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当ブログは、オリジナルロボット小説とイラスト・デザイン画をメインとした自己満足を追求する為の総合ロボットサイトです。
過去の作品(オリジナル小説・オリジナルロボットのデザイン画等)をご覧になりたい方はフリーページのギャラリーか、コチラからどうぞ。 「オリジナルロボット・ギャラリー」 「オリジナルロボットギャラリー」(着色済み) オリジナル小説「鎧皇機神ヴァルシード」 あまり規制などは敷きたくないのですが、コチラで掲載しているデザイン画などは、友人関係のサイトにも配布されているので、許可なく無断での転載などはお控え下さい。 どうしても欲しい!というような場合は、管理人である私に許可を得て確認をとってから使用して下さい。 面倒でしょうが、重ねてお願い申し上げます。 自分情報! [全389件]
ホントは、絵を描くつもりだったんですが…ちょっと予定を変更して、ロボットを描く上でのコツや練習の仕方を伝授させて頂きます。 っていうのも、通りすがりの次郎さんが、どうやったらこんな風に描けるのだろう。と呟いておられたからですww とはいえ、正直に言いまして、こうやって技術を伝授するのは初めてじゃないんです。 まぁ、一昔前の話しなんですが、とあるネトゲで「ロボ絵の先生」として活動していた事もあったんで…^^; ではでは、秘伝のロボ描きを伝授致しましょう。 皆さん、先ずはシャープペンシルとコピー用紙を用意して下さい。 シャーペンは細いのがいいですね。 紙も目の細かい、コピー用紙が望ましいです。 これは、細かな部分を描く時、線がブレたりボヤケたりしないようにする為ですよ~? それでは、始めましょう。 〔直線・曲線編〕 題しました通り、ここではロボット絵を描く為の基本。「直線と曲線」の描き方をマスターして頂きます。 ちなみに、直線や曲線を定規で描こうなんて思ってる方?ダメですよ。それでは、線が死んでしまいます。 生きた線を描くには、定規を使わずに、無機質な線を描けるようにならなければなりません。 難しい事言ってるなぁ~なんて思いましたか? ところが、そうじゃないですw これが、案外簡単なんですよ。 直線・曲線を上手く描くには、経験が必要なのです。 つまり、経験値が積まれれば、誰にでも出来るって事。 では、どうやって経験を積めばいいの~?って話しになりますね? お答えしましょう! 武器を描いてみて下さい!w と、言っても、「え!?」って感じでしょうねw なので、お題を用意しました^^ 先ずはこれを繰り返し描いてみて下さい。 ![]() これを繰り返す事により、曲線と直線を引けるようになってきます。 ちなみに、形状は色々と変化をつけつつやってみると、より効果は高いです。 何度も何度も繰り返し、徐々に思い通りのラインが引けるようになって来たら、完璧です! 〔立体図形編〕 では次に、ロボットを描く上で最も大切な立体図形について。 単純な話し、学校で習った「立方体を描く」の応用ですよ。 習いませんでしたか~?こんなの。 ![]() これです、コレ。 これを綺麗にバランス良く、歪んでいないと感じられるようになるまで描いてみて下さい。 すると、こんな事も出来るようになります。 ![]() 立方体の角を落としただけです。 それだけで、コンテナっぽく見えますよね?w えぇ、こう出来るようになる為には、こういう事が出来ないとなりません。 1.頭の中で図形を想像する。 2.その図形を頭の中で色々な方向・角度から見る事が出来る。 3.奥行きと角度を調節し、最も見栄えが良くバランスの取れた位置から描ける。 判りますか? つまり、「この図形は、ここを削ると…こうなるかな?」っていう想像が出来ないと、これは出来ないワケです。 これは、何度も何度も自分の脳内で図形を描き続ける事で技術が養われます。 寝る前とか、布団の中で延々考え続けると、効果覿面ですよ?w そして、最初でやった直線と曲線を描ける技術を持っていると、こういう物が描けるようになります。 ![]() 左は、立方体を削った物。右は、円柱を削った物です。 どちらも、図形を一度真っ二つにぶった切り、その後、角を落とした物ですよ? 判りますかね? これが想像出来るようになると、ロボットの装甲や兵器の外郭を描けるワケです。 ここまで出来たなら、彼方は既に、頭の中で大まかなデザインを完成させる事が出来ているでしょう。 〔全体バランス編〕 さて、これが最後の講習になります。 これを極めたら、彼方は自身のセンス次第でどんな理想のロボも描けるようになっている筈です。 では、始めましょう。 まぁ、これは、二番目に説明した立体図形の応用ですが、それを描いた際に生じるバランスの良し悪しを鍛える訓練です。 先にも説明した通り、ロボットというのは言わば図形の集合体です。 詰まる所、立方体だけや、球体だけでも描けちゃうワケですよ。 先ずは、最もバランスが取り易く、練習次第では無限の可能性をもった立方体で試してみましょう。 コレを参考に、出来るだけ綺麗に、線のブレを無くしつつ、バランス良く左上から見下ろした視点で描いて見て下さい。 ![]() そう、これがロボの原型なワケです。 これを描き、繰り返す事で、彼方のロボットを描く上でのバランス感覚が養われます。 そして、これをより細かくパーツ分けし、角を削り落し、組み合わせる事で完成するのが… この絵のようなロボットです。 ![]() これは、以前ワシが描いたものです。 ここまで来たなら、彼方のロボ描きLVはかなりの物になってるでしょう。 後は、元々彼方自身が持っている才能で様々なデザインが生み出されます。 色々な他のデザイナーさんのメカを細かく観察するのも良いでしょう。 繰り返し積み重ねられた知識が彼方のロボ絵を劇的に進化させます。 さぁ手を抜いてはいけません! 首が凝って回らなくなるまで描き続けて下さい! それは決して無駄にはならず、必ずや彼方の血肉となって答えてくれるでしょう!! 若人よ、ペンを取れ! 今こそ、世界にロボット旋風を巻き起こす時だ!! 信念と情熱を持って、一歩でも前へと歩み出るのだぁぁぁああああっ!!!! …と、いうワケで、今日の講習は以上ですw 他にも、細かい質問など受付けますよ~? 判らない所は出来る人に聞き、それを実戦する!これが、ロボ絵を描く時の最大のコツですw 修練して下さいね~^^
えぇ、第六話の裏話です。 今回は、かなり原作キャラが登場しましたねぇ。 ハマーンを初め、チェーンやカミーユ、フォウ、ロザミィまでw ま、名前だけのヤツも居ますがねw 更には、原作にさえ登場していないという幻の隠しキャラ、ミハル・ザビまでw でも、ちょっとハマーンのキャラが「アレ?」って思った方もおられるでしょうな。 あの冷徹な彼女が、恋する乙女になってた辺りですww まぁ、実はですね、これはちょっと原作とは違った運命を辿って来た事を表現してます。 ハマーンとキャスバル(エドワゥ)は、幼馴染であり相思相愛の恋仲でした。 しかし、ジオン・ズム・ダイクンが暗殺された事で、キャスバルは名を変え、身を隠さなければならなかった。 つまり、原作よりも随分後になって、ジオン・ズム・ダイクンが暗殺されたワケです。 なので、キャスバルとアルテイシア(セイラ)を救出したジンバ・ラルも直ぐに死去。 ほぼ同じくして、ハマーンの父親であるマハラジャ・カーンも死去。 政治的ゴタゴタに巻き込まれた二人は、恋愛関係を止めざるを得ませんでした。 しかし、ハマーンのキャスバルへ対する気持ちは強く、なかなか断ち切れません。 結果、キャスバルは彼女に別れを告げ、自らの復讐に全霊を注いだワケです。 しかしまぁ、本編ではハマーンさん、まだ割り切れていなかったらしく、ミネバの父親になれ。と、遠回しにキャスバルとの接触を望んでましたw これに答えたエドワゥも、まんざらでもなかった様子。 この戦争後、おそらく二人は幸せに…なるのかな?^^; そんで、今回は名前だけの登場となったカミーユ、フォウ、ロザミィですが、彼等のバックストーリーもちょっと載せておきましょうかね。 一年戦争であっという間に負けちゃった連邦軍。 そのせいで、強化人間の研究を行っていた施設も襲撃を受けました。 この時、ムラサメ研もジオンの襲撃を受け、当時強化途中であったフォウは命辛々研究所から逃走。 その時、偶然にもカミーユに救われ、その後は同棲生活を送る事となりました。 しかし、強化人間の技術者と資料を入手していたジオンは、彼女を執拗に追い回します。 そこを、エドワゥ率いるエゥーゴの面々によって救出されたのでした。 では、エゥーゴが何故、彼等の存在を知り得たのか。それは、ハマーンからキャスバル(エドワゥ)への密告があったからです。 ハマーンも強化人間に関して強い興味を持っていた事は原作でも知り得る所。 そこで、エドワゥは情報を得、二人を救ったワケです。 しかも、カミーユと対峙したエドワゥは、彼の中に眠るニュータイプの素質に気付いてしまいます。 後は、シャアが考えそうな手段ですw フォウの強化状態を緩和する薬がエゥーゴでなら生成出来る。君が協力してくれるというのなら、彼女の回復を手助けしよう。ってな具合。 カミーユはフォウを救いたい一心でエゥーゴに参加。ともなれば、そのカミーユを守りたいフォウも自ずとエゥーゴ入りしちゃうワケですな。 まぁ、そんなある日ですよ。 カミーユとフォウは、街中で奇妙な出会いを果たします。 薄汚れた服を纏い、虚ろな目で路地裏に座り込む寂しげな少女を見つけます。 彼女の名は、ロザミア・パダム。後のロザミィでした。 ロザミィは、元連邦軍の研究施設が放棄された際、その研究施設に取り残されてしまった哀れな強化人間でした。 そんな彼女に自分を重ねたフォウは、カミーユに彼女を助けて欲しいと懇願。 勿論、カミーユがこれを無碍にするワケもなく、アムロやエドワゥに救済を求めたのです。 フォウの前例もあった為、エゥーゴ側はこれを容易く許し、彼女もまたエゥーゴへの参入が決定したワケです。 本編でセリフは無いですが、ロザミィはフォウの事を「お姉ちゃん」と呼んでいますw まぁ、わかるでしょうが…原作ではカミーユを「お兄ちゃん」と呼んでましたよね? 