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テーマ:鉄道(22160)
カテゴリ:韓国・ソウルの交通
きょうの中央日報20面に載っていた記事です。 韓国・国土海洋部は4日、京釜線・湖南線と仁川空港鉄道を結ぶ「空港鉄道連繋施設拡充事業」を承認したとのこと。 この事業計画によると、京義線の水色(スセク)駅の北西辺りから仁川空港鉄道との間に短絡線2.2kmを新規に建設し両線をつなぎ、釜山や光州方面からのKTXがソウル駅を経由しそのまま仁川国際空港までKTXに乗っていけるようにするそうです。 中央日報の記事によると、2013年末にはこの仁川国際空港直通KTXが運転を開始するとのことで、釜山‐仁川国際空港間は2時間55分、2014年に開通予定の湖南高速鉄道を利用して光州から仁川国際空港へは2時間9分で結ぶ予定とか。 国土海洋部関係者によると開通当初は空港直通KTXは1日10本程度で状況を見て増発するとのこと。
上の写真が中央日報に出ていた図なのですが、ソウル駅に入線したKTXはそのまま京義線を北上し、ソウル駅北の西小門踏切、新村駅、加佐駅、水色駅を通過、ソウル日本人学校やDMC先端産業センターの横の水色橋を潜ってから比較的用地の余裕がある地域(貨物の留置線などがあったりします)があるのでその辺りから短絡線を新設し、仁川空港鉄道が地下から出てくるDMC団地の裏側あたりのところで空港鉄道と合流、という形になるのではないかとおもいます。 こうなると、いま仁川空港鉄道に乗るのにやたらと地下深いところまで降りていかねばならない仁川高速鉄道のソウル駅地下ホームを利用せず、京義線区間(ソウル駅~水色駅)はのろのろ運転でも乗換便利な地上のソウル駅からKTXに乗って仁川空港に向かう人も出てきそうな感じですね。 また、以前このブログでもご紹介した2018年の平昌冬季オリンピックのときも、KTXの車両が仁川空港からこの短絡線を通ってソウル駅、そして江原道へと疾走(五輪時までの仁川・ソウル・平昌間の高速鉄道専用新線の建設は大部分の区間でやめたようなので在来線経由になるかとはおもいますが)することになりそうです。 また仁川国際空港のアクセスが改善される感じですが、わが日本の成田・羽田空港は大丈夫なんでしょうか。日本の空港もがんばれ!!! ★関連記事★ 釜山・光州からKTX乗って仁川空港へ(中央日報・韓国語版) 仁川空港鉄道連繋施設拡充本軌道(イータイムズ・韓国語) ↓ 1年ちょっとですぐに空港へ乗り入れができるというのも、在来線の線路でも走れるKTXの強み。でも安全運転、宜しくお願いします! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年04月05日 17時33分42秒
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