ワコム---1Qは増収減益、液晶パネルの調達状況が気になるところ
【特色】電子ペン入力方式のコンピュータ用タブレット世界首位。プロ用で発祥、一般消費者用も併営 【連結事業】電子機器99、ECS1【海外】78 【増 益】主力のタブレットはプロ用、コンシューマー用が新製品拡販し挽回、液晶用も回復。コンポーネントはペン、マルチタッチのPC用等の新製品が浸透し復調。人件費、開発費増などこなし営業益上向く。 【国際展開】今秋、インドに現法設立、ブラジルは五輪に備え今年度中に代理店を設置。研究開発3拠点(本社、米国、台湾)のうち台湾でエンジニア中心の採用増に力点。(会社四季報最新号より)-------------------------------------------------------------------------【上記の感想】上記は、ワコム(6727)のページを引用。同社の直近3期の売上を見ると、減収続きだったことがわかった。367億円→338億円→320億円という具合だ。まあ、今期の1Qを見ると、増収である。前期が73億円で、今期が78億円なので、まあ順調と思われる。問題は利益面で、1Qは前1Q比では減益だったが、その理由が液晶パネルの調達難とのこと。現時点の状況はわからずだが、改善することを期待したい。それでは、株価と指標を確認しておく。現在値は、100,100円。予想PERは、17.82倍。実績PBRは、2.2倍。予想利回りは、3%。