歴史が変わりましたが、やはりこういった部分で因果律は修復を望むのですww それでですねぇ、登場してないよ!?ベルトーチカ!なんて思ってる方。すみません。 彼女は死にました;;w ついでに言うと、「悲しいけど、コレって戦争なのよね」の名言で有名なスレッガーさんや、ハヤト、カイも既に戦死してますな。 ミライさんは、ブライトとの子であるハサウェイを残して死んでます。 第十三独立部隊の面々は、ブライトとキムラやタムラといったマイナーキャラを残してほぼ全滅でございますww というワケで、いきなり話しは次回予告~。 遂に動き出した宇宙。 ジオン皇国とエゥーゴの最終決戦が始まります。 電撃作戦によってジオンの名のある将校を撃退したエゥーゴは波に乗り、サイド3への本格的侵攻を開始。 コレに対し、ジオンは混乱した状況とはいえ、圧倒的戦力とヨルムンガンドで応戦します。 この二つの勢力の狭間で、ジュデッカ隊はどう動くのか。 ジオンの人民はギレンの圧制から解放されるのか。 遂に、物語は最終局面を迎えます。 「ソロモンで私の姿を目にするとは…。悪夢だな、エゥーゴ!」 というセリフで誰かが登場します。 ご期待下さい!(バレバレ><w)
第六話「ヨルムンガント。動き出した宇宙(そら)」 エゥーゴ最新鋭戦闘艦ネェル・アーガマ。 その船室の一つに、隔離された補助用の通信室が在った。 本来は、地上や月との交信を合理的かつい迅速に行う為の物であったが、ジャブローやオデッサ、そして、月面のグラナダをジオンに押さえられている為、今はその存在する意味を失った一室だ。 だが、誰も出入りする必要の無いそこに、一つの人影は在った…。 『ドズルは死んだよ…。サスロを庇ってな』 「そうか…。彼には見る所があった。惜しいな…」 金色のセミロングを掻き上げ、男が誰かと交信していた。…エドワゥだ。 『それをやって見せた男が何を今更…。ミネバ様の父親代わりにでもなってくれると言うのか?キャスバル』 「…いや、考えてもみなかった。だが、君が母親をやると言うのなら、それも悪くない」 『一度は捨てた女を口説くなど…。賢しいな』 「本音だよ。ハマーン」 通信相手の名は、ハマーン・カーン。 父マハラジャ・カーンと共に、アクシズを率いるジオン皇国軍の高官だ。 しかし、先の一戦において、マハラジャが死去。これにより、事実上アクシズは、彼女の物となっていた。 「…で、ギレンはどうしている?」 『先の一戦で、エゥーゴに対して危機感を募らせているのだろう。ヨルムンガントをサイド3に集結させ、防備を徹底させている』 「ヨルムンガント…。アレを量産させていたか」 艦隊決戦砲ヨルムンガンド。 宇宙戦艦を一撃で粉砕できるほどの威力を持つ遠距離砲撃砲の名だ。 それ程の破壊力を持つ兵器を、ギレンはジオン本国の置かれたサイド3に集結させて防備を固めているらしい。 『…十基だ。突破は難しいぞ?』 「解っている。だが、やらねばなるまい」 『当然だ。そうでなければ、こうしてオマエと話しなどしていないよ』 「フッ、耳に痛いな…。了解だ」 次の作戦で、ジオンと連邦の決着が着く。 我々が勝てばジオン皇国は解体され、ミネバ・ラオ・ザビを新公王として再興出来るだろう。 子に罪は無い…。だが、ザビの血筋が残るのは如何なものか…。 エドワゥは、そう考えていた。 『キャスバル…』 「…?」 『本当に、父親をやってみる気は…ないか?』 「言ったろう?君が母親になるというのなら、それも悪くない。と」 『そ、そうか』 あの冷徹なハマーンが頬を赤らめて視線を合わせようとしない。 彼女も、女だったのだな。…可愛らしいものだ。 「そろそろ時間だ」 『あ、あぁ、分かった。…例の件、しっかり頼むぞ』 エドワゥは、その言葉に微笑んで応える。 だが、通信機の電源を落とし、記録を消去し、フッと息を吐いて席を立った彼の背に、唐突に声がかけられた。 「あ、あの…」 「っ!」 突然の事で驚くエドワゥだったが、極力平静を装い、微笑み混じりに彼は振り返った。 「チェーン君か。…いや、恥ずかしい所を見られたな」 「いえ…、今のって…」 「なに、古い親友さ。いや…彼女かな。私にも、そういった人間の一人や二人は居る」 「は、はぁ…」 明らかな疑いの眼差しだった。 彼女は、チェーン・アギ。MS産業の大手アナハイム・エレクトロニクスの技術者で、今はアムロの新型MS調整の為、出向して来てくれている。 アムロとは、浅からぬ関係のようだが…。 「ところで、君もここに用があったのか?」 「いえ…その、アムロを探していて…」 「そうか。彼なら今、格納庫に居る筈だ。君の新型をテストするとかでね」 「あ、あれは、私の物ではありません!アムロ大尉の為のMSで…っ」 エドワゥがそう言うと、チェーンはコロッと態度を一変させて、頬を上気させながら怒った。 彼女を誤魔化すには、アムロの名を出すのが最良の手段だったのだ。 「ははっ、解っているよ。だが、彼がそう言ってきかんのだ」 「もうっ、アムロったら…」 「カミーユとフォウ君も同伴している筈だ。それに、ロザミア君も君に会いたがっていたようだ。行ってやるといい」 「は、はいっ」 チェーンは慌てるように部屋を飛び出して行った。 