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異論・極論・直言――マスコミが言わない解説、提言

異論・極論・直言――マスコミが言わない解説、提言

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2020.11.18
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カテゴリ:カテゴリ未分類
(ネットを見ないと、アメリカ大統領選挙の現状がわからない時代)
 ネットの時代になり、特に専門知識や情報ソースがなくても、誰でもが
意欲さえあれば、自分の意見や見方を発信できるようになった。
 それはとても良い事で、今のように、マスコミが本当に信用できなく
なった時代には、you tuber の存在は社会にとっても大切である。
 筆者などは、朝起きた時と、夜寝る前には、テレビの報道ではなく、
you tube で、信用出来るサイトを見て、大きな事が起きていないかを
確認するのが日課となっている。
 例えば、アメリカ大統領選挙に関しては、日米の大手マスコミの情報は
本当にでたらめも良いところで、大紀元とNTDジャパンなどの反共中国系
のサイトや、及川幸久、妙佛、そして、豪州のテレビ局のサイトなどを
見ないと、現状が全く理解できない。
 ワシントンのトランプ支持、バイデン反対のデモは映像から見ても、
どんなに少なくても数十万人が集まっているのに、日米のテレビ局は
どこも、数千から1万人が集まった程度と報道している。
 また、このデモに集まった人が帰ろうとしていた時に、BLMやアンティ
ファの覆面をし、黒の服で統一した集団が暴行をした事など、日米の大手
メディアはなかった事にして、無視している。
 you tuber にも色々な人がいるし、保守も革新もいる。それはそれで
見る人が選択すれば良いのだが、基礎知識がほとんどなく、専門分野を
持たない素人が少し勉強をしてというか、聞きかじってyou tuber になっ
た場合、色々な問題が出て来る。

(専門知識がなく、少し有名になったyou tuberの悲劇)
 その典型がKAZUYAチャンネルのKAZUYA氏である。
 彼は北海道の高校時代に、学校で先生から教えられて来た事と、自分が
興味を持って、少し本を読み、知識を持ちだした事にあまりの差がある
事に疑問を持ち、高校時代から you tuberとなって自分の意見を言い続
けて来た。
 彼が育った北海道は教職員組合がとても強く、入学式でも卒業式でも
日の丸や君が代などは全く登場せず、それが普通だとして育ったが、
少し本などを読む内に、それがいかに異常かに気が付いたという。
 そして、30歳になった今では、講演の依頼が多くて、それをこなす
一方で、サイトの登録者が数十万人になり、週刊新潮やwill などでも、
コラムを書くまでになり、ネット世界での成功者になった。
 筆者も彼が毎週末に発言している朝日新聞を皮肉る話などは面白く、
少し前までは、結構良く聞いていた。
 しかし、今は主義主張に関係なく、様々な人がマスコミや情報誌など
から面白い話をすくい上げ、そして、その人の専門知識を加えてコメント
したりしているようになると、就職した経験もなく、これという専門
知識がないKAZUYA氏の話は段々面白くなくなった来た。
 そんな中、作家と百田尚樹氏とKAZUYA氏がアメリカ大統領選挙に
関連してツイッター上で、論争を繰り広げるという事が起きている。
 KAZUYA氏は元々トランプ支持派だったが、「選挙の結果、負けたの
で、それに従うしかない」という立場で、評論家を自認する上念司氏や
ケント・ギルバート氏なども同じような考え方で、トランプ支持の姿勢
がトーンダウンしている。
 一方の百田氏はまだ選挙の結果が出ていないので、まだ、トランプを
支持するとして、不正の話を言ったにの対して、KAZUYA氏が「不正の
話は証拠がないので、安倍前首相を批判したモリカケと同じだ」と反論
したため、百田氏が再反論するという展開になっている。
 この論争について、筆者はどちらの肩を持つつもりもないが、専門
知識や経験がない人間が少し人よりも先の事をして、有名になった悲劇
をKAZUYA氏に見る思いがした。

