■支援プロジェクトNO.4【がん患者支援プロジェクト】 NO.4「オハイオからのメール」 2005年6月23日 AM11:26 1通のメールが届いた。 はじめまして。現在、夫、7歳の息子、2歳の娘と、3月よりオハイオ州クリーブランド郊外にんでいますXXXXです。 「生活ホットモーニング」に出てらしたシュウさんでしょうか? 昨日、日本語衛星放送で番組を見ながら、5月に息子の小学校が参加したRFLの事を思い出していたところ、RFLが番組で紹介され、それを日本で広めようとしている方がいると知り、思わずサイトを調べてメールをしています。 RFLは、ご存知かも知れませんが、学校でも参加しています。 息子の学校での様子が少しでも参考になればと、励ましの気持ちを込めて、報告させて頂きます。 約1ヶ月間の間に、子ども達がお金を集め、RFLの当日は、生徒、父兄、地元の方、皆で学校のグラウンドをリレーします。 「癌」というと日本だったら、深刻になりがちなテーマを、お祭りのように楽しみながら、みなの関心とお金を集めてしまうアメリカのやり方に、深く感銘を受けていました。 1ヶ月の間に、RFLの、お金を集める貯金箱、hopeと書かれたリストバンド、ネックレス、バンダナが売られます。 又、知り合いで癌で亡くなった方の名前を、$5(550円位)出すと、星型の紙に書いて張り出して貰えます。 それらの収益金は全て寄付されます。 当日は、生徒は勿論、先生や父兄の方も、紫色のTシャツを着たり、紫のRFLバンダナをネックレス風に首に巻いたり、ブレスレット風に腕に巻いたりして、皆RFLファッション、とてもお洒落でした。 お昼は、参加者皆で外で食べ、その後、音楽にあわせて皆で踊ったりもしていました。 地域のサバイバーの方も、一緒に歩きました。 私も当日、お金を数えるボランテイアをしましたが、6000ドル近く(60万くらい)のお金を集めることが出来ました。 全米の学校、病院で、又毎年のことですから、合わせると大きな額になると思います。 (但しアメリカの全ての学校で参加しているわけではありません。 今まで3年住んでいたニューヨークの学校ではありませんでした。 どこも都市部は忙しいのでしょうか?) 当時6歳だった息子は、活動の意味をあまり理解していないようでしたが、それでも、こういう活動に参加出来るのは意義深い事と思いました。 もう一つ、私がアメリカで感じている事は、医療での精神面のケアの素晴らしさです。 7歳の息子が検査をするにも、検査の方法を説明、息子の質問にも根気強く答えてくれます。 そしてそれがいかに大切かを説明してくれます。可能な限りで息子の意思も尊重してくれます。 息子が痛がっても、看護婦さん全員で声をかけ、励ましてくれ、検査が終わると、褒めてくれます。 プロ意識を感じます。 私の経験では、日本の病院はとても忙しそうですものね。 日本とアメリカそれぞれ、いい面がありますが、私がアメリカで「すすんでいる」と感じたことを書いてみました。 来年も息子の学校でRFLに参加すると思うので、又報告します。 今年の様子が、写真入りで地元の新聞に載っていたので、お送りしたかったのですが、見当たらなくなってしまいました。 必要であれば来年は写真を撮って送りますので遠慮なく、おしゃってください。 それでは Good Luck! |