扱い易いというか、何というか…。 エドワゥは少し苦笑し、船室の窓から外の暗黒に目をやった。 「…ギレン・ザビ。貴方の時代も、野望も、これで潰える。…だが、私の本懐は…」 何故か、寂しげな表情を浮かべたエドワゥは、黒いサングラスをスッと外し、天を仰いで瞼を閉じた。 「…儚い夢…か。それも良い…」 闇、闇、闇…。 宇宙のそれよりも、まだ深く、一条の光も差さない、暗黒。 私の意識はそこを漂い続け、永遠とも思える時間を過ごしていた。 だが、この冷え切った世界で、私が右手に感じ続けるこの暖かさは何だろうか…? 時に強く、そして、優しく。まるで手招きしているかのような温もりの波。 眠り続けていたい。そう思っていながら、目を開かなねばならない。という責任感のような物にも私は囚われていた。 「随分と…、眠り続けていたようだな…」 「!?」 私の体は白いベッドに横たえられ、その傍らには見知った顔の女性が座っていた。…キーラだ。 彼女は私の手を握り、祈るような格好で目を閉じていたが、その言葉に驚いた反応を見せて、直ぐに目頭を潤ませた。 「ジュンッ!」 「…すまない。心配をかけたみたいだな…」 まだ痛む体に、キーラが抱き付く。 一瞬声を上げたくもなったが、そこは我慢だ。 「もう、ずっと…目を覚まさないかと思ってた…っ」 「生きているさ。痛みがそう感じさせてくれてる」 「…あ、ゴメっ」 思わず口にしてしまい、彼女は慌てて飛び退いてくれた。 本音を言えば、もう少しそうしていたかった。 だが、今は気になる事の方を優先させるべき所だ。 「フッ、嬉しいのは分かるが、先ずは教えて貰えないか?」 「う、嬉しかないわよっ!…ったく、心配ばっかりさせて…」 大声で怒鳴った後、キーラはぶつぶつと何かを愚痴りながら言うべき事を脳内整理しているようだった。 そして、ハァ…っと溜め息を一つ吐いて、言葉を続ける。 「ここは、私が指揮する隊が保有するムサイの中よ。今は、宇宙に上がってる」 「宇宙…?私は、どれくらい眠っていたんだ?」 「丁度、一週間ね…。貴方の隊の子達も、随分心配してたのよ?」 そうか…。そうだった。 私は、隊の仲間達と国の家族を守る為に、敢てエドワゥ様の刃にかかったのだった…。 そして、生死の境を彷徨い、一週間もの間眠り続けていたのか。 「皆は、どうなった?」 「大丈夫。貴方のお陰で、みんな無事よ。だけど…」 歯切れの悪い返事に不安感を募らせた私は、事の詳細…眠っていた間の出来事を詳しく聞く事にした。 そして、信じ難いジオンの実情を耳にするのであった。 「押されている!?ジオンがかっ!?」 ガラにも無く大声を上げていた。 だが、話しを聞かされた今もなお、私には冗談か嘘でも聞かされているような感覚だった。 何故なら、あの圧倒的戦力を誇るジオン皇国軍が、在ろう事か僅か数千という戦力しか持たないエゥーゴに戦線を押されていると言うのだから。 しかし、詳細を聞くに連れて、私の認識は変わり始めた。 先の一戦でオデッサから撤退したエゥーゴだが、それは、エゥーゴが保有する戦力の十分の一程度でしかなかったのだそうだ。 彼等は地上の各地に点在する幾つもの元連邦軍基地に分散された形で集結し、最終的にはジャブローに新設されたエゥーゴの本拠地を基軸として全ての戦力を併合。 五十隻以上ものサラミス級機動戦艦とホワイトベース、及びアーガマと旗艦にネェル・アーガマを以って宇宙へと進軍を開始し、電撃作戦によってジオン宇宙軍を殲滅する事に成功したのだそうだ。 この時、ギレン皇帝陛下の腹心であったドズル中将は、弟君のサスロ・ザビ中将を庇って戦死。 そのサスロも、妹君であられるミハル・ザビ様を伴って行方知れずとなっていた。 つまり事実上、ジオン皇国の主力は、エギーユ・デラーズ少将が指揮する艦隊と本国のギレン・ザビ皇帝陛下直下部隊のみであり、指揮系統は大きく混乱。大多数の艦隊とMS部隊が、その力を十分に発揮できない状況にあるようだった。 「今のジオンに、あの勢いを止めるだけの力が在るかどうか…」 「戦力比は、恐らく五分といった所だな」 不安そうな表情を浮かべるキーラ。 だが、その表情の中には、不安以外にも何かが見え隠れしているような気がした。 「…何か、悩みでもあるのか?」 私がそう尋ねると、待っていたと言わんばかりに言葉が直ぐ返ってきた。 「あたしは…、この状況に乗じて、軍を抜けるつもりよ」 「ジオンが敗北すれば、何事も無かったかのように普通の生活に戻れる…か。もし、ジオンが勝利したとしても、ごのゴタゴタの中だ。仕官一人追い回すような余力も残るまい」 「…止めないのね」 「いや、正しい判断だと思ったのさ。それに、私もそうしてくれた方が動き易い」 「…?」 私は、彼女に一つだけ頼み事をし、この最後の戦いに賭けてみる事にした。 キーラの部隊は、彼女の脱退に賛同し、私に協力を申し出てくれている。 今が、決断の時なのかも知れない…。 「…心配をかけたな。みんな」 「隊長!?」 「良かった…っ、目が覚めたんですね!」 「全く、無茶をする…」 「ホント、心配したんですよっ!?」 皆が、私の回復を願ってくれていた。 それだけで、十分とさえ思える気持ちだ。 皆には話しておかねばならない。 今後、我々ジュデッカ隊が、どう動くのかを…。
