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2010年02月11日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
    
今朝も雨の朝になっています。
気温は昨日ほど暖かくはないのですが・・・まさに春を呼ぶ雨なのでしょか

 ありがたくはないのですが・・・
この辺りでも 杉の花粉が観測されるようになってきて・・・
花粉症が始まっちゃった・・・っていう人もチラホラ現れています
まさに春なんだなぁ・・・って

 ただ・・・インフルエンザ予防のつもりのマスクが防寒用に変わって・・・
とにかく マスクがそんなに違和感なくなっていたせいでしょうか・・・
いつもなら真っ先に異常を感じるのに 今年はまだその兆候もありません。

 どうやら マスクはしばらく継続したほうがいいのかもしれませんね。



 さて 今朝の日経に トヨタのリコール対応について
世界規模での品質維持 トヨタ生産方式の維持について書いたコラムを
見つけました。



 題して「トヨタの教訓 世界が注視」

トヨタリコールに関して
トヨタリコールに関して posted by (C)acb

 一つは今回のリコールのように 海外メーカーの部品による不具合が
原因だったこと・・・・コレはどこのメーカーにも起き得るコトだって

 韓国の現代自動車は 海外の取引先を本社チームが調査する方針を
決めたようですね。



 もう一つは そうであれば 発生したときの対応こそが重要なのですが・・・
今回のトヨタの対応は 自分達の基準であって お客様の期待レベルに
達していなかった・・・と

 クレドに従ってジョンソン&ジョンソンがタイレノールへの毒物混入の際に見せた
危機管理の対応
と対比して説明しています。

 う~ん トヨタは期待を裏切ったって素直に認めなきゃいけないんでしょうね。
OBとしては残念だけどねぇ・・・


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 そして・・・一番私の関心を引いたのが・・・
トヨタ生産方式の世界展開です。

 かんばんを使った無駄のない部品集荷で 贅肉をそぎ落とす手法も
調達先が世界中に広がったらほころびるんじゃないかって・・・

 トヨタの復活は おそらくここにかかっているのでしょうが・・・

 こんな指摘もあったんです。

 多くの企業はトヨタ生産方式が問題を引き起こしたのではなく、
その原則から トヨタが自ら外れたことこそ問題だと捉えると思う




 コレを読んだとき・・・
トヨタ生産方式の前提 生産の平準化が崩れているんじゃないか?
ということとともに・・・

 トヨタ生産方式基本ラインを作ったときの議論が頭をよぎったんです。

 「もう 大野さんでもないんじゃないのか?」



 ブラジルの工場を閉鎖する際
大野さんが 「このラインこそトヨタ生産方式が一番効果を表すラインだ」と
評価した 機械ラインも 同時に廃却されてしまいました。

 生産規模は月2000台・・・
一日にすると100台ですからね。

 機械も部品毎 専用じゃなく 何部品かを段替えしながら作らないとならない
そうじゃないと機械が遊んでしまう生産規模でした。



 このとき 当時の超社長が 
「トヨタ生産方式の基本ラインを構築したい」・・・って

 このときのエピソードはまた機会があれば書こうと思うのですが・・・
そうね リクエスト(クリック)が多かったらね・・・(笑)

 それで大野さんが関係した資料とか 会議議事録、メモなどを
片っ端から読んだんです。
これ いまや読ませては貰えない貴重な資料ですよね。

 こんなタイトルのプロジェクトですからね
メインは 生産調査部と 大野さんがトヨタ生産方式を作り上げた本社工場だったんです。
それで担当させていただいたって言うことなのですが・・・



 「大野さんだったら こうしたはずだ」・・・と原則にこだわる私に対して・・・

 そう「もう 大野さんでもないんじゃないか?」って・・・
その言葉に 「基本ラインって じゃあなんなんだよ!」・・・って
当時は喧嘩も辞さない そんなスタイルでしたからね。



 自らトヨタ生産方式から外れた・・・・
そうかもしれないなぁ・・・そんなことを感じたコラムでした。


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最終更新日  2010年02月12日 08時30分13秒
コメント(8) | コメントを書く


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Re:トヨタは自らトヨタ式から外れたのか?・・・原則って大事なんだ(02/11)   Sandar☆ さん
お客様の声が届かない。

トヨタのABSについては不安があります。だって俺が乗ってたプラドも妻が今乗ってるポルテも、雪の路面状況によってブレーキを踏み込んだとき、何か挟まったような感じになって、止まらずに交差点に突進して行くんですから。
トヨタのディーラーに言ったけど相手にしてもらえず、トヨタ車のABSとはそういうものなんだと思ってますけど。。。

