今日お友達ママに会ったらこんなことを言っていた
「ある子供向けサイトにね、こんな俳句が載ってたの
『夏休み ママと子供は のびのびた』
これってどう思うぅ?ひどいよねぇ」
その場に居合わせた母たち一同、鼻息を荒くして
「ひどーい、ひどすぎるーーーー!」と大絶叫
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今日はとっても元気な兄怪獣
昨日までは右足をびっこ引きながら歩いていたのだが、
弟怪獣とビーチボールでサッカーをしてた
「なーんだ、そんなに元気だったらサッカーの練習も行けたんじゃない?」と言ったら
急にしゃがみこんで足を押さえる
なんじゃそれ
ということで午後からはスイミングに行ってきた
ふぅ、これで少しは怪獣兄弟たちも体力を消耗してくれただろう
と思ったのだが、母の思いは甘かった
スクールを出ようとすると弟怪獣がきっぱりと宣言した
「お相撲の公園に行く!」
へ?今からかい?
スイミングスクールは隣の駅のそばにある
そこからいつも行ってるお相撲の公園は我が家を通り過ぎて更に少し行ったところだ
プール帰りの子供を連れて行くなんてとんでもない
ところが弟怪獣の心は決まっていた
「お相撲の公園!行くの!!!」と言い張って譲らない
ふぇ~~~
仕方が無いのでスクールのそばにある通称「恐竜公園」という公園に行くことにした
そこにはディメトロドンの形をした滑り台やトリケラトプスのオブジェもどきなどがある
怪獣兄弟は大喜びして公園内へと走り出した
2人は何を思ったかサンダルをシャベル代わりにして遊びだした
あっちをザクザク、こっちをザクザク
公園中の至る所を掘り返す怪獣兄弟
すると今度はサンダルをバケツ代わりにして、掘った土やら砂やらを一生懸命滑り台に運び続けた
弟怪獣は兄怪獣のことを「船長」と呼び、
なにやら敬語で話し掛けていた
どうやら2人は滑り台を船に見立て、
火星で宝さがしをしているという設定で遊んでいるらしい(明らかにテレビアニメのぱくり)
船である滑り台から下りている間は泳いでいる格好で移動する
もちろんサンダル片手にである
ヘンな2人だ
まぁ、勝手に2人で遊んでくれていたので母は木陰でひたすら他人のフリを決め込む
あっという間に砂まみれ、汗まみれのきちゃないお子ちゃまが出来上がった
あーあ、毎日洗濯物は山のようだし、
遅くに帰宅しても夕飯は食べさせなくちゃいけないし(決してちゃんと作るとは言わない)、
お風呂だって毎日入れさせないとだめだし・・・
のびのびする時間なんて無いよねぇ
『夏休み 母も欲しいと すねおくん』