今日は小説の更新予定日でしたが、頭痛が酷いのでお休みさせて頂きます。 ごめんなさい。
さて、第五話で私ジュンちゃんことアルタイル君は、エドワゥことシャア・アズナブルと一騎打ちの末、撃墜されてしまいました。 隊の全員を守る為。 祖国の家族を守る為。 自ら進んで犠牲になったワケです。 しかしまぁ、ここから大詰めですな。 次回、第六話からは宇宙に上がります。 その為の下準備でもあったキーラ・キラマ大尉の存在が大きくなって来ますねぇ。 ところで、今回前面に押し出されたチャー中尉とエース中尉の戦闘。かっこ良かったですねぇ(自画自賛w) とはいえ、あのアムロが、こんなに簡単に??って思ったかも知れませんな。 なので、ここは一つ、御説明を…。 この物語のアムロ・レイは、軍に在籍する父親に反発しながらも自ら軍属になる事を選んでまする。 ガンダムに乗ったのは、偶然でもなんでもなく、単純に父親を見返す為でした。 しかし、それが逆効果だったんですねぇ。 本来、命の危機に晒されてガンダムに乗る事になり、そしてニュータイプへの覚醒が促される筈だったアムロ君は、軍に在籍し、MSパイロットとして十分な操縦訓練を受けていました。 その為、ニュータイプへの覚醒が遅れ、テム・レイの死とエゥーゴのエドワゥと出会う事でようやく覚醒を果たしたのです。 つまり、現段階では、まだまだヒヨっ子のペーペーなんですな。 しかし、やはり類稀な可能性を秘めており、行く行くは大きく育って行きます。 エドワゥも同様ですがね。 けどまぁ、こっからが面白い所ですよ。 アムロには、既にチェーンという恋人が存在してますw 更に、カミーユにはフォウという彼女が!! そして、エドワゥと幼馴染のハマーンも次回登場! そのエドワゥは、なんと、ミネバの父親代わりに!?ww さぁ~原作キャラが次々と登場する第六話。お見逃しなく!!
第五話「呪われた大地で」 マスドライバーを撃つ。…私は、そう言った。 だが、そんな用意などあるワケがない。 そもそも、我々ジュデッカ隊に対する粛清が目的の作戦なのだから。 私達の為になど、軍が動かされる筈もない。 だから、マスドライバーが撃たれる事も無い。 私が、何故、マスドライバーなどという言葉を口にしたのか。それは、ジオン皇国皇帝ギレン・ザビ閣下への牽制と、エドワゥ様に事情を察して頂く為の方便だった。 だが、今の私の言葉を、あの方はどう思われているだろう。 もし、この賭けに失敗すれば、私は元より隊全員の命が危うい。 賭けるしかなかった。 エドワゥ様の御高察に。…だ。 『お前達はっ!またあの悲劇を繰り返したいのかっ!!』 『チッ、戦争も知らねぇ小童が、お前も同罪だろうよっ!!』 桁外れの機動性で遅い来る白いガンダム。 そのパイロットは、私の言葉に激昂していた。 ブリティッシュ作戦や一年戦争での出来事を繰り返そうとしているように思えたのだろう。 当然の反応だ。私とて、あの惨劇を二度とは見たくない。 チャーはそんな彼を小童と一喝したが…今のジオンなら、確かにやり兼ねないだろう。 『戦争屋をやっていれば、人殺しにさえ罪を感じなくなる。いや、感じていてはやっていられまい。…お前も、俺達も、戦場で武器を持つ者は、皆同じだ』 『だからって…、許せない事はある!』 『ならば、モビルスーツを降りろ。お前の言うそれは、矛盾であり、只のエゴだ』 エースの言う通りだ…。 戦争を憎みながら、戦争をしている私も、やはり偽善者なのだろう。 だが、今はこうする以外に選ぶべき道はない。 私には、守るべき物があるのなから。 『もう一度問う!即刻、戦闘を中止せよ。さもなくば、我々のマスドライバーが、この基地と周囲の全てを灰燼に帰す!!』 頼む…。気付いてくれ…。 私は、神にでも祈るような気持ちで、その返答を待った。 「…形振り構わない勝利への執着なら致し方ないのだろう。だが、これは…、らしくない」 エドワゥ様は、やはり冷静に状況を思考していた。 そうでなければ、こんな言葉は出て来なかった筈だ。 『全軍、攻撃を中止しろ』 『な、エドワゥ!?』 『アムロ、君もだ。後退して状況を見る』 エドワゥ様の指示で、大半のMS部隊は攻撃を中止してくれた。だが、アムロと呼ばれた白いガンダムのパイロットだけは、その命に従おうとしなかった。 『冗談じゃない!』 白いガンダムは大地を蹴って飛び上がり、チャーの乗るジークフリートに向かってビームサーベルを振り払う。 『っんの、分らず屋がっ!!』 『お前達を帰してしまえば、また人が死ぬ!だから、俺がここでっ!!』 ガンダムとジークフリートのビームサーベルが火花を散らせ、大空で激突する。 圧倒的なパワーとスピードに押されるジークフリート。だが、経験の差が僅かに勝った。 ジークフリートはガンダムのパワーに逆らわず、反身を引いて攻撃を受け流し、もう一方の手にもビームサーベルの柄を取って、ビームを放出せずにコックピット部分に押し当てていた。 『…その辺にしとけよ。ガキを殺る趣味はねぇんだ』 『グッ…、まだっ!』 だが、それでも抵抗を止めないアムロに、今度はエースの喝が飛ぶ。 