栗城さんの講演会に行ってきました。有名なのに謙虚、そして素晴らしい方だということが分かりました(^^) (2010年02月11日 19時24分49秒)

原則・・・大事ですよね   LCA KH さん
「見えない根が花を咲かせる」と言いますが、世の中がどんなに変わっても、変わらない(変わってはいけない)原則ってありますよね。

もし、トヨタが「トヨタ生産方式」から外れたのであれば、立ち帰るチャンスになれば、と思ってます(なると思ってますが)。

>>このときのエピソードはまた機会があれば書こうと思うのですが・・・
そうね リクエスト(クリック)が多かったらね・・・(笑)

是非、お願いします。 (2010年02月12日 00時53分55秒)

Re:トヨタは自らトヨタ式から外れたのか?・・・原則って大事なんだ(02/11)   単身赴任のYH さん
おはようございます。

それにしても米国でのトヨタバッシングは、何なのでしょう・・・? 70~80年代の日本車バッシングの光景を思い出します。
米国の公聴会に豊田社長が呼ばれているそうですが、大雪で延期になりそう。この大雪って神風かななんて見ていました。
米国だけで17万人を雇用するトヨタなので、品質の均一化って難しそう。でもそれができるのがトヨタでもあるんだと思います。
今後に注目ですね。

ポチッ (2010年02月12日 07時00分10秒)

Re[1]:トヨタは自らトヨタ式から外れたのか?・・・原則って大事なんだ(02/11)   sennjyou3033 さん
Sandar☆さん
-----残念ながらトヨタの技術陣に製品に対する慢心があったことは否定できないでしょうね
自分が使う人として判断できなかったのは残念ですが
この教訓をばねに更に素晴らしい車を作ることになったら嬉しいなって思っています
(2010年02月12日 23時13分03秒)

Re:原則・・・大事ですよね(02/11)   sennjyou3033 さん
LCA KHさん
-----一時の熱病のように利益を求めて世界中に展開したのですが・・・
原則に帰って アメリカで定着させたように 世界中でトトタ式を定着するよう頑張ってほしいなぁ・・・
それは アメリカでやったように 徹底した現地化しかないかもしれませんね。
(2010年02月12日 23時15分58秒)

Re[1]:トヨタは自らトヨタ式から外れたのか?・・・原則って大事なんだ(02/11)   sennjyou3033 さん
単身赴任のYHさん
-----アメリカの論調は タイレノールのときのジョンソン$ジョンソンのように どこに問題があるかではなく どうしたら被害を出さないかに重点を置いた素早い対応を求めていますね。
もちろん 世界一になってしまった島国の自動車メーカーに対するやっかみもあるとは思いますが・・・

期待値が高い分 それを上回る対応が必要だったっていうことなのでしょうね。
(2010年02月12日 23時19分30秒)

トヨタ生産方式   溶射屋 さん
acbさん

おはようございます。

今、弊社の5Sを指導して頂いている方は一部上場にまでなっている社員数2000人のトヨタの協力会社に勤めていました。

その方は高卒でたたき上げ・・全てのことは自分達がゼロから立ち上げてきた人!

全てのノウハウを持っているので今ではトヨタ自動織機も指導しているそうです。

その方が「今の人たちは守ることは出来るけど、創意工夫が足りない」と言っていたことを思い出しました。

トヨタも現状維持になっていたんでしょうか?

現状維持と言うことは技術力の低下を意味すること。

いち早く復活してくれることを期待しています。

やっぱりいつまでも「世界のトヨタ」でいて欲しいですから・・♪

ポチッ! (2010年02月14日 06時16分35秒)

Re:トヨタ生産方式(02/11)   sennjyou3033 さん
溶射屋さん
-----トヨタが現状維持になっていたとは思っていません。
ただ 原則も犠牲にして 世界展開を急ぎすぎたかな?って・・・
本来なら 人を育ててモノづくりをする会社ですからね。
ものづくりは人づくり・・・そう言ってはばからないし・・・事実 そう育てられました。
拡大と同時に 若い人を育て・・・というより この拡大のチャンスを若い人の教育に当てる・・・
それには先輩後輩の考え方の伝承が不可欠・・・
ひょっとしたら その余裕まで失う勢いの拡大だったのかな?って

グローバルな展開の中 その後輩は 考え方の異なる海外の人だったかもしれません。

アメリカでは トヨタウェイを見る限り うまく伝承したのかなって感じていましたが・・・一般層まで腹に落とすには至らなかったのかも・・・

まあ 今は外から見ていますから 真実は分からないのですが・・・難しいものだなぁって感じています。
(2010年02月14日 13時39分08秒)

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