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カテゴリ:県知事選
8月29日投開票の、香川県知事選が、8月12日告示されます。去年暮れに立候補を決意された高松市選挙区選出の県議渡辺さと子氏と、社民・自民・民主・公明が推薦する元財務省東京税関長浜田氏、共産党県委員長の松原氏三氏の戦いになります。渡辺さと子氏は、4期15年県議を勤めてこられました。その間、圧倒的少数派の立場で、県政をチェックし、無駄遣いを省くため、食料費の問題や、議員特権の問題に大胆なメスを入れ、そのために同僚議員からバッシングを受け続けたと聞きます。一県議の立場ではできることが限られていることから、思い切って知事選に立候補を決意したと聞きました。見事な決断で、全力で支持します。
一方、浜田氏は、自民党筋の情報では、「あれは、組合が連れてきた候補だよ」ということのようです。つまり、自治労県職の労働組合が、勿論幹部がということですが、自分たちの組織の利害と既得権保持のために、出世の見込みのなくなった地方の元秀才をリクルートしてきたという構造らしいのです。現知事の真鍋氏より言うことを聞きそうだということでしょうか。確かに会った感じでは、人のいいおじさんという感じではあります。それに、渡辺憎しの県議たちが、よってたかって相乗りしたということでしょう。まったく県民を舐めきっています。民主党も最近まで、自主投票の方針で、相乗り禁止という党本部の縛りを受けていたのですが、菅政権になってその辺の節操もなくしてしまったようです。最も推薦は、党としてではなく県議団の推薦だという話もありますが。いずれにしても浜田陣営の事務所開きに、玉木衆議院議員民主党県連会長と植松参議院議員が参加していたことは事実です。 共産党は、つい最近まで渡辺さと子氏を支持するかの様なポーズをとっていましたが、政策協定が彼らの望むような形で結べないと見るや、県委員長を立てるようです。まったく!という感じです。まぁ、いつものことではありますがね。先人の労苦に恥ずかしくありませんか?と問い詰めたいと思うのは一人私だけでしょうかね。共産党を支持する方たちの中でも、心ある人たちは渡辺さと子を支持してくださるものと確信しております。 という構造で戦われる今回の知事選は、先日の参議院での民意が実はどこにあったのかを示すものになるだろうと思います。参議院選ではあまりにも選択肢がなく、いわば勝者なき結果に終わりました。知事選ははっきりしています。これまでの三期にわたる真鍋県政は、農水省OBの天下り県政でした。そして今回は財務省傍流OBの天下りです。いまや、中央省庁とのパイプが、県政に何らかのメリットをもたらす環境にはありません。言えるのは、ゼネコンや中央の資本が、地場の産業を食い物にする構造が続くということだけです。 一方、渡辺さと子さんはどうか。しがらみがなく、まっすぐに進んできた政治姿勢そのものを県政に生かす、現状を打破し新しい未来を作り出す決意に満ちています。こういう知事と一緒に県民一体となって県政を作ることができたら、きっと住みやすい支えあう香川県が実現できると思います。子供たちや孫たちが、帰ってきたくなるような香川県。県民の願いです。 この選挙が、去年の政権交代を受けて、真に国民が望むものを体現するものになるだろうという予感がします。確かにこれまでの常識から言えば、渡辺さと子さんの当選は、奇跡に見えるかもしれません。しかし、奇跡は起こすものであり、起きた後には必ず必然性が現れるものでもあります。私はこの一ヶ月、勝手に応援する立場で、全力で走ります。 全国の皆さんが、この選挙に注目され、ご支援くださることを呼びかけます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年08月01日 10時17分38秒
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