『いい加減に聞き分けろ。俺達がその気なら、お前は二度死んでいるっ』 『っ!』 ジークフリートの攻撃範囲から逃げ出そうとしたガンダムの背に、ケツァカトルの100mmハンドキャノンの銃口が押し当てられていた。 怒りに冷静さを失った、アムロの敗北であった。 『アムロ、武器を収めろ。彼等の言う通り、君の負けだ』 『………チィッ』 その手に握るビームサーベルの出力を落とし、構えを解いたガンダムに、チャーとエースがホッと息を吐いた。 『全機、非戦闘員の退避を待ち、戦闘体制を保ったまま微速後退せよ。我々は、この基地を放棄する』 マスドライバーが撃たれる事はない。おそらく、そう知った上での判断だった筈だ。 エドワゥ様の考察に、感謝せねばなるまい。 だが、これで終わる訳にはいかない。 これでは、まだ追撃を行わない口実が無いのだ。 だからこそ、私は自身の役目を果たす事を決意した。 「クライトは、その場で待機。以後は自身の判断で行動しろ」 『り、了解しました。…?』 「リデェア君」 「は、はい。何ですか?隊長」 私は、後部座席に座るリデェアの方へと向き直り、静かに微笑みながら告げた。 「高度を上げる。…君は、パラシュートで脱出してくれ」 「え…?ちょ、隊長!?」 「後で…、回収を頼むよ」 そう言った私は、彼女のパイロットスーツに非常用パラシュートが着いている事を確認し、開け放ったコックピットハッチから無理矢理外へと突き出した。 「ひゃっ」 「パラシュートを開け!間違っても、地面とキスなんてするんじゃないぞ!!」 落下してゆくリデェアのスーツから、非常用パラシュートが開かれた。 真下には、緩やかな流れの広大な湖が広がっている。これなら、着地に失敗する事は無いだろう。 私は、彼女の安全を見届け、座席に戻った。 「すまない。だが、君に、怪我など負わせたくはないからな…」 再び高度を落としたタナトスを駆り、その到着を待つあの方の下へと私は急いだ。 「思った通りだ…。貴方の御高察に、感謝致します。エドワゥ・マス」 『見事な覚悟だった。私も、見習うべきやもしれんな』 「…いえ。では、参りますっ」 『了解だ。…死んでくれるなよ、アルタイル君!』 タナトスは速度を上げ、拡散メガ粒子砲を輝かせながら突撃する。 無論、そのターゲットは、エドワゥ様が駆る赤いガンダムだ。 「チャー、エース、クライト、何があっても、仇など討とうと思うなよっ!」 『えっ!?』 『た、隊長っ!』 『何をする気だっ』 メガ粒子砲の発射にはエネルギーの充填時間が必要だ。突撃をかけながら発射など間に合う筈がない。 当然、それを判った上で、私はそうしていた。 「貴方の腕を信じますよ、エドワゥ」 タナトス同様に、突撃を仕掛けて来る赤いガンダム。 その跳躍後、交差した二機の間で閃光が一閃した。 『ナンセンスだな…。だが、悪くない』 振り払われた赤いガンダムのヒートホーク。その一撃が、タナトスのコックピットハッチと左腕を切り裂いていた。 「ぐぅあっ!!」 赤熱するハッチの破片が、私の体に幾つも突き刺さった。 激痛に思わず声を上げた私は、それでも感謝の念を抱きながら、ゆっくりと意識を失って行く。 『隊長っ!!』 『何て事を…っ』 『そんな…、隊長!?』 記憶が途切れる直前、聞こえていたのは、チャーとエース、そして、クライトの声だった。 私の脅しに、エゥーゴは基地を放棄し撤退。 しかし、追撃を行おうにも、殿を務めた赤いMSによって隊長機タナトスが被弾。作戦行動を維持出来ず、任務は中断せざるを得なくなった。 これでいい。これで、誰にも被害が及ぶ事は無い。 私は、とても満足し、笑顔を浮かべていた事だろう…。
えぇ~今回の四話ではですね、アムロ君は名前だけの出演となりました。 うん、元主人公なんだから、でしゃばるな。とw けど、次回以降には若干登場の可能性もあるか…と?w って、まぁ、無いと困るシーンが待ってるんですがね^^; シャアとアムロの関係が、敵味方で分かれていなかったら…こうなってたのか。ってシーンです。 まぁ、アムロにしろシャアにしろ、ジオンと連邦って図式が無かったら別の関係も有り得た気がするんですよね。 元々反りは合わなさそうだけどww そんでですねぇ、大活躍のクライト殿! ニュータイプへの覚醒が始まりまして、エドワゥと対等に渡り合ってましたねぇ。 シャアの方が強いだろ!?とか思ってた人?違いますよぉ。 エドワゥは、確かにパイロットとして卓越した技能を持ってます。 でも、元々はオールドタイプであり、ようやく覚醒が始まったばかりの時期なんですねぇ。 よって、今のエドワゥは、まだ未完成なニュータイプ。クライト殿と大差無いワケです。(まぁ、若干ですが、場数の問題でエドワゥの方が能力は上ですがねw) さぁ~後半に差し掛かって参りましたよ。 マスドライバーを撃つなんて言ってましたが、これが本当なのか、はたまた虚勢なのか!(いや、気付いてるだろ。普通に^^;) そして、ジュデッカ隊はどうなるのか!(負けは確実。でも、そこをどう切り抜けるのか…予想出来たかな?w) 次回は、後半部の第五話です! みなさん、最後までお付き合い下さい。よろしく!
