国境を越えて、ネパールへ
2008年9月30日(火) 13日目蚊に刺されて、あんまり眠れなかったのに、朝は、5時半に叩き起こされました。外は、真っ暗です。雨音がします。ユウジ、30代カップル、無言の若者二人、そして、謎のおっさんは、カトマンズーへ行くのでお別れです。ユウジは雨なのに、合羽着て、わざわざ、僕らのバスの中までやってきて、握手して、自分のバスの方へ去って行きました。いい奴ですねー! 少し位、損してもギスギスしてセコセコ生きるより、損しちゃったなー! 程度で明るく暮らすのが良いかも知れませんね。 いい人生が待ってますよ、彼には。昨日のインド側とは違って、ツアー客専用のバスではありません。一般ローカルバスです。6時45分に出発したのに、ブトワルって町で満席になるまで、1時間以上も待たされました。でも、ネパール美人さんたちも、乗り込んで来るので、その点は、悪くはないです。女優のような美人さんもいましたが、残念ながら、顔写真は撮れませんよねー。隣の少年から青年になりたての、若者は、途中、こんなもの買って、食べてました。お椀も、箸も、葉っぱで代用です。エコですねー。インド国境を越えて、宿泊したスノウリから、インド国内と同じような風景でした。しかし、ブトワルと言う町から、風景は一変して、渓谷を、ずっと走ります。景色は,全く、言うことありません。難点は、しょっちょう止まる事のみ。これは少々、イラつきます。 タカ&トシは、ガタガタ道で、太陽が照りつけるのに、好んでバスの上に乗っていました。ずっとです。10時間くらい、この鉄の座席に座っていたのですから、大したものです。ヒマラヤが見えて来ました。国境を出発して、10時間ほど経った頃です。写真では、見えませんねー。タカ&トシは、レイクサイドの方へ行くと言うので、バスを降りて、お別れしました。僕は、安い宿のある、ダムサイドへ向かいます。250ルピー(400円位)の、宿を見つけました。中学生位の宿の娘さんと、道路で出会って、誘われたのです。その娘が可愛いものですから、ヒョイヒョイと、付いて行ってしまったのです。でも、それが正解でした。安いだけでなく、湖のまん前で、すごーく、いい場所なのです。部屋からの眺めです。ヒマラヤの、マチャブチャレや、アンナブルナも見えます。ちょっと、景色を見ていたら、もう、薄暗くなっていました。