終了というと、呆気ないように思えるが、1877~1903年に亘って開催されているので、25年以上続いた。開催の意図するところは、物品を一堂に集めることで優劣を明らかとし、出品者の向上心や競争心を刺激して、産業増進を達成することであったようだ。が、回を重ねるごとに、色々と疑問点が出てきたようで、ひっそりと歴史的使命を終えたようである。