第四話「オデッサは朱に染まる」 始まってしまった。 望まざる戦いが、だ。 目の前に立ちはだかる敵は、エドワゥ・マスを名乗る祖国に反旗を翻した男。 刃を交えてはならない相手…。 だが、仲間を、家族を守る為には、私は克たなくてはならない。 慟哭の内で引き金は引かれた。 「チィッ、基地内に爆弾が仕掛けられていたか?…やり手だなっ」 エドワゥは黒いサングラスの下でほとんど表情を変えず、そう呟いた。 地震のように幾度か基地が揺れ、彼はそう悟ったのだ。 「た、大佐っ!」 「分かっている。…恐らく、カタパルトが潰された筈だ。MS部隊は南西部、及び北東部の緊急用滑走路を使い出撃しろ。…私も、ガンダムで出る」 「で、では、アムロ大尉は…?」 「伝令は必要無い。彼なら分かっている筈だ。そういう青年だよ」 「了解しました」 エドワゥの指揮は的確で迅速だった。 しかし、MSの射出口を潰された事はやはり痛手で、戦闘体制を整えるまで若干の時間を必要としてしまった。 そこが、我々にとって最大の攻撃チャンスだった。 「南西部と北東部からMS部隊が出てくる筈だ。チャーとエースは、作戦通り南西部の滑走路を強襲し、出鼻を挫いてくれ」 『了解だ!』 『分かった』 これは、私の作戦だった。 MSの射出口が潰されれば、敵は残された出口から溢れ返るように出撃してくる。 だが、もしそこで、残された二つの出口の内、一つが再び潰されたとなればどうなるだろうか? 単純な通りだ。 行き場を失ったMSの大群は、口を閉じられてしまったホースの中の水のように、ホースを膨張させる。 たった一つの出口に戦力が殺到し、思うように出撃出来なくなるのだ。 これを、確実に打ち落として行けば、少数の我が隊でも敵戦力を大幅に減退させる事が可能な筈だ。 …いや、そうなる筈だった…。 『チッ!何だよ、コイツは!』 「どうしたっ、チャー!?」 その声は、何かに驚くチャーの物だった。 あのチャーがそんな声を出す事など珍しい。 南西部の滑走路で何かあったのだろうか。 『白いMSが出て来た。…ジムじゃない。もっと速いヤツだ』 「白いヤツ…?」 エースからそう聞いた時、リデェアがハッとして呟いた。 「まさか…、ガンダム?」 その名に、私も多少の覚えがあった。 一年戦争末期、連邦軍が汎用性に優れた高性能新型MSの開発に力を入れていた事。 そして、その時たった一機だけ製造されたMSの名が、確か… 「RX-78…ガンダム!?」 エゥーゴがそれを実用段階にまで引き上げたという事なのか。 だが、そうだとしても、並のパイロットがあの二人を苦戦させる事など考え難い。 相手もACE級の実力者だという事か。 『っ!』 それは、突然の出来事だった。 『なんだ…、この感じ…』 「クライト!動きを止めるな。的になりたいのかっ!?」 白いMS…ガンダムの出現に呼応するように、クライトの乗る量産型MSケツァカトルが急に動きを止めた。 そして、何やら小さな声で呟きながら、苦悶の表情を浮かべていたのだ。 『圧迫感…?クッ、頭が…っ』 「チッ、病気が始まったのかっ!?」 新兵に良く見られる精神病のそれに似ていた。 だから私は、すかさずそのサポートに回ろうとタナトスをケツァカトルの盾に構えた。 しかし、クライトの様子は若干違って思える。 そして、その答えは、直ぐに導かれた。 『白いMS…。それだけじゃない、もう一つ、赤いヤツが来ますっ!』 「なにっ!?」 次の瞬間、ケツァカトルに突き飛ばされたタナトスの側面を、轟音が駆け抜けた。 「ヒート…ホークだとっ!?」 二本のヒートホークを継ぎ足したような武器が、高速で回転しながらタナトスとケツァカトルを襲ったのだ。 それは、チャー達が戦う南西部とは真逆。北東部の滑走路から放たれた物だった。 「赤いザクっ?…いや、アレも、ガンダムなのか!?」 『たった四機で、良くもやってみせるものだ。だが、そうそう好きにはさせんよ』 「クッ、エドワゥ様なのかっ」 クライトが口にした通り、そこに現れたのは、見たこともないもう一機のガンダムだった。 ザクとジムを掛け合わせたようなシルエットに、深紅のカラーリング。 そして、まるで指揮官用ザクIIのような一本角まで持っている。 あのジオンを意識したような設計…。やはり、エドワゥ様本人である可能性が極めて高い。 私は、対峙する赤いMSに通信を図った。 「エドワゥ様!本当に、エドワゥ様なのですかっ!?」 『…ジオンのキャスバルは、あの時に死んだなのだ…。今の私は、エゥーゴのエドワゥ・マス。ジオンに復讐を誓った男だ』 「そんな…、何故ですっ!?やはり、御父上の事がっ!?」 『今は止そう。君も指揮官ならば、部下の命を預かる身である筈だ。ならば、この戦局を乗り切り、切り抜けて見せ給え』 「…っ、やるしか、ないと言うのか…っ」 エドワゥ様は、間違い無く本気だった。 御父上、ジオン・ズム・ダイクンの仇を討とうと、この強大な力を持つジオンに復讐を誓っているのだ。 『チッ、コイツはヤバイぜ、隊長!』 『まるで、コチラの動きが読まれているようだ。…これが、ニュータイプだというのか』 「チャーッ、エースッ!?」 不味い状況だ。 少ない戦力を二分したのが痛手に出た。 一度体勢を立て直さなければ、個々に撃破されてしまう。 