(裏事情を知らずに、表面的な話で解説する中田敦彦、池上彰両氏)
 筆者の見方では、KAZUYA氏と同じ立場にいるのが、オリエンタル・
ラジオの中田敦彦氏である。
 彼はお笑いタレントとしてテレビで顔を売った事を利用して、ネット
でyou tuber となり、色々な事を解説し出した。
 とっつきにくい古事記をわかりやすく説明するなど、名前は知ってい
るが、多くの日本人が詳しくは知らない話を解説し出したので、見る人
は100万人を越えるようになり、一大you tuber になって来た。
 これで味をしめたのか、政治や経済の話を解説し出した。しかし、
その内容は間違っているものが少なくない。
 彼は池上彰氏を尊敬すると公言していて、彼の本などを参考にしている
と自ら言っている。これは間違いである。
 池上彰氏については、筆者は前にも触れたが、彼は政治、経済の事に
ついては、全くの素人である。
 NHKの記者をしていたという事が信頼の事になっているようだが、
彼は元々社会部畑であり、しかも、彼のNHK時代の仕事で何をしたかと
言えば、「子供ニュース」という番組で、少し難しいニュースを子供にも
わかるように説明をする番組で顔と名前を売っただけの人である。
 政治や経済の話は、取材経験があるとないでは全く知識の深さが異なる。
この分野で長く記者をしていると、表面的にはこうなっているが、実際
はこうだというような話は山ほどある。
 そして、何故、そのように落ち着かせたかという経緯も取材している
ので、世の中の裏がわかるのだが、取材経験がない人には、それがわから
ない。だから、本に書かれた定説を鵜呑みにしてはいけないのだ。
 簡単な例を話すと、小中学校で少人数学級が推進されたのは、教師が
より丁寧に生徒に教えられるためという理由だが、これは事実は全く違う。
 少子化で小中学校の生徒の数が減って来た。従来通り1クラス50人で
授業をすると、教師が大量にあまり、解雇しないといけない事態になった。
 そこで、文部省と大蔵省が結託して、「ゆとり教育」という看板を作っ
て、教師の大量解雇を阻止したというのが、少人数化の本当の理由なの
である。
 筆者は大蔵省を担当している時、この経緯を大蔵省の担当主計官から
詳しく聞いている。彼はやり手で、その後、大蔵省の次官にまでなり、
今もある組織の長として、権力を握っている。
 池上彰氏の怖さは、書店に並んでいる定説をその通り理解し、実際の
事情を知らずに、テレビで何でも知っているような顔をして解説している
事なのだ。
 中田敦彦氏がその池上氏の本をそのまま引用してネットで解説し、
それを数十万から百万人の人が聞いて信用しているのだから、恐ろしい
のだ。

(正しい話も正しくない話も見る事が出来るのがネット社会)
 KAZUYA氏や中田敦彦氏、そして、池上彰氏と素人がネットやテレビで
少し有名になり、自分の専門分野でもない事で解説しだす事の恐ろしさ
を書いたが、素人ながら、非常によく勉強をしていて、解説がかなり
正確なyou tuberもいる。
 「非株式会社いつかやる」というチャンネルでは、蒙古来襲で鎌倉武士
がいかに戦ったかとか、中国での毛沢東の成功と失敗の話などはかなり
正確に説明されている。
 彼らの自己紹介の部分を見ると、どうした本を参考にしたというような
事が書かれているが、選んでいる参考書の質が高く、その分野で第一人者
と言われる人の本を何冊も読んだ上で、解説しているので、間違いが少ない
のだ。
 また、何人かの人は新聞の記事などで気付かないような話を取り上げ、
それをネット上で紹介していたりしてくれているので、筆者などは大助か
りである。
 コロナウイルスの話では、テレビによく出て解説されている事と全く
違う事を言っている専門家の話がネットで詳しく説明されている。これも
事実を確認する上で、とても参考になる。
 専門家だからと言って、無批判に受け入れると危険な事が結構あると
いう事もコロナウイルス騒動は教えてくれた。
 まあ、ネットの時代では、合っている事も間違っている事も誰が何を
発信しようと自由なのが良い所で、それが今回、日本での学術会議の話や
アメリカの大統領選挙の報道で、マスコミがいかにひどいかが表面化した
という収穫があったとも言える。





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Last updated  2020.11.18 11:44:07
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