パーク24---今期は増収増益予想、カーシェアリング事業の成長に期待
【決算】10月 【設立】1973.2 【上場】1997.3 【特色】24時間無人時間貸し駐車場タイムズを運営。企業や自治体駐車場の受託も。カーシェア事業参入 【連結事業】駐車場82(19)、モビリティ18(0) 【大幅増益】駐車場は14%増の35・7万車室で始動。出足やや鈍いが、新規開発が大型物件軸に7・2万車室と増勢。震災影響消え既存物件も稼働順調。カーシェアは収支均衡に大幅改善。資産除去債務特損一巡。 【中計策定】14年10月期経常益240億円と意欲的。駐車場は同期末50万車室。カーシェアは足元、エリア拡大、自治体等との協力も進め3・7倍の同1万台に増強へ。(会社四季報2012年3月発売号より)------------------------------------------------------------【上記の感想】上記は、パーク24(4666)について書かれたもの。1枚保有している銘柄である。先頃、同社のレンタカー(マツダレンタカー)を初めて利用したりしたので、今日はこの銘柄を見ておきましょう。まず、2007~11年の業績を見てみる。単位は、百万円。売上高/ 75,458/ 80,834/ 95,320/ 113,248/124,080営業利益/ 12,654/ 8,936/ 10,584/ 12,839/ 13,292経常利益/ 11,873/ 8,260/ 9,878/ 11,880/ 12,711当期純利益/ 6,840/ 4,738/ 5,756/ 6,487/ 6,546売上高営業利益率/ 16.8%/ 11.1%/ 11.1%/ 11.3%/ 10.7%この期間では、4期連続増収中。2008年に減益となったが、その後は3期連続増益中。次に、今期(2012年10月期)の業績予想を見てみる。売上 139000(+12.0%)営益 16500(+24.1%)経益 16000(+25.9%)純益 9000(+37.5%)1株益 63.12円と、堂々たる数字である。次に、2つめの柱として期待がかかる「モビリティ事業」を見てみる。「モビリティ事業」は、レンタカーとカーシェアリングを事業としている。が、現時点では、カーシェアリングの先行投資負担が重いようである。それでも、カーシェリングの会員数は順調に伸びているように思われる。と言っても、前期末と1Q末の会員数の比較しかしていないが。その会員数は、前期末 71,850人1Q末 85,350人また、同事業の車輌台数は、前期末 26,235台1Q末 26,937台(内訳はカーシェアリング3,458台、残りがレンタカー)次に、配当性向・純資産配当率・1株配を見てみる。22年10月期 65.8%・11.3%・30円23年10月期 65.3%・10.6%・30円24年10月期 47.5%・--・30円24年10月期は、会社予想。最後に、株価と指標を見てみる。現在値は、1086円予想PERは、17.2倍実績PBRは、3.74倍予想利回りは、2.76%1単元保有時の総合利回りは、4.60%