だが、滑走路は破壊出来ていない…。 今ここで後退しよう物なら、敵は総力を上げて追撃を仕掛けて来るだろう。 「敗北…だというのかっ」 二機のガンダムが出現した段階で、私の作戦は失敗に終わっていたという事なのか…。 このままでは、チャーとエースの命が危うい。 如何なる事があっても、隊員達の命だけは守らなくては。 「リデェア君、一般回線で、この場の兵士全てに強制通信を開けるか?」 「エゥーゴにも…ですか?」 「そうだ」 「…やってみます」 エドワゥ様と戦うクライトのケツァカトルを後方から支援しつつ、私はリデェアにそう指示した。 だが、驚くべきはその二人の戦いだった。 オデッサ基地からは次々とエゥーゴのMS部隊が出撃を始め、地上はジムで溢れ返ろうとしている。 そして、それ等が狙うのは、全て我が隊の四機のMSだ。 私のタナトスは装甲厚が高い為、多少被弾した所でダメージは無い。 だが、クライトのケツァカトルは量産型MSを改修した物で、決して性能の高い機体とは言えない。 おそらく、一撃でも食らえば、一瞬で蜂の巣にされてしまうだろう。 だが、クライトの動きは常人では捉えきれない程に複雑で、四方八方から飛び交う弾丸の雨を尽く交わしていた。 『見える…そこだっ!!』 『君は、同じなのか?私とっ』 信じられない空間把握能力だった。 エドワゥ様とクライトの戦いは、双方が互いの動きを知り尽くしているかのようで、それでいて紙一重で交し合うという信じられない速度の攻防戦だった。 「これが…、ニュータイプの戦いなのかっ」 直感で、私はそう感じていた。 「隊長!回線、開きました!」 「そ、そうか。良くやってくれた!」 リデェアの技能に感謝せねばなるまい。 私は、直ぐに通信機の音声を上げ、この戦場の全ての兵士達に呼び掛けた。 『エゥーゴの全ての将兵に勧告する。我々には、マスドライバーを使う用意がある!』 …それは、賭けだった。 私の思惑に気付いてくれるものであると、信じるしかなかった。 『即刻、戦闘行為を中止し、降伏せよ。さもなくば、マスドライバーの一撃がこのオデッサを灰燼に帰す事になる!』 月面のグラナダには、ジオンが占領したマスドライバー施設が在る。 これは、本来物資を高速で運搬する為に設けられた物だったが、ジオンは一年戦争時、このマスドライバーで地球に隕石を撃ち込んだ経緯がるのだ。 その時の被害は甚大であり、ブリティッシュ作戦で行われたコロニー落しの次に悲惨な結果を招いた。 だからこそ、今コレを告げる事に意味がある。 私が最初に行った人道的宣戦勧告に対し、この形振り構わない非人道的降伏勧告をどう受け取ってくれるのか。エドワゥ様を信じるより他無かった…。
今日はもう更新する気なかったんですが…ちょっと寝るのにも疲れまして^^; 気分転換も兼ねて、一枚描いてみただす。 ![]() まぁ…何となく判るでしょうけど、ミノタウロスです^^; 今やってるMMORPGパーフェクトワールドで、最近このミノスばっかり相手にしてるんです。 お陰で、目に焼き付いてしまって…。 まぁ、どうせイメージ出来てるんなら、生物ロボ化してしまえ! ってなワケで、今回暇潰…気分転換に描いてみました。 普通ミノタウロスといえば斧だろ!?とか思う人。それは間違いです。 ミノタウロスは、元々何も持ってませんw とある画家がミノタウロスを描いた際、恐怖感を掻き立てる為に死刑囚を斬首する為に用いられた斧を持たせた事が全ての始まりでした。 ちなみに、ミノタウロスとは、迷宮の番人であり、ミーノースという悪魔が生み出した物とされています。 タウロスというのは、半獣人を表す言葉のようで、ケンタウロスのタウロスも同じ意味合いの物のようですわ。 ま、そんなワケで、今日は暇つ…あ、しつこい? 寝るの疲れたんだもん;;w そんじゃ、次は機動戦士ガンダム if ~もう一つの一年戦争~ で、お会いしましょうw さらばですじゃ!
えぇ~、第三話の裏話ですじゃ。 一年戦争以前の出来事は、ほぼ原作通り。 まぁ、サスロが生きてたりもするんですがね? でも、ジオン・ズム・ダイクンが暗殺され、キャスバルやセイラさんがジンバ・ラルに助け出されていて、マス家の養子になった辺りはやっぱそのまんまだす。 でも、ここだけの話し、エゥーゴに参加してる原作のメンバーは非常に少ない。アムロやカミーユ、エドワゥを初め、主力と思われるキャラは生き残ってるんですが…、カイやフラウなどの元ホワイトベースクルーはほぼ全滅しております。 生きてるのは、ブライトくらいのもんですな。 一年戦争時には、マチルダさんも死んでしまってます。モチ、黒い三連星に潰されてw ところが! ちゃーさんの御意見により、その婚約者であるウッディには生きていてもらおうと…w 彼の名言であった、ガンダム一機で戦局が左右されるものではない。というアムロの思い上がりを一喝したあの言葉は今後重要なキーワードになりそうな予感です。 ではでは、第四話をお楽しみにして下さいなw ただ、現状体調が優れない為、やっぱり更新は明日になりそうかなぁ…。 申し訳ないっす><; |一覧|ジュンちゃん3368's Shopping List
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