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異論・極論・直言――マスコミが言わない解説、提言

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2020.11.13
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カテゴリ:カテゴリ未分類
(致命的なミス。「バイデン次期大統領」と語った菅首相)
 菅首相はアメリカ大統領に立候補しているバイデン氏と電話会談をした。
そして、バイデン氏が「尖閣列島を日米安保条約の対象としている」と明言
してくれたと嬉しそうに記者団に語った。
 この記者に囲まれての様子をテレビで見ていて、菅首相のあまりのセンス
のなさ、厳しい世界情勢にどう対応するかという心構えのなさに筆者は唖然
とした。
 菅首相は「バイデン次期大統領と電話会談し、、、」と述べたのである。
 アメリカの大手メディアも日本のマスコミも、バイデン氏が当選確実だと
して報道しているが、本当にそうであろうか。
 少なくても、「バイデン次期大統領」という言葉は絶対使ってはいけない。
もし、ひっくり返ったら、菅首相だけでなく、日本はトランプ氏から厳しい
復讐を受ける可能性すらある。
 日米の大手メディアのバイデン当確報道をしていて、日本の新聞はバイ
デン時代にどう対応するかというような特集記事を書き始めているが、選挙
の結果はまだ出ていないのだ。
 トランプ陣営は訴訟に踏み切っており、票の再集計や訴訟にはかなりの
時間がかかる事が予想される。
 一方で、アメリカには大統領選挙の日から35日以内に、大統領の選挙人
を確定しないといけないという法律がある。
 つまり、再集計や訴訟での結果が明確にならない内に、選挙人を確定しな
いといけない事もあるのだ。
 そうなると、各州の議会がどちらの候補にするかを決めるという法律に
なっているそうだ。こうなると、激戦州では、共和党が州議会で過半数を
制している所が多く、選挙人でトランプが逆転する可能性があるのだ。
 また、州議会での投票などで混乱して、どちらの候補も過半数の選挙人を
獲得するメドがたたない時は、下院での投票で大統領を決める事になって
いる。
 この時の下院の選挙は50の各州から1人づつとなる。こうなると、共和
党が過半数を持っているのだ。つまり、下院での選挙となると、トランプ
が勝つ可能性がかなりあるのだ。
 これだけ不確定要素がまだまだある中で、世界の主要国の首脳として、
菅首相はバイデン氏を次期大統領として、電話会談をしてしまったのだ。

(沈黙を守る中国、ロシアの態度こそ見習うべき)
 日米の大手メディアはアメリカ民主党の選挙での大掛かりな不正をほとん
ど報道しないし、報道しても、「不正を告発したという話の方がフェイクだ」
と言って、否定的な態度に終始している。
 しかし、最近の世論調査で、アメリカ人の8割の人が「選挙の結果をきちん
と調べて、不正がなかったかどうか確認すべきだ」と答えている。重要なのは
共和党支持者よりも民主党の支持者の方が、きちんと調べるべきと答えている
人が多い事である。
 大手メディアが隠せば隠すほど、SNSを通して疑惑が広がっており、多くの
アメリカ国民がなにかおかしいと思い出しているのである。
 世界の主要国の首脳はどうしているか。
 ロシアのプーチン大統領も、中国の習近平総書記も沈黙を守っている。
海外の記者に「バイデン当確」について質問された中国外務省の報道官は
「事情は承知しているが、まだ、結果が確定していないので、結果が出る
のを見守りたい」という趣旨の発言をしている。
 また、ドイツのメルケル首相やフランスのマクロン首相などはバイデン氏
に祝意を伝えているが、個人のツイッターで述べただけで、公式に首相と
して発言はしていない。
 これがあるべき姿ではないか。
 日本の外務省が菅首相に何をレクチャーし、何を言わせたかはわからない
が、日本の外務省はお粗末の極みで、肝心な時に重大なミスをするし、先を
読むことができない人達の集団である。
 こんな外務省のアドバイスに従ったとしたら、愚かとしか言いようがない。

(9・11の時、アメリカ支援態勢を取れず、根に持たれている日本)
 人は自分が厳しい状態に置かれた時ほど、真の意味の敵や友がわかると
言われる。
 筆者も体験があるが、厳しい状況で、それまで友と思っていた人が去って
行ったり、逆にそれ程親しいと思っていなかった人から、思いがけない激励
を受けたりして、周囲の人を見る目が変わった体験をした事がある。
 日米関係で言えば、9・11の時に、アメリカは日本とヨーロッパの主要
国に共同して集団安全保障の体制をとろうと呼びかけた。
 この時、欧州の主要国は直ぐにこれに応じた。それに対して、日本政府は
「日本は憲法の制約があるので、それはできない」と断っている。
 アメリカの軍事、外交に詳しい人の話では、「アメリカが大ピンチの時に
日本はアメリカを助けなかった。今後、日本に大きな危機が起きても、9・
11の時の事を覚えているアメリカの関係者は、動かないのではないかな」
と、事あるごとに言われるという。
 まして、今、トランプ氏は民主党だけでなく、オールメディアや中国など
を敵に孤軍奮闘しているのだ。
 菅首相がバイデン氏を「次期大統領」として、電話会談をしたという事は
トランプ氏にしたら、どれだけはらわたが煮えくり返る思いだかは想像に
かたくない。
 トランプが4年前に当選した時、安倍首相はいち早くアメリカに行って、
世界のどの首脳よりも早く会い、その人間性と情報の確かさで、トランプ
から評価され、個人的にも極めて親しい仲となった。
 今回の菅首相の電話会談はそれがあって実行されたものかも知れない。
しかし、安倍首相の時は、トランプは当選が決まっていたのであり、今とは
全く意味が違う。
 外交は国と国、首脳同士の貸し借りの世界である。また、人間として
どれだけ信頼されるかが重要なのである。
 そうした意味で、今回の菅首相のバイデン氏との電話会談は、菅氏の
センスのなさと、世界がわかっていない事を示した事だと言える。





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Last updated  2020.11.13